2008/10/11 - 2008/10/11
208位(同エリア481件中)
シベックさん
豊橋手筒花火の二度目の見物は、羽田祭の一週間後の小池神社でした。多少の予備知識は持てたものの羽田八幡宮とは少し違った感じがしました。同じ秋祭りでもそれぞれの神社には特徴があるそうです。後から知ったのですが、こちらの小池神社は手作り立物花火「大柳」や巨大な火車「大風車」、「絵仕掛」が見ものだそうです。
写真は、小脇に抱え小池神社に放揚される手筒花火。
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夕焼け空
2008年10月11日(土)、東名高速道・豊川ICを下り、
国道151号を豊橋に向かう途中で空が赤く
色づきはじめました。
気になって農道に車を乗り入れ数枚シャッターを
切りました。
この日は雲が低く垂れこめ風の強い日でした。
綺麗でしたが、なにか怪しげな夕焼け・・。 -
小池神社
遠くのこんもりした森のあたりから、
爆竹の音がパンパンパンとなっていました。
小池神社には6時過ぎに到着。
先ずはお参りを・・。 -
境内の様子
小池神社は、楠の木を中心とした豊かな緑に
囲まれていました。
小池神社にある棟札には、元和9(1623)年とあり、
歴史のある神社です。
豊橋駅から南に約3km。豊鉄渥美線小池駅下車約10分。
スピーカーからアナウンス・・。
間もなく花火が始まるようです。 -
羊羹花火の放揚
一人ずつが点火した羊羹といわれる
小さな手筒を持ち、
円弧状に歩きながら連続して打ち上げます。
約半周りでハネ爆発。 -
羊羹花火
炎の高さは4〜5m。
火の粉の中での放揚です。 -
オレンジ色の炎
小さいながらも最後は、
ハネ爆発します。 -
子供連の大筒
神輿の大筒が子供たちと一緒に、
ワッショイ!ワッショイ!・・と暗闇から登場。
観客からヤンヤの拍手が起こりました。
明日を担う子供たち・・。
儀式のあと点火され、大空に上がりました。
さすがは大筒。 -
子供連の乱玉奉納
別の子供たちの神輿が登場!
いわれのある儀式とともに、
3本の火から着火用の花火にうつされ・・
櫓の上で呪文を唱え・・。
(水という字を書いているそうです。)
竜の姿のようにも見えます。 -
そして着火!
-
乱玉奉納
ヤグラに仕込まれた乱玉が
打ち上がります。
音も勢いも強烈です。
打ち上がる炎は、数種類。
空ではじけます。 -
いよいよ手筒花火
寝かせて着火
火が安定するのを確認し持ち上げ・・。
手筒奉納の順序
http://4travel.jp/traveler/breeze63/pict/14689705/src.html -
手筒放揚・勇猛果敢
手筒花火は、奉納者がこれを小脇に
抱え持ち燃焼させるので、
全身に火の粉を浴びながらの奉納となり
豪快そのものです。 -
最後のハネ
最後に「跳ね」と言われる
ハネ火薬が30秒たらずで爆発し
轟音とともに終了します。
音は強烈!! -
火の海
火の粉が束になって
落下してきます。
火のスダレのようでも・・。 -
忍耐・・
手筒の構造は、
モウソウ竹を約60cmほどの長さに切った
筒に火薬を詰め、
外側に荒縄を巻き付けて
補強したものです。 -
ドーンと強烈なハネ爆発!
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凛々しい姿
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二人同時の放揚
こちらの神社では一人、または二人同時での放揚
(奉納)でした。 -
ハネ
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跳ねの瞬間
カメラもびっくりしたのか
露出オーバー。 -
火の粉を浴びながら手筒花火の放揚
-
交差する炎・ふりそそぐ火の雨
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ドカーンと逆噴射!
点火から30秒弱で、ハネ火薬が爆発します。
これで奉納は完了します。
終わりが分かりやすい。 -
火の粉のカーテン
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跳ねで奉納は完
全身火にまみれて・・。 -
火の粉を浴びて
五穀豊穣・町の安全を祈り・・。 -
2本同時の跳ね爆発
少ない経験では、
初めて見た同時のハネ爆発・・。
強烈な火柱と大轟音!! -
轟音!
跳ね・・筒から火柱。
地が燃えてい入るような・・。 -
迫力! 跳ね爆発
豊橋やその周辺の東三河地方では、秋祭りが神社を中心に繰りひろげられています。まだ、今からでも間に合う手筒奉納もあります。体感してみませんか。
豊橋観光コンベンション協会
今年の手筒花火スケジュール
http://www.honokuni.or.jp/toyohashi/html/fireworks_01.html -
絵仕掛ヤッターマン
子供さんの喜びそうな
マンガのキャラクターが幾つか
仕込まれていました。
このほかにも
文字仕掛けもありました。
羽田八幡宮の手筒花火は・・
http://4travel.jp/traveler/breeze63/album/10279623/ -
神社にお参りし帰路に・・
8時ごろヤッターマンの絵仕掛けをみたあと、
神社をあとに・・。
この日は宵祭りでしたが、本祭りは明日だそうで、
街は大変な賑わいになることでしょう。
雨が降りそうな荒れた日でしたが、夜には風も止み
雨も降らず、幾つかの手作り花火を
楽しむことができました。
いつまでも続いてほしい伝統の花火・・。
〜おわり〜
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この旅行記へのコメント (8)
-
- とんちゃん健康一番さん 2008/11/27 09:48:48
- 昨日(本日の一枚)♪
- シベックさんへ♪
昨日の本日の一枚!!
