今日は誕生日!!ANAやJALのサイトのトップに<br />バースデーメッセージが出て、なんとなく嬉しくなる日。<br /><br />DSの脳トレまでも祝ってくれて、いつもとちょっぴり違う<br />あれこれが嬉しくなる「誕生日」。<br /><br />しかも、今日は30歳の誕生日なのだ!<br /><br />世間では「三十路」はネガティブなイメージがあるけど、<br />僕にとっては20代で味わった数多くの挫折と絶望から<br />学んだ事を生かし、20代よりも何倍も充実した人生を<br />自分次第で切り開けると信じているので、半還暦となる<br />30代が楽しみで仕方ないのだ。

初旅は「自分のルーツ」を確かめる旅。

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2008/09/12 - 2008/09/12

2586位(同エリア3599件中)

#寺社

エリア

ミナミ（難波・天王寺）(大阪)

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円未満

昨日、お風呂に入っているときに、「30代初めての旅は、自分のルーツに触れるようなものにしたいなぁ…」と思い、あれこれ考えていたが、なんとなく頭から離れなかったのが「自分の生まれた所」つまり産婦人科である。上本町にあるのは知っていたけれど、自分の目でその病院をまだ見たことがなかったので、病院の前まで行って、「ここで自分は命を授かったんだ」という思いになってみようということで、近鉄電車に乗って上本町へ向かった。

この駅はサラリーマン時代には毎日通っていた駅だが、病院がある方向へは行くことはまずなかった。病院に向かって歩いていると、清風学園の横を通った。
そうだ!ここって小学校6年生のときに模擬試験で来たところだよなぁ。あの円形の校舎の中に入ったのはなんとなく覚えてる!!って小学生の頃の記憶が蘇ってきた。

そして程なくして僕が生まれた「聖バルナバ病院」へ到着した。とても綺麗な建物で、僕が生まれた当時の面影はきっとないんだろうけど、それでも、入り口のガラス戸越しに見える妊婦さんや、赤ちゃんたちをみて、ここで新たな命が生まれ、新たな人生が始まっているんだなぁって思うとなんとも神妙な気持ちになった。最後に建物を写真に収めて病院を去った。
その後、本屋で「マンスリーよしもと」を立ち読みしてから、ずっと気になっていた「大判びっ栗焼き」の本店へ行った。かわいい栗型の皮の中に、ぎっしり黒あんが詰まっていて、さらに甘栗が3粒ほど入っている。焼きたてのパリパリ皮ではなかったが、とても美味しかった。餡が甘すぎないのがいい!店頭で食べようとしていたら、クーラーの効いた店内に案内してもらい、お水までだしてもらった。また上本町に行ったときには寄りたいと思う。
その後、生国魂神社へ向かった。ここは「いくたまさん」と呼ばれており、滞在中、お参りにくる地元の方を何人もみた。僕が住んできた地域では、氏神様っていうか、地元密着の神社とかがなかったので、ちょっと羨ましかった。お参りをしている人を見ると、こちらまで気持ちがすがすがしくなる。神社自体が、そして手を合わせている人がそういう雰囲気を出しているのかな？

境内には井原西鶴の像もあり、境内案内によると、一昼夜で四千句の独吟矢数俳諧の新記録をここで達成したそうだ。その他にもいろいろな神様が奉られていた。
生国魂神社から北へ少し行ったところに「真言坂」という坂があった。谷町界隈には「天王寺七坂」と呼ばれる坂道があり、その一つだ。この真言坂はマンションに囲まれていたので、そう風情も感じなかったが、写真で見た「口縄坂」はなかなか風情があるんで、またの機会に行ってみたい。

いつも乗換駅として通り過ぎていた上本町駅であるが、少し歩くだけで、色んなものがあって面白かった。自分の生まれた地をこの目で確かめれたし、
知らなかった上本町の顔も見れたし、30代初めての旅(街歩き)は2時間程度ではあったが、なかなか面白かった。