2008/02/06 - 2008/02/08
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thien_su_depさん
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ホーチミン市から真南に約200km行ったところに大小16の島からなるコンダオ諸島があります。
その中で最も大きいコンソン島は、ベトナム戦争時代は流刑の島で、約10年前までは軍のヘリコプターをチャーターしないと行くことができませんでした。
しかし、今日では飛行場が整備され、ホーチミンとの間に1便/日の航空便があります。
「今も随所に流刑の島の痕跡が残っているが、リゾート開発にも力を入れている」と聞いて、2008年の旧正月をコンダオ島のリゾートホテルで過ごすことにしました。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 航空会社
- ベトナム航空
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-
ホーチミンからの飛行時間は45分。
島が近くなると高度を落とすが、雲の下に出たとき島を通り過ぎていたらしくUターン!
まあ、有視界飛行だから。。。とあきらめるしかない。 -
ホテルを予約するとき空港送迎は断ろうと思ったが、無料(宿泊費に込み)だったので、あえて断ることはしなくて大正解!
この島にはタクシーはおろか、バイタクも無い。
飛行場とホテルは約15kmの山越えでとても歩く気にはなれない。
送迎車には運転手の他にホテル従業員も乗っていて、本土から到着した荷物を空港で引き取っていた。 -
ホテルオフィスとチェックインカウンタのある建物。
この日のチェックインは、我々以外、韓国人の若夫婦(だと思う)と欧米人の団体さん5人の計9名。
ここのカウンタで各種エクスカーション(島内観光、シュノーケリング、魚釣りボート、等)の受付もやっていた。
正式名称: Saigon Condao Resort
詳細: クチコミを参照ください。 -
宿泊棟。部屋の外には竹でできたリクライニングシートがあり、到着早々ぐーたらを決め込む。
宿泊棟自体が大きな木の木陰に入っているので、とにかく涼しい。
プールがまだない。(建設中?)
町の外れにプライベートビーチ、敷地内プールを持つホテルがあります。
名称: Condao Resort
http://vietnamhotels.biz/condaoresort/index.htm
※ とっても紛らわしい名前ですが、こちらのほうが新しくて綺麗です。 また、その分 宿泊料金も高い。 -
ジャックフルーツです。
ホテルの中庭に無造作に生っていました。
ジャックフルーツ自体ベトナムでは別に珍しくもないのですが、ひとつの木の、しかも一カ所にこれだけ多く生っているのを見たのは初めてです。 -
ホテルから道路ひとつ渡ると海岸です。(プライベートビーチではありません。)
2月のコンダオはホーチミンの南にあるのにとっても涼しいのです。
朝夕は寒いくらいで、期間中 海には1度も入らなかった。
また、部屋に置かれたパンフによるとコンダオは3シーズン/年とのこと
- Dry season : Feb.〜Jun.
- Wet season : Jul.〜Sep.
- Windy season : Oct.〜Jan.
それにしても、「Windy season」とは「台風シーズン」? -
ホテル前はこの町最大の道路(Ton Duc Thang通り)。
大晦日だからだろうか? バイクは5分間に1台程度しか通らない。車なんか全く見かけない。
そんな訳で、とっても静かです。
注.コンソン島インフォメーション(部屋のパンフ)
- 面積:51k?
- 人口:5千人
※ 花火(後述)の人出や、交通量からは「人口」は1/10以下に思えるが???
-
潮が引くと漁船は船底がむき出し!
岸から300m以上引くところもある。
潮干狩りには最適!・・・大晦日だからか誰もしてない。
漁船は旗を揚げて新年を迎える準備完了? -
ホテルの目の前にある桟橋です。
3000発の花火(新年0時に打ち上げ)の準備で関係者以外「立ち入り禁止」。
注.「花火」と言うベト語が解らず、立ち入り禁止の理由が判明したのはホテルに帰ってからでした。 -
ホテルのレストランです。
旧正月前の大晦日の夜11時から従業員対象のニューイヤーパーティーがありました。
もちろんお客さんも参加OK。
このとき、ホテル支配人が従業員にお年玉を配ります。 ちゃっかり我々も貰いましたが、中身はホーチミンの相場の1/10以下。
ラッキーマネーだから、「額より気持ち!」。
これだけで、また来てもいいかな?って思ってます。
新年0時にホテル前の桟橋から打ち上げられる花火を従業員と一緒に見てパーティーもお開き。
※ 花火の規模はホーチミンのほうが大きいけど、ゆっくり見ることができるコンダオは穴場だと思います。 -
旧正月の元旦は遅い朝食となりました。
その時、雲の隙間から初日の出の朝日?が差し込みました。
昼までぐーたらしてたのですが、昼飯後は町を歩いてみることにしました。
まともな地図はありません。本屋さんもありません。
頼りは、ホテルで貰った簡単なタウンマップ(A6版)のみ。 しかし、これで十分でした。 -
ホテルの傍にある小奇麗な喫茶店。
客が来ると木陰にテーブルと椅子を準備してくれる。
それにしても、ホーチミンで製造されているビールを
ホーチミンの路上で飲むより、遠く離れたコンソン島のホテルのレストランや喫茶店で飲むほうが安い。
いったいこれはどうなっているの??? -
ホテルのあるコンソン島最大の町は700m×300m程度なので、1時間もあれば歩いて一周できてしまいます。
公園はひとつ。正月だからか誰もいません。
道を歩いているとき地元の子供の集団とすれ違った際、「お年玉をくれ!」と言われた。
一瞬、この島では見ず知らずの者にもお年玉を配る習慣があるのかとも思ったが、あつかましいガキの独り言だったようだ。 -
市場です。
一応入り口は開いてます。しかし、誰もいない。
ホーチミンも10年以上前は旧正月の元旦に営業する店なんかなかっかたことを思えば十分理解できる。 -
税関の建物です。
ここに税関があると言うことはベトナム以外の国から船がやって来る。と言うことになりますが・・・ -
郵便局です。
門は開いていますが、建物は閉まっていました。
近くに公安(警察)があったのですが、中で大カラオケ大会やってて、酔った勢いでからまれてもいけないので写真は撮っていません。 -
ベトナム戦争時代の負の遺産{タイガーゲージ(トラの檻)」の入り口です。
ホーチミン市の戦争証跡博物館でも一部を見れますが、ここでは ほぼ当時のままの状態で建物が残っています。
正月でも、ツアーがあると開けてくれるみたいです。
先客(ツアー客)がいて、たまたま開いていたので中に入ることができました。 -
タイガーゲージの中です。
コンソン島には11カ所に刑務所があったそうです。
( ホテルのあるこの町だけでも4カ所 )
そしてその中でも最も悪名が高いのがタイガーゲージです。
屋根のない独居房、真っ暗で息のつまりそうな雑居房など、観光用にあまり手の加えられていない状態で見ることができます。
ホーチミン市の戦争証跡博物館を何度か見た者にとっても、ここは衝撃的でした。
(同じ町内に革命博物館があり、見るならセットと考えたほうがいいみたいです。) -
ホテル裏手にある刑務所跡地で、いまは廃墟?
町全体の40%くらい(あくまで感覚です)が、負の遺産を物語る廃墟で占められています。
ホーチミンでは見られない「落葉する木」と「廃墟」が、この時期、町の随所に異様な雰囲気を作り出していました。 -
刑務所などと同時期に放置された建物。
町中に何カ所もありました。
この島はリゾート開発で生き残ろうとしており、今年中にオープンする予定のリゾートホテルもあることから、今ある「負の遺産」も いずれは一部を残して整理されると思います。 -
花火を打ち上げた桟橋からホテルを見たところ。
ぐーたらを決め込んで来ても、何か新しい発見があるものですね。
インパクトが強かっただけに、これからの変化が楽しみで、何年か後にまた訪れてみたいと思う所でした。
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