高雄・台北−子連れグルメ旅行。台風とともに。

2008/09/10 - 2008/09/14

2007年夏に子供が産まれて以来、ずっと海外旅行に行けずにいましたが、今回９月に連休を取得できたので、思い切って海外に攻めることにしました。

といっても、まだ１歳ちょいの赤ちゃんなので、長時間のフライトはキツイだろうということで、行き先は悩んだあげくに台湾に決定！台湾は、私はすでに１回、嫁は２回も行ったことがあるのですが、とにかくご飯がおいしいので、ホント何度でも行きたくなるところです。今回もほぼ１００％グルメ目的で台湾になりました。

高雄と台北の２都市滞在でしたが、滞在期間中、ほぼ全日、雨 or 暴風雨。なぜなら、台風１３号（台湾名：辛楽克）が台湾を直撃していたからです。

おかげでなかなか行きたい所に行けなかったですが、それなりにしっかりおいしいものは食べることができ、とりあえず楽しむことはできました。ただ、天候のせいで、臭豆腐や排骨飯など今回食べられなかったものもあり、また必ずリベンジしに行こうと心に誓った、そんな旅でした。

次に行くときまでに、少し北京語を勉強して、かたことのコミュニケーションを取れるようにしたいと思います。

まってろ〜〜台湾。また必ず行きます。

台湾、ホント、大好きです。

エリア 台湾

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

台湾新幹線です。

桃園駅のホームで、わが子とともにパチリ。

ちなみに改札では、切符は裏面を上にして挿入します。表面が上だと、エラーになるそうです。

台湾新幹線の中です。

日本の新幹線とほとんど変わりはないです。

快適でした。

高雄でのグルメ第一弾。

米糕（ミーガオー：もち米の牛肉飯のようなもの）が食べられる、「米糕城」です。

事前にＷｅｂでいろいろ調べていると、おいしいらしいとのうわさを見つけ、行ってみたお店です。

これが、「米糕（ミーガオー）」です。
簡単に言えば、牛肉飯のもち米バージョンといった感じです。

値段：３０元（約１１０円）
量は、普通のお茶碗１杯分くらいなので、これだけでは少ないです。他のメニューも頼んだ方がいいでしょう。

結論。

うまい。
か・な・り・うまい。

男性には特におすすめか。

詳細は別途クチコミに投稿します。

「米糕城」のメニューです。

「米糕」はもちろんのこと、
「四神湯」もオススメのようです（おばちゃんにすすめられました）。
柔らかい何かの腸が入ったあっさりとしたスープです。
これもかなりおいしかったです。

