2008/10/10 - 2008/10/13
148位(同エリア161件中)
Yoyosaiさん
- YoyosaiさんTOP
- 旅行記39冊
- クチコミ13件
- Q&A回答24件
- 58,963アクセス
- フォロワー0人
10月、暖かい場所を求めて行って来ました。
イタリアの離島。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー
-
またもライアンエアにてロンドン・スタンステッドを
朝6時半の便で出発、シチリア島の西にあるパレルモ
まで。
空港から鉄道駅まで小1時間、パレルモ駅から
ミラッツオ駅まで東へ約3時間、港までバスで15分、
最後にフェリーで約1時間。かなりの長旅ですが、
鉄道のかなりの部分が地中海沿いを走り、左に海、右に
山という絶景で旅好きには耐えられません。車窓から
外を眺めて飽きることがありませんでした。
イタリア、昼休みがあるようでミラッツオ港から少な
くとも1時間に1〜2本は出ているフェリーがちょうど
2時間抜けていました。あと一息なのに〜港で立ち往
生。愛車パンダの姉妹(同じ色)を発見。
鉄道は2時間半〜3時間も乗るのに、片道10ユーロしま
せんでした。驚き。各停のローカル列車と特急は料金が
違うので切符を買うときに乗りたい便を言うとよいよう
です。切符は有効期間が長いので、乗る前にプラット
フォームにある一見ガスか電気のメーターのような
刻印機で自分でスタンプを押します。日本にはないしく
みですね。 -
フェリーには犬も乗ります。
-
4年前と5年前にも行ったことがあるのですが、その後、
エオリア諸島で一番大きな町、リパリはさらに観光地化
が進んだようで、旅客専用フェリーの発着港が変わって
いました。
以前は、旧港マリナ・コルタ(この写真と表紙の写真)
でしたが、カーフェリーに使われていた、街の反対側
にある広いマリナ・ルンガに統一されていました。
着いたときに、何か違うと思ったら… -
エオリア諸島で有名な産物の1つ、ケッパー。
塩漬けです。 -
魚介類もおいしい。移動魚屋。
スーパーには肉・チーズを売るカウンターがあるが、
魚売り場が特になく、魚屋が街に出ているようです。
スーパーの出口前でお客を待つ手押し車も見かけました。 -
リパリの町から道路を歩いて南下。
下がると言っても、ずっと上り。
1時間ほどで「観測所」にたどりつく。
ここから隣のヴルカノ島の火山を観測してるらしい。 -
標高ゼロからどんどん坂を上る。
10月だけど20度以上あるのか、汗だく。
さすがアフリカの地が近いだけあって日差しが
強く、帽子でしのぎました。去年のコルシカもかなり
のものだったけど… -
どうも、携帯電話の基地か中継局のようです。
-
リパリ島のすぐ隣にあるヴルカノは今も活動を続ける
火山島で、クレーターがあり硫黄が吐き出されています。
前回に行ったのですが、その匂いは強烈で、
クレーターの周りに道があるのですが先に進めません
でした。風向きが変わって硫黄の蒸気の中に入って
しまったときは、そのまま死ぬかと思いました。
死ななかったけどね。
真っ赤な溶岩が見える有名な活火山ストロンボリ島も
エオリア諸島の一部で、ナポリなどのイタリア半島からの
フェリーが最初に寄る島で、シチリア島から向かう場合は
一番遠い島になります。リパリに滞在すると、クルーズで
連れて行ってくれるようです。行きたいとは思ったのです
が、実は船が怖いので、小さな船で遠くまで行く勇気が
なく… -
とりあえず持っていったパンにハムとチーズを
はさんだ昼食を食べる。 -
サボテンです。すごいなあ。
-
暑いよお。
-
南国らしい光景。民家の玄関先の階段にタイルを使って
います。建物の中も床がタイル張りです。 -
南国らしい光景。民家の庭ですが、これで10月半ば
ですよ。 -
甘いのに苦味のあるカンパリ。
イタリアっぽい飲み物ですよね。
添え物のオレンジにかじりついた。 -
パンナコッタ。イタリアだし、と食べてみました。
プリンとしてました。こんなもの? -
リパリをはじめ、エオリア諸島には長い長い歴史があり、
城塞の中には考古学博物館もあります。この保存地区に
も野良猫が実にたくさんいて、あ、猫だ〜なんて寄って
行くと、次から次に出てきました。管理人にエサをもらっ
ているようでした。横道にお皿が並んでいたのがおか
しい。 -
城塞内。
-
城塞内には教会もあります。正面に写る聖バルトロメオ
大聖堂に向かう階段。 -
城塞はまあ当然だろうけど高い場所にあって、そこから
真下に見える海がとんでもなくきれいでした。 -
もう一枚。
-
こちらが、現在フェリーが発着する「マリナ・ルンガ」
左に青い看板が見えるところがバスの発着所のようです。
思いのほかきっちりバスが運行しています。
ローカル線好きのわたしですが、はっきりした行き先が
あるわけでもなかったので不安で乗れませんでした。 -
高速艇で島を去る。上天気で帰るのが惜しかったです。
ちなみに、右下に写っている毛むくじゃらの腕は、よそ
の人です。わたしじゃありませんよ! -
リパリからミラッツオに戻る前に、船はシチリア本島に
一番近いヴルカノに寄りました。
ここも観光地で、ドイツ人の熟年ツアー客が何十人もここ
で降りて行きました。
右手の小山というか大岩の向こうに、火山の地熱による
泥の入浴所があります。おもしろそう。 -
そしてまた駅へ。フェリーの遅れで1本を逃し、次の電車
を待つ間に何もない駅前の売店(トラックだ)で買った
アランチーニ(1個だとアランチーノ?わからない)。
お米のコロッケで、チーズとミートソースが入っていま
す。ケースに置いてあったので期待してなかったのだけ
ど、揚げたてだったのかとてもおいしい。単に空腹だっ
ただけかな。おにぎりくらいの大きいものです。 -
駅はとても静か、石造りで清潔。
発着便がはっきりと表示されています。遅れもばっちり
表示され…15分遅れが30分となり…結局1時間近く遅れ
ました。ローマ発の特急は移動距離が長い分遅れるみた
い。その後のローカル線の方が先に定刻で来ちゃいまし
た。どこかで追い抜かれるはずなので、それは見送って
パレルモ行きの特急を待ちました。
時間つぶしにこの写真を撮っていたら、地元の人らしき
おやじさんに日本人か、と聞かれました。
カメラ=日本人観光客という図式はあまりにステレオタ
イプ。今の若い人にはそんな連想はないんじゃないかな。 -
静かな昼下がりのプラットフォーム。観光地エオリア
諸島に渡る港町のせいか、切符売場の駅員さんもきれい
な英語を話し、待つ客の国籍もさまざま。
構内放送もイタリア語の次に英語が続きます。
余談ですが、結局、パレルモ駅に着いたとき、空港での
チェックイン終了時間まで1時間を少し切っていた。
来るときのバスは1時間以上かかったので、タクシーに
乗った。残りの現金も限られているので駅前の
タクシー乗り場で聞いたら、50ユーロ、という。
バスの3倍だが背に腹は…変えられない…飛ばして
くれて(軽口もね)30分ちょっとで着いたけど、
きっちり50ユーロを払いました。メーターは42くらいだっ
たかな。メーターを指差すと、帰りが空車だし〜とか言
う。まあいいや、最初に値段を聞いてしまったし…ぼられ
た、といういやな気はしませんでした。シチリア最後に
陽気な運ちゃんに一杯おごったような、のどかな気分で
機上の人となりました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
27