蔭涼寺の銀木犀と和泉市の名所旧跡

2008/10/08 - 2008/10/08

大阪府和泉市の蔭涼寺で本堂前の樹齢３５０年と言われる銀木犀２本と、後に植えられた金木犀の大木が見頃を迎えたのことで行って来ました。
朝９時頃に蔭涼寺に到着。何でも前日にＴＶで紹介されたとかで平日にもかかわらず、すでに数組の人々が訪れていた。
山門をくぐると銀木犀、金木犀がちょうど見頃で、境内いっぱいに甘い香りに包まれ、トンネルとなった木の間をくぐり本堂へ。
この本堂の天井には、伏見城の戦乱で血塗られた床板が使われ「血天井」と言われて、血の跡がはっきり残っていた。
この後和泉市の歴史を訪ねて泉井上神社、熊野詣小栗街道、松尾寺と巡り、最後に西国三十三ヶ所第四番札所の施福寺へ。
標高４９１ｍの槇尾山頂にある修験道の寺院である施福寺は麓の駐車場からでもかなり険しい道で、１０月とはいえ少し暑い日だったので汗びっしょりになりながら本堂に到着。
知らなかったがちょうどご本尊のご開帳があり弥勒菩薩、千手観音などが拝観できた。このご開帳のためか平日にもかかわらず参拝客が後を絶たなかった。

エリア 和泉・泉大津(大阪)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

山門前の駐車場付近に配置された石仏

蔭涼寺山門

本堂前の銀木犀と金木犀

鐘楼

金木犀

金木犀

本堂側から見た２本の銀木犀

銀木犀

重なり合う銀木犀と金木犀

銀木犀の幹

本堂

血天井

泉井上神社

和泉の地名発祥となった「和泉清水」がある。

泉井上神社近くの古い民家

熊野詣小栗街道

街道沿いに所々「道しるべ」がある

八坂神社

小栗判官笠掛け松

根元に照手姫腰掛石がある
（この街道を小栗街道と呼ぶのはこの小栗判官・照手姫の伝説に由来している。）

平松王子案内石標

後鳥羽上皇が平松御所を設けて宿泊した場所

佐竹ガラス

日本唯一の工芸用ガラス棒生産工場
国の登録有形文化財になっている。

こんな壺が並んでいる。

溶けたガラスを成型中の人たち

松尾寺入り口の階段

首堂

源義経が源平一の谷の合戦で戦死した将士の首舟一艘をこの地に葬り菩提を弔った。

山門

持國天

金堂（府指定重要文化財）

施福寺駐車場近くの茶店を過ぎるとすぐにある満願滝弁財天本堂

満願滝

参拝に訪れた人々の列

岩を割って伸びる古木

山門前の六丁の石標

施福寺山門

大日堂

参道のあちこちに咲くアキチョウジ

弘法大師姿見の井戸

参道の石段

一丁の石標

本堂まであとわずか・・・

弘法大師御剃髪所跡

最後の石段
これを登ると本堂が・・・

施福寺本堂

本堂内部の装飾

弥勒菩薩

（撮影ＯＫだったので写させてもらいました）

西国三十三所観音堂

ひやしあめを飲みながら眺めた金剛山

岩湧山

紅葉の名所

紅葉するとさぞかし綺麗だと思われる。