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●タヒチ・モーレア島 2008.9/29悠遊人              http://www.janal.co.jp/asian-walker.html<br />  <br /> 9/24(水) 腰痛で半月ほど苦しんでいたので、のんびりできそうなタヒチに出かけることにした。地図でみるとクラゲをひっくり返したような形のモーレア島が気になったので、そこに泊まることにした。<br /> 往き関空経由、機体トラブルなどで17時間もかかってしまった。パペーテ到着後、高速フェリーでモーレア島に渡る。所要40分。さらに車で40分。目的のインターコンチネンタル・リゾート&amp;スパへ到着。随分と遠い島だ。<br /> 着いてみると施設は他のホテル同様、バンガロー1個建てが中心で60棟ほど、そして本館に隣接したラナイルーム20室ほどからなるが、水上バンガローは1泊10万以上。ラナイルームでも通常は3.6万だ。(食事なし)冷蔵庫の缶ビールが1000円。アメリカン・ブレックファーストは5000円だと。さすが5ツ星。<br /> ホテルの周りはなにもない。町に出るにはタクシーを呼ぶしかないが、帰りはそれも拾えるかわからない。もちろん自販機などあるわけがない。まるで刑務所に隔離されたよう。俺はあらためて財布の中身を確認したものだ。<br /><br /> 9/25(木) 昨夜はホテルビーチ内の特設会場で、タヒチアン・ダンスショーをやっていたようだ。<br /> 午前中はプールで泳ぎ、隣のレストランで食事。エビサラダと地元HINANAOビール小瓶で3000円、痩せられそうである。<br /> 午後、昼寝と本を読んではひねもすのたりのたり。<br /> 夕食はピザに水1Lで3000円。なに?ハンバーガーが2500円だと。洗面器のようなものが出てくるんだろうか?<br /> しかし、このままでは寝てるだけで終わってしまいそう。がんばって明日のサファリツアーを予約。<br /><br /> 9/26(金) 7時起床。安い朝飯を探す。パン、ジャム、ジュース、コーヒーだけのセットメニュー(Express)¥2,000というのがあった。明日からはこれで行こう。<br /> 8:30サファリツアー出発。料金4500CFP(約7000円) 4WDにアメリカ・コロラドからの新婚さんと同乗。ドライバーは8人の子持ちMr.ランデイ・ジョンソン(似)。<br /> まずオプノフ湾の見える丘へ4WDで駆け上る。最後はバックで頂上へ。サンゴ礁に囲まれた青い海。湾には豪華客船が浮かんでいる。かつてはかの偉大なキャプテン・クックがここに停泊していたのだ。遠くにはインターコンチやシェラトンの水上コテージまでが一望できる。<br /> ついで渓谷の奥ベルデベールへ。ここからはオプノフ湾とクック湾が望める。(ちなみにクック船長はクック湾には停泊しなかった)両湾に挟まれ、ロトゥイ山がある。ここまで来てこのモーレア島の奇妙な形(さかさクラゲ)に納得した。つまり以上の両湾はクレーターなのだ。<br /> Mt.ロトゥイを中央火口丘とし、バリハイなどの外輪山が取り囲んだ地形ということ。北半分は浸食され、海水が入り、オプノフとクック湾となったようだ。<br />  そこからクック湾に降りる途中、石を積み上げた古代遺跡がある。さらに降りて、パイナップル・パパイヤ・バナナ・グアバ・グレープフルーツのプランテーションを抜け、リキュール工場で試飲。<br /> 甘すぎる酒。Mr.ドライバーが用意してくれたグレープ・フルーツだけがやたら新鮮でうまかった。<br /> ホテルへ戻る途中、スタンドで止めてもらい、ビール・ジュースを買込む。それぞれ400円、200円とやはり高い。ホテルだけじゃなくタヒチはみなすべてが高いのだ。今日の夕食はプランテーションでもらったパイナップル1個とビールのみ。偉大なキャプテン・クックに乾杯!<br /><br /> 9/27(土) なんということだ。もう帰る日になってしまった。<br /> 9:30ホテル発、ワゴンで港へ。そして10:50の高速フェリーでパペーテへ戻る。そこからタヒチ島ののインターコンチへチェックイン。今日の深夜便で帰るので出発までの仮の宿だ。<br /> 14:00発の島内観光へ。6000CFP(約9000円、日本語コースは¥11,000)同乗はベルギーからの夫婦1組とフランスからの夫婦1組の合計5名。案内はドライバーが仏語で。ときどき英語。そういえばここはフランス領ポリネシア。君主は仏大統領サルコジだ。<br /> 水族館、マラアの洞窟、ゴーギャン美術館、ファアルマイの滝、アラホホの潮吹き岩。最後にビーナス岬からのモーレア島の夕焼けを見て、1組はパペーテの市内ホテルへ。次の1組は空港へ。最後に私のインターコンチへ。全行程4時間なり。<br /> 夕食をホテルで済まし、シャワーを浴び、深夜9/28(日)01:35発TN78便で成田に向け出発。<br /> 搭乗率4割、直行11.5時間で成田着。<br /><br /> ※結論を言おう。<br /><br />  1.ハネムーナーを除き、年収1000万以下は行ってはならない。<br />  2.ここは仏領。フランス語圏。強烈な物価高。食事はAIRを含めとてもよい。<br />  3.とりたてて見るところなし。ゴーギャンは日本にこそ来るべきだった。<br />  4.海に行きたいなら12時間かけるよりハワイやバリ、沖縄を薦める。<br />

タヒチ&モーレア島

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2008/09/24 - 2008/09/29

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4

悠遊人(ゆうゆうじん)

