2008/04/22 - 2008/04/22
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秋カボチャさん
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やっとスタッファ島へ行く日。スタッファは孤島で、Mull島から小船で50分ほど揺られる必要があります。
島もさして大きさはなく、船着場もコンクリでちょこっと囲ったくらいのもの。これらは行ってから分かったことですが、そんなふうなので天候に恵まれなければ行くことができない。
行けなかったらこのツアーに勢い込んで参加した意味もなくなるわけで、しかし前日の情報では天気は悪くない、と。
そのときもあとから振り返っても、私たちにとってベストの日となりました。
- 交通手段
- 観光バス
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雨の心配はしていなかったけれど、実際起きてみるとこの空模様。うれしくてつい一枚。
この日は7時に集合だったので、おそらく6時には起きたはず。
ところでツアー要綱にすでに書いてあったので知っていたことに、この日は朝が早いので、B&Bで朝食は取れないらしい・・・
しかしAndrewが「じゃあ、明日は7時だよ」と言って去った後、B&Bオーナーが「明日は7時と言ってたな。暖かいものは用意できないけど、コーヒーとパン、シリアルならあるから(セルフで)食べていっていいから」とのありがたい申し出!
他のB&Bは当然ながら朝抜きだったので、幸運だったのは私たち&同じ宿のCanonオヤジ、計3名の模様♪ -
宿のすぐ目の前の港からまずIsle of Mull マル島へ
このフェリーで1時間ほどかかります。
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まず人間からフェリーへ。ここは車をしまうエリア。なんかどこかで見たような・・・
一言で言うと、桜島フェリー。椅子の感じ、外のベンチなども、なんか似てる。 -
最上階の室内で過ごすことに。他の参加者たちはここで朝食タイム。ほほほ・・・私たちはもう頂いてきました♪
窓の外にはまさにスコットランド! なウェスティー×2をつれたカップル。
こっそり写真を撮るタイミングを狙っていました。 -
この大きいとは言いかねる船がMullからStaffaへ行くための唯一の手段。
Andrewは「Staffaまで45分、Staffaで45分過ごす。」と言っていたな。
天気もいいし、たしかに何にも心配してませんでした。 -
船にはStaffaのポストカードセットと募金箱、複数言語で書かれた説明カードなどが。
連れは同じツアー全員(行きたくない人は行かなくてもよい)プラス女性二人。乗り込んだらすぐ船はブイーンと出発。 -
脇に島があるうちはよかったけれど、周りに何もなくなるととうぜん波がやってくる。
ザパー、パシャー、と波がかかったりして、大海原は見るのもあまり好きではない私は屋根のあるところでおとなしく着席。
だんだんして、なんか気分悪くなってきた(汗)。
しまった、なんで酔い止め飲まなかったんだろ、と後悔はしたが備えはいい私。化粧ポーチに常に鼻炎薬、頭痛薬、胃薬、バンドエイドそして酔い止めを携帯!
プチ、とPTPシートからカプセルを取り出してジュース(しか持ってない)で飲み込む。
大丈夫、大丈夫。この薬は酔ってからでも効くし、いま飲んだからそのうち効いてくるはず、と言い聞かせ、相変わらずおとなしく着席。
しかし西洋の女たちは私より頑強らしく、波がかかろうが、斜め45度に傾こうが、腰に手を当てて足を広げて「立っている」。
気分が悪くなってきたことはさておき、「うーん、こいつらに勝つことはあらゆる面(体力、精神力)で厳しい」と感じたひととき。
ま、勝たなくてもいいか。 -
だれかの歓声でStaffaが近づいてきたことを知る。
やったぞ! Andrewが45分とか言ったのに、とっくに55分くらいかかってるけどなんとか耐えたぞ!
そして調子に乗って立ち上がって写真を撮る。
興奮してきたので酔いはサヨナラ。
Staffa、まるでくじらの歯をみているみたい。 -
近づいてみると、よりくじらの歯。
ところでまだ言ってなかったけれど、Staffaは柱状節理(columnar jointとかprismatic jointingと言うらしい)で出来上がった島。
Wikipediaに拠れば
岩体が柱状になった節理。六角柱状のものが多いが、五角柱状や四角柱状のものもある。玄武岩質の岩石によく見られ、マグマの冷却面と垂直に発達する。
例 : 玄武洞、東尋坊、屋形石の七ツ釜、層雲峡、久米島町奥武島の畳石、ジャイアンツ・コーズウェーなど
とある。
ジャイアンツ・コーズウェーはアイルランド@2007で見てきたが、ここは島全体がこの構造で、私史上最大の柱状節理と言える。
伊豆の爪木崎にもあります。 -
この窪みがFingal's cave。ここまで本当に歩いていけるのか疑問だけど、船着場はここではない。これでは少しでも海が荒れたら行けない。
運がいいぞ、私。 -
船着場に着いて海を一枚。
来たぞ、とうとうファーイーストからやって来たぞ。揺れにも耐えた甲斐があったな〜 -
Staffaに確かに行きました、という一枚。
この島にはトイレも、もちろんショップもなくて、私がこの島に降り立ったその事実だけが訪問の証拠。 -
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島に沿ったこの寂しいエリアをあるいて先ほどの洞窟へ。
一応手すりのようなハードロープもあり、しかし波がかかることはなく、怖さはまったくなくスタスタとcaveへ向かう。
来てよかったなあ、ホントによかったな、と思いながら。
ヘキサゴンな石たちは表面がつるつるで平らになっており、歩くのは割りと簡単。 -
Fingal's cave
何の因果で島のここだけが内部にめり込んでいるのか
そしてメンデルスゾーンは、ここで聞いた音にインスピレーションを得て前出のFingal's caveをつくったという・・・・ のだが、なにも聞こえませんけど?
やはり私には芸術家の素養はないみたい。 -
洞窟の天井には、イスラムの建物、つまり鍾乳洞のイメージを感じた。
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写真もひとしきり撮り、他にも行ってみようと洞窟を後にする。
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島のてっぺん、というか地面の部分を歩いた。
風がつよく寒いので、長袖シャツ、ジャケットの上にレインコートまで羽織って散策中。
こんな開放的な場所にいけることもそうそうないだろう。 -
絶景
天気がよいので色のコントラストもすばらしい -
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45分じゃなくて1時間島に滞在し、思い出を胸に島を後にする。
ほんと素晴らしかった、来て良かった、となんどもなんども思いながら。 -
ツアー同行者たちと、スタッファと、そして旗と。
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この旅行記へのコメント (1)
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- pedaruさん 2015/11/12 06:09:19
- フィンガルの洞窟
- 秋カボチャさん お早うございます。
スタッファ島に行かれたのですね。私も今年、同じく4月に行きました。
私が訪れたスコットランドはまいにち快晴で話しに聞くスコットランドとは違っていました。 スタッファ島は天候が一番心配でしたが、風もなく快晴でラッキーでした。
フィンガルの洞窟はメンデルスゾーンの曲で名前だけは知っていましたので、たいへん感動しました。おなじ所を訪れたということで親近感を覚えて書き込みいたしました。
これからもよろしくお願いします。
pedaru
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