あと、「肉燥飯（牛肉飯みたいなの）」や青菜炒めをたのみました。どれもすごくおいしかったです。

ちなみにわが子（１歳ちょい）も、肉燥飯やスープをモリモリ食べていました。
赤ちゃんにも台湾料理のおいしさは伝わったようです。

「米糕城」の近くの町並みです。

高雄の中心地（百貨店のある辺り）からは少し離れた場所で、愛河という河の西側の町です。

なので、結構小さい個人経営的なお店が多いです。
この辺は、おいしい食堂が結構あるそうです（現地人ドライバーさん談）。

近くには小さな廟らしきものもありました。

付近を散歩していると、変なホテルを発見しました。

日本語名：めばち鮪ビジネスホテル
英語名：Bigeye Tuna Hotel
台湾名：大目鮪商務旅店

すんげー名前。。。

ここは、我々が宿泊した、「Hotel Kingdom（華王大飯店）」の向かい側にある、お惣菜の食堂

「高雄清粥小菜」

です。

「高雄清粥小菜」のお店の様子です。

カウンターの中に、たくさんの種類のおかずがあり、好きなものを選べます。テイクアウトもできるし、もちろん店の中でも食べられます。

たくさん種類があって、おすすめです！！
お魚もあるし、お肉料理もあるし、野菜系もそこそこあるし。。。むろんご飯もあります。

味も、あっさり目で、美味しいです。
地元の人たちも結構いらっしゃっているのは、人気のある証だと思います。

おまけに、結構安いです。夫婦二人で300元くらいで十分おなかいっぱいになると思います。

「高雄清粥小菜」で、テイクアウトした料理です。

・ごはん
・お魚の煮付け
・しらす
・煮豆腐
・豚の角煮
・野菜いため

二人で食べて、軽くおなかいっぱいになる程度の量です。これで、230元（約750円くらい）。安いよ〜。
しかも、なんだか台湾の庶民の味といった感じが味わえて、かなり情緒あふれる献立です。

角煮とか、すんごいあっさりしてるんですよ。本当に美味しいです。

ここは、同じく「Hotel Kingdom（華王大飯店）」からすぐ近くにある

「港園牛肉麺館」

名前のとおり、牛肉麺のお店です。
ホテルのある4つ角を南に30mほど行ったところにあります。

ここも、地元のドライバーのおじさんに教えてもらいました。おいしいそうです。

たしかに、地元の人がたくさん居て、中には外国人の方もおられて、にぎわっているお店です。

牛肉麺（スープあり）です。

奥にある唐辛子、にんにくを入れると、コク＆辛味が増して、サイコー！！

うまい。

１歳ちょいのうちのチビもがつがつ食べていました。
またも台湾料理が気に入ったようです。

豚肉の麺（スープなし）です。

スープなし、も、なかなかいけます！

結構おすすめかも。

牛肉麺にかぶりつく私（右）と、

「はよ、くれ」とせがむわが子（左）

そして、奥には地元客。

いい店でした。

あ、シメに、木瓜牛乳（パパイヤミルク）もオススメ！！　40元です。安い！！そして美味しい！！

台風の影響で雨が降っており、なかなか行きたい場所にいけない（赤ちゃん連れでなければ、まだ無理やり行くこともできたのですが。。。）ので、やむを得ず、高雄中心にある百貨店にでも行くことにしました。

大遠百FE21という地元系百貨店の子供服売り場には、子供が遊べる遊戯スペースがありました。結構充実していて、風船で遊べる部屋や、バウンドして楽しめる部屋、他、小型ジャングルジム、小型滑り台など、なかなか良かったです。