悠遊人(ゆうゆうじん)さん

●タヒチ・モーレア島 2008.9/29悠遊人              http://www.janal.co.jp/asian-walker.html
  
 9/24(水) 腰痛で半月ほど苦しんでいたので、のんびりできそうなタヒチに出かけることにした。地図でみるとクラゲをひっくり返したような形のモーレア島が気になったので、そこに泊まることにした。
 往き関空経由、機体トラブルなどで17時間もかかってしまった。パペーテ到着後、高速フェリーでモーレア島に渡る。所要40分。さらに車で40分。目的のインターコンチネンタル・リゾート&スパへ到着。随分と遠い島だ。
 着いてみると施設は他のホテル同様、バンガロー1個建てが中心で60棟ほど、そして本館に隣接したラナイルーム20室ほどからなるが、水上バンガローは1泊10万以上。ラナイルームでも通常は3.6万だ。(食事なし)冷蔵庫の缶ビールが1000円。アメリカン・ブレックファーストは5000円だと。さすが5ツ星。
 ホテルの周りはなにもない。町に出るにはタクシーを呼ぶしかないが、帰りはそれも拾えるかわからない。もちろん自販機などあるわけがない。まるで刑務所に隔離されたよう。俺はあらためて財布の中身を確認したものだ。

 9/25(木) 昨夜はホテルビーチ内の特設会場で、タヒチアン・ダンスショーをやっていたようだ。
 午前中はプールで泳ぎ、隣のレストランで食事。エビサラダと地元HINANAOビール小瓶で3000円、痩せられそうである。
 午後、昼寝と本を読んではひねもすのたりのたり。
 夕食はピザに水1Lで3000円。なに?ハンバーガーが2500円だと。洗面器のようなものが出てくるんだろうか?
 しかし、このままでは寝てるだけで終わってしまいそう。がんばって明日のサファリツアーを予約。

 9/26(金) 7時起床。安い朝飯を探す。パン、ジャム、ジュース、コーヒーだけのセットメニュー(Express)¥2,000というのがあった。明日からはこれで行こう。
 8:30サファリツアー出発。料金4500CFP(約7000円) 4WDにアメリカ・コロラドからの新婚さんと同乗。ドライバーは8人の子持ちMr.ランデイ・ジョンソン(似)。
 まずオプノフ湾の見える丘へ4WDで駆け上る。最後はバックで頂上へ。サンゴ礁に囲まれた青い海。湾には豪華客船が浮かんでいる。かつてはかの偉大なキャプテン・クックがここに停泊していたのだ。遠くにはインターコンチやシェラトンの水上コテージまでが一望できる。
 ついで渓谷の奥ベルデベールへ。ここからはオプノフ湾とクック湾が望める。(ちなみにクック船長はクック湾には停泊しなかった)両湾に挟まれ、ロトゥイ山がある。ここまで来てこのモーレア島の奇妙な形(さかさクラゲ)に納得した。つまり以上の両湾はクレーターなのだ。
 Mt.ロトゥイを中央火口丘とし、バリハイなどの外輪山が取り囲んだ地形ということ。北半分は浸食され、海水が入り、オプノフとクック湾となったようだ。
  そこからクック湾に降りる途中、石を積み上げた古代遺跡がある。さらに降りて、パイナップル・パパイヤ・バナナ・グアバ・グレープフルーツのプランテーションを抜け、リキュール工場で試飲。
 甘すぎる酒。Mr.ドライバーが用意してくれたグレープ・フルーツだけがやたら新鮮でうまかった。
 ホテルへ戻る途中、スタンドで止めてもらい、ビール・ジュースを買込む。それぞれ400円、200円とやはり高い。ホテルだけじゃなくタヒチはみなすべてが高いのだ。今日の夕食はプランテーションでもらったパイナップル1個とビールのみ。偉大なキャプテン・クックに乾杯!

 9/27(土) なんということだ。もう帰る日になってしまった。
 9:30ホテル発、ワゴンで港へ。そして10:50の高速フェリーでパペーテへ戻る。そこからタヒチ島ののインターコンチへチェックイン。今日の深夜便で帰るので出発までの仮の宿だ。
 14:00発の島内観光へ。6000CFP(約9000円、日本語コースは¥11,000)同乗はベルギーからの夫婦1組とフランスからの夫婦1組の合計5名。案内はドライバーが仏語で。ときどき英語。そういえばここはフランス領ポリネシア。君主は仏大統領サルコジだ。
 水族館、マラアの洞窟、ゴーギャン美術館、ファアルマイの滝、アラホホの潮吹き岩。最後にビーナス岬からのモーレア島の夕焼けを見て、1組はパペーテの市内ホテルへ。次の1組は空港へ。最後に私のインターコンチへ。全行程4時間なり。
 夕食をホテルで済まし、シャワーを浴び、深夜9/28(日)01:35発TN78便で成田に向け出発。
 搭乗率4割、直行11.5時間で成田着。

 ※結論を言おう。

  1.ハネムーナーを除き、年収1000万以下は行ってはならない。
  2.ここは仏領。フランス語圏。強烈な物価高。食事はAIRを含めとてもよい。
  3.とりたてて見るところなし。ゴーギャンは日本にこそ来るべきだった。
  4.海に行きたいなら12時間かけるよりハワイやバリ、沖縄を薦める。

旅行の満足度
3.0

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  • かのキャプテン・クックが停泊していたオプノフ湾

    かのキャプテン・クックが停泊していたオプノフ湾

  • サファリツアーのドライバー:8人の子持ち、ランデイ・ジョンシンに似ている

    サファリツアーのドライバー:8人の子持ち、ランデイ・ジョンシンに似ている

  • ゴーギャン美術館

    ゴーギャン美術館

  • タヒチ島から見たモーレア島への夕焼け

    タヒチ島から見たモーレア島への夕焼け

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