豊橋でしたね!!
カキコしようと思っていたんですが・・・
今日になっちゃいました!!
これはやはりすごい!!ですぅ☆
- シベックさん からの返信 2008/11/28 00:28:22
- RE: 昨日(本日の一枚)♪
- とんちゃん健康一番さん、こんばんは!
ご訪問コメント、お気遣いありがとうございます。
>昨日の本日の一枚!!
豊橋でしたね!!
カキコしようと思っていたんですが・・・
今日になっちゃいました!!
これはやはりすごい!!ですぅ☆
ありがとうございます。
知らなくて・・よく覘いてくださるトラベラーさんに
教えてもらって知ったような次第です...(^^ゞ。
めったに選ばれることがないので、見ていませんでした。
できれば・・これからも選ばれるような写真を撮ってみたいです。
手筒花火は、素晴らしいですよ。
チャンスがありましたら、是非、ご覧ください。
シベック
-
- お松さん 2008/11/08 11:24:59
- 火傷の痕
- シベックさん
すごくご無沙汰しております
日々の忙しさにかまけて、他人様の旅行記をコメントもせずペタペタしてました
豊橋は手筒花火発祥の地ですね
静岡もある一部分はかつて三河國だったので
その地では手筒花火を開催しています
…が見に行った事はありません(^-^;)
その土地の男性から聞いたところ
「土地それぞれで花火の作り方が違う」のだそうです
…手筒花火はほろ苦い思い出が甦ってきます…
- シベックさん からの返信 2008/11/08 21:50:02
- RE: 火傷の痕
- お松さん、こんばんは!
お久しぶりです。お元気そうでなによりです。
今日は手筒花火を見ていただいたようで嬉しいです。
今年初めて生で見る機会がありました。
>静岡もある一部分はかつて三河國だったので
その地では手筒花火を開催しています
…が見に行った事はありません(^-^;)
それは残念ですね!
お松さんは確か湖西あたりだったでしょうか?
間違っていたら・・ごめんなさい。
発祥は豊橋のようですが、三河國は元より静岡の東の方でも奉納されているようですね。
>その土地の男性から聞いたところ
「土地それぞれで花火の作り方が違う」のだそうです
基本は同じようですが、詳細はそれぞれの土地で少しずつ違うようですね。
豊橋の2ヵ所でしか見ていませんが、手筒の持ち方も違っていたようでした。
>…手筒花火はほろ苦い思い出が甦ってきます…
何となく分かるような気がします。でも、お聞きしたい気もします。
シベック
-
- とんちゃん健康一番さん 2008/10/30 17:39:43
- すご〜い!!
- シベックさんへ♪
お邪魔しますぅ☆
花火!!
物凄いですね!!
かなりの忍耐力が必要かと!!
迫力満点に1票♪
- シベックさん からの返信 2008/10/30 23:31:08
- RE: すご〜い!!
- とんちゃん健康一番さんさん、こんばんは。
手筒花火見ていただき、ありがとうございます。
地元にいながら、はじめて見る神社の手筒花火でした。
愛知県内でも西と東では、お祭りもかなり違い、
私の住む西の尾張地方にはこんな花火はなく、生で見て驚きました。
>花火!!
物凄いですね!!
かなりの忍耐力が必要かと!!
迫力満点に1票♪
音が凄いです。傍で見ると本当に・・迫力満点です!
チャンスがあったら是非一度ご覧ください。
投票、ありがとうございました。
シベック
-
- kuropisoさん 2008/10/20 02:34:25
- おお〜!
- シベックさん
こんばんは。
なんと二週連続で行かれたのですね!
素晴らしい旅行記を有難うございます。
こちらの撮影環境はいかがでした?
三脚は立てることができたのでしょうか・・・?
私はこの写真がお気に入りです。
Kuropiso
- シベックさん からの返信 2008/10/21 00:23:42
- RE: おお〜!
- kuropisoさん、こんばんは!
小池神社の手筒みてくださり、お気遣いもありがとうございます。
>なんと二週連続で行かれたのですね!
素晴らしい旅行記を有難うございます。
もう一度見てみたく、行ってしまいました。
奉納の数は八幡宮よりは少ない感じでしたが、仕掛けがいろいろありました。
混雑は八幡宮よりはましでしたが、見られる範囲が一面のみでした。
>こちらの撮影環境はいかがでした?
三脚は立てることができたのでしょうか・・・?
見られる範囲が15mほどで限られていましたので、その範囲は混んでいました。
場所も三脚立てることはできず、人の肩越しの手持ちで撮りました。
ラッキーなことに前におられたお客さんが帰られたので
半開き状態の三脚で30分ほど撮ることができました。
でも、花火の奉納も変わりばえしなく、少し飽きもきて帰ることにしたのですが、
後で調べると立物と言われる花火があったようです。
>私はこの写真がお気に入りです。
ありがとうございます。
最もオーソドックスな写真ですが、私も好きな一枚です。
シベック
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