値段は150元で、平日なら時間無制限、土日なら2時間まで。となっているようです。

せっかくなので、わが子にもここで遊んでいってもらって、旅のストレスを解消してもらうことにしました。

風船の部屋で、風船たちと戯れるわが子。

扇風機で結構強い風を起こしているため、風船が部屋中を動き回ります。

子供は大喜びですね。これは。

１時間以上みっちり遊びました。
今日はよく寝てくれるでしょう。。。

高雄８５という高層ビル（台北１０１に次いで、台湾第２の高さのビル）のテッペンにある展望台から見た、高雄港の様子。

結構大きな港ですよ。ホント。

高雄８５展望台から見た、高雄の街と、街の西にそびえる壽山。

壽山の山頂からは、これまた高雄の景色が一望できるそうです。

ですが、雨なので、行くのはやめました。

雨が上がったので、夜に歩いてホテルに向かう道すがら、愛河のライトアップを眺めました。

きれいにライトアップされています。

愛河は高雄のシンボルのような感じですね。

同じく、夜の高雄、愛河のライトアップ。その２。

同じく、夜の高雄、愛河のライトアップ。その３。

今日はやっと、雨が上がって、少し晴れています。

といっても、今日は午後から台北に移動しなければならないので、午前中のちょっとだけですが、とりあえず高雄のホテル近辺を散歩することにしました。

高雄港の近くの遊歩道。

昔は貨物か何かが走っていた線路で、今はそこを遊歩道にしているようです。

かなたに、高雄８５ビルが見えます。

花とかが咲いていたりして、なかなかいい遊歩道です。

学校でしょうか？

植物が、南国の雰囲気ですね〜

昔、電車が走っていたころは、踏み切りだったようですね。踏み切りの名残が残っています。

高雄港への門です。

う〜ん、なかなか立派ですね。

ところ変わって、台北。

雨の中がんばって小龍包を食べにいきました。
なんせ、台湾に来たら、やっぱり小龍包は食べとかないと！！

京鼎樓というお店。ガイドブックにも乗っているお店で、実際、案内された２階席にはあと４組ほどお客さんがおられましたが、ほとんど日本人のようでした。

でも、それがどうした。
う・ま・い〜〜うまければ何でもOKです。

わが子もモリモリ食っていました。

小龍包たち。

立ち上る湯気。

本当に、幸せです。

こちらは、京華城という台北のショッピングモールのフードコートで、嫁が購入した、「豆花」。

嫁的には、これは前から頼んでみたかった一品　とのこと。日本にある糖朝（香港のお店）などでは注文したことがあったものの、台湾では食べたことが無かったとか。

この日はすごい暴風雨だったので、このショッピングモールに来たのですが、子供の靴やおもちゃを買ったり、それなりに楽しめました。

次の日もすごい雨＆風でしたが、果敢にもキャセイパシフィックの夕方便はキャンセル無しに運行してくれたので、無事日本に帰ることができました。

次回は、今回食べそびれたものを必ず食べに行きたいと思います。それもぜひとも近いうちに。

以上で終わりです。

この旅行記へのコメント （2）

• Komuさん 2008/10/13 18:10:01

  台湾の旅におじゃまします

  TSUNEさん、お久しぶりです。
  台湾の旅行記にお邪魔しました。
  
  ミーガオー、美味しそうですね。
  男性にお勧めということで、安いし、興味津津です。
  四神湯は初めての淡水で迷子になり歩き続けた後に、
  すがるように注文したことがあります。
  見た目は謎のゲテモノ系でしたが、
  さっぱりとした美味しいスープでした。
  
  途中のホテルの名前にも笑えてしまいました。
  
  台湾は屋台での食べ歩きとかも外せないので、
  台風や雨で出歩けないのはすごく残念ですよね。
  
  屋台では縁日のように、
  お子さんも楽しめるような場所もあるみたいなので、
  数年後のリベンジの旅行記に期待したいと思います。
  
  

  TSUNEさん からの返信 2008/10/15 23:40:10

  RE: 台湾の旅におじゃまします

  Komu55さん、ご訪問ありがとうございます。
  お久しぶりです。
  
  やっと、久しぶりに、海外に行くことができました。
  台湾は本当にいいところですね。ご飯はおいしい、安い、人は優しい。
  何度でも行きたいです。
  
  Komu55さんの昔の台湾の旅行記も見させていただきました。
  Komu55さんの旅行記は見ていて本当におもしろいです。
  とくに見てて楽しいのが、食べるもののチョイス。
  ほんとうに地元の人が食べに行くようなお店での安くておいしそうな
  食べ物。自由な旅という雰囲気が伝わってきます。
  私も私の嫁も結構そういう派で、ガイドブックに載っているお店も
  もちろん行くんですが、載っていないようなお店で安くて美味しい
  食べ物と優しい店員さんに出会うのが最高に幸せです。
  
  今回子ども連れでなかなか行きたいところに行けなかったですが、
  それも意外と面白いものでした。
  まあ今回は子どもというより台風にかなり阻まれましたが。
  観光地一辺倒になりがちだったこれまでの旅と違って、
  「無理せずその辺をぶらぶらする」とか「店員のおばちゃんがすごく
  話しかけてくれる（赤ちゃん連れなので）」とか、
  「デパートの授乳室に行って試供品の台湾のオムツを試してみる」とか。
  今までと違った目線で（どちらかというと生活的目線で）海外を見る
  ことができた気がします。
  
  とはいえ、やっぱり、行きたいところにガンガン行きたくもあります（笑）。
  
  おっと長くなりました。
  またKomu55さんの旅行記にもお邪魔します。
  それでは！