ジローナ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
スペイン旅行三日目前半は、ジローナへドライブ。<br />一番の見どころ・カテドラルを中心に、細い路地のユダヤ人地区をぶらぶら散策。<br />当初、カテドラルが見たくて訪れましたが、この町の穏やかで生活感ある佇まいそのものが気に入りました。

2008スペイン旅行(2)ジローナの町歩き

4いいね!

2008/08/01 - 2008/08/01

68位(同エリア83件中)

0

27

すい

すいさん

スペイン旅行三日目前半は、ジローナへドライブ。
一番の見どころ・カテドラルを中心に、細い路地のユダヤ人地区をぶらぶら散策。
当初、カテドラルが見たくて訪れましたが、この町の穏やかで生活感ある佇まいそのものが気に入りました。

同行者
家族旅行
交通手段
レンタカー
航空会社
ANA
  • アイグアブラバから片道1時間かけてジローナに到着。<br />新市街から見たカテドラル。大きくてひときわ目立っていました。

    アイグアブラバから片道1時間かけてジローナに到着。
    新市街から見たカテドラル。大きくてひときわ目立っていました。

  • オニャー川を渡って、ジローナの旧市街に入ります。

    オニャー川を渡って、ジローナの旧市街に入ります。

  • 眺める角度によってカテドラルの印象が全然違います。<br />こちら側からはいかにもな尖がったゴシック様式。<br />

    眺める角度によってカテドラルの印象が全然違います。
    こちら側からはいかにもな尖がったゴシック様式。

  • カテドラルに行く前に、隣のSant Feliu教会に寄り道。<br />入り口のアーチ下に顔がくっついているのがおもしろい。

    カテドラルに行く前に、隣のSant Feliu教会に寄り道。
    入り口のアーチ下に顔がくっついているのがおもしろい。

  • これが正面から見たカテドラル。<br />前の階段で、多くの人が休憩していました。<br /><br />ここでペットボトルを手に「アイグア、アイグア!」と叫んで水を売っているおばさんが一人。<br />このとき、初めて「アイグア」がカタルーニャ語でaqua(水)なのだと気づきました。<br />

    これが正面から見たカテドラル。
    前の階段で、多くの人が休憩していました。

    ここでペットボトルを手に「アイグア、アイグア!」と叫んで水を売っているおばさんが一人。
    このとき、初めて「アイグア」がカタルーニャ語でaqua(水)なのだと気づきました。

  • 正面は完全なバロック様式。<br />一つの建物のなかに建築様式が混然としているのが、この教会の特徴だとのこと。<br /><br />教会の中では、各時代にどんな姿であったのかを模型にして展示していました。改築・増築を重ねて今の姿に至った経緯がわかって興味深かったです。

    正面は完全なバロック様式。
    一つの建物のなかに建築様式が混然としているのが、この教会の特徴だとのこと。

    教会の中では、各時代にどんな姿であったのかを模型にして展示していました。改築・増築を重ねて今の姿に至った経緯がわかって興味深かったです。

  • この回廊に入る前に、宝物殿を見学。<br />11世紀から12世紀に製作されたという「天地創造のタペストリー」がありました。<br />1000年近く前の刺繍(しかもとても大きい作品)がきれいな形で残されているのにはびっくり。<br /><br />もちろん撮影禁止なので写真はナシ。

    この回廊に入る前に、宝物殿を見学。
    11世紀から12世紀に製作されたという「天地創造のタペストリー」がありました。
    1000年近く前の刺繍(しかもとても大きい作品)がきれいな形で残されているのにはびっくり。

    もちろん撮影禁止なので写真はナシ。

  • 回廊は、この教会の中で最も古いロマネスク様式。<br /><br />スペインに来る前、『石も夢見るスペインロマネスク』(村田栄一著)という本を読み、この回廊には当時の石工たちが、自分たちの姿を刻んだ彫刻があると知って、楽しみにしていたのです。<br /><br />早速見つけました! 木の桶に入った水を運んでいます。<br />

    回廊は、この教会の中で最も古いロマネスク様式。

    スペインに来る前、『石も夢見るスペインロマネスク』(村田栄一著)という本を読み、この回廊には当時の石工たちが、自分たちの姿を刻んだ彫刻があると知って、楽しみにしていたのです。

    早速見つけました! 木の桶に入った水を運んでいます。

  • 二人の石工が石を刻んでいます。現場を視察しに来た司祭と助祭の姿も見られます。<br /><br />彫刻の中に自分たちの姿もちゃっかり取り入れる、遊び心のある石工たち。なんだかほほえましいです。<br /><br />でも、1000年後に自分たちの姿を日本から見に来る人間がいる、なんてことはさすがに想像していなかったでしょうね。

    二人の石工が石を刻んでいます。現場を視察しに来た司祭と助祭の姿も見られます。

    彫刻の中に自分たちの姿もちゃっかり取り入れる、遊び心のある石工たち。なんだかほほえましいです。

    でも、1000年後に自分たちの姿を日本から見に来る人間がいる、なんてことはさすがに想像していなかったでしょうね。

  • 中庭から差し込む光と影のコントラスト。素敵です。

    中庭から差し込む光と影のコントラスト。素敵です。

  • 手前のレリーフにもほれぼれ。 <br />こういうの、たまらなく好きです。

    手前のレリーフにもほれぼれ。
    こういうの、たまらなく好きです。

  • 床にもぎっしり、文字やマークが彫られています。<br />残念ながらラテン語、さっぱりわかりません。

    床にもぎっしり、文字やマークが彫られています。
    残念ながらラテン語、さっぱりわかりません。

  • ピンボケでわかりづらいのですが、<br />ひざまづいている人に手をかざしているのはキリストでしょうか? 左には天使も飛んでいます。

    ピンボケでわかりづらいのですが、
    ひざまづいている人に手をかざしているのはキリストでしょうか? 左には天使も飛んでいます。

  • 天使たちのレリーフ。

    天使たちのレリーフ。

  • 天使のわりになんだか人間味にあふれていて、親しみをおぼえます。<br />

    天使のわりになんだか人間味にあふれていて、親しみをおぼえます。

  • ものすごく不自然な体勢で横たわる人。

    ものすごく不自然な体勢で横たわる人。

  • かわいいライオン。首が疲れそうです

    かわいいライオン。首が疲れそうです

  • これも石工たちの仕事風景でしょうか。<br />この回廊の彫刻はどれも素朴な味わいです。<br /><br />ゴシックのような威圧感がないのは、ロマネスク様式の特長だからでしょうか? それともここを作った石工たちの人柄ゆえでしょうか?<br /><br />いずれにせよ、ほのぼのとした彫刻にとても好感がもてました。

    これも石工たちの仕事風景でしょうか。
    この回廊の彫刻はどれも素朴な味わいです。

    ゴシックのような威圧感がないのは、ロマネスク様式の特長だからでしょうか? それともここを作った石工たちの人柄ゆえでしょうか?

    いずれにせよ、ほのぼのとした彫刻にとても好感がもてました。

  • カテドラルの扉口。<br />アーキヴォルトが六重にもなっています。<br />コテコテな彫刻はなくても重厚感があります。

    カテドラルの扉口。
    アーキヴォルトが六重にもなっています。
    コテコテな彫刻はなくても重厚感があります。

  • カテドラルを出て、ジローナの町を散策。

    カテドラルを出て、ジローナの町を散策。

  • あっちへ行ったりこっちへ行ったり。<br />細い石畳の路地は迷路のよう。

    あっちへ行ったりこっちへ行ったり。
    細い石畳の路地は迷路のよう。

  • 生活感のあるジローナの町。こんなところで暮らしてみたいなぁ。

    生活感のあるジローナの町。こんなところで暮らしてみたいなぁ。

  • アイスの中でアイスを食べる坊や。<br />スプーンを短く持って、食べる気満々。<br /><br />一方、我々はお腹いっぱいだったので、写真だけ撮らせてもらいました。

    アイスの中でアイスを食べる坊や。
    スプーンを短く持って、食べる気満々。

    一方、我々はお腹いっぱいだったので、写真だけ撮らせてもらいました。

  • ジローナからアイグアブラバに戻る途中に陶器の町、la Bisbal emporadaがあります。<br />この町にも絶対立ち寄ろうと決めていました。

    ジローナからアイグアブラバに戻る途中に陶器の町、la Bisbal emporadaがあります。
    この町にも絶対立ち寄ろうと決めていました。

  • あいにくシエスタの時間帯にぶつかってしまい、営業している店はごくわずかだけ。<br /><br />外の気温は39度。直射日光の厳しいこと! 50メートル歩くだけでヘトヘトになりました。

    あいにくシエスタの時間帯にぶつかってしまい、営業している店はごくわずかだけ。

    外の気温は39度。直射日光の厳しいこと! 50メートル歩くだけでヘトヘトになりました。

  • 明るい赤の色やディスプレイがいかにも南国スペイン。 もっといろいろ見て回りたかったなぁ。

    明るい赤の色やディスプレイがいかにも南国スペイン。 もっといろいろ見て回りたかったなぁ。

  • 購入したのは、陶器のキャセロール。<br />一客フタ付で、3ユーロちょっと。<br />フタなしだったら一つ、1.8ユーロ。<br />むちゃくちゃ安い! <br /><br />スープや煮込み料理にお値段以上の活躍をしてくれています。<br />

    購入したのは、陶器のキャセロール。
    一客フタ付で、3ユーロちょっと。
    フタなしだったら一つ、1.8ユーロ。
    むちゃくちゃ安い! 

    スープや煮込み料理にお値段以上の活躍をしてくれています。

この旅行記のタグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

スペインで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
スペイン最安 393円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

スペインの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP