2008/08/30 - 2008/09/03
6位(同エリア95件中)
ないはん男前さん
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雨期も半ばを過ぎ、各地で洪水が起こる程太くなったメコン川を見物に、ラオス南部に行ってきましたぁ。帰りには、前回に訪れた乾期とは異なる景色のワット・プーにも立ち寄りましたぁ。
雨期にも関わらず、旅行中は、雨らしい雨に遭うこともなく幸いでした。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 自転車 ヒッチハイク
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今回も、時間と費用を節約のため、バンコクから夜行バスでウボン・ラチャタニへ。そこでパクセ行きの国際バスに乗り換えですぅ。
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2時間ほどで、チョンメックのチェックポイントに到着。バスを降りて、出入国手続き。
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国境から、更に1時間足らずで、パクセの国際バスターミナルに到着。そこでトゥクトゥクに乗り換えてKm8にあるバスターミナル(と言っても停まっているのは殆どトラックですが・・)に到着。丁度、ナカサン行きのトラックが出る直前でしたので、それに乗ることにしました。写真は、荷物と乗客でいっぱいの車内。
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このトラック、見かけは比較的新しいのですが、ナカサンまで60キロ程のところで、ラジエターから水漏れで故障。1時間以上停車して修理?を試みていましたが、諦めて、携帯で他の車両を呼び寄せ、乗客は全員、それに乗り換え。
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トラックの修理を待っている間に、通りかかった、豚を満載したトラック。荷台に入りきらず、ステップの所にも、一匹の豚が括り付けられていました。
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ステップに括り付けられていた豚さん。
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トラックが故障したお陰で、ナカサン到着は夕方に・・。ボートに乗り換え島に渡ります。お日様は既に沈み掛け。夕焼け空とメコンの水面、それに雲のコントラストが美しい。
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こちらは東の空。
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再び西の空。メコンの水面に空の景色が反射して上下対象を成しています。
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川沿いに建つゲストハウス。
川縁には、このようなゲストハウスが沢山並んでいます。 -
島の船着き場に着きました。夕方なので、地元の子供達が水浴び中。最初、コン島に着いたものと思っていたのですが、ガイドブックの地図と見比べると、どうも様子が違います。後で判ったことですが、私たちが着いたのは、なんとデット島でした。orz.....
ま、どちらでも良かったのですが・・・・。
船着き場から、川沿いの細い道を歩き、今夜の寝床を探しました。蒸し暑いので、ファン付きが条件。
何軒目かに、新しそうなコンクリート造りの2階建てゲストハウスに行き当たり、そこに決定。 -
翌朝撮ったゲストハウスの外観ですぅ。多分、デット島で一番新しく、唯一のコンクリート製ゲストハウス(笑)ミスター・モー・ゲストハウスですぅ。
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デット島のメインストリート。
両サイドには、ゲストハウスやレストランが建ち並んでいます。 -
メインストリートの北の端にあるボート乗り場。
こちらの乗り場は、民間のボート専用のようです。
因みに、昨日着いた船着き場は、政府が運行しているボートの乗り場みたいです。 -
泊まったゲストハウスの裏に広がる水田と蓮畑。
緑が鮮やか。蓮は食用のようです。 -
早朝、ゲストハウスのレストランから眺めたメコン川。穏やかそうに見えますが、流れは結構速いです。
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東の空。
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この日は、ゲストハウスで、コーンパペンの滝とイルカ・ウオッチングのツアーを購入しました。まずはボートで対岸のナカサンに渡り、バンに乗り換えてコーンパペンの滝へ。
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雨期も半ばを過ぎているので、滝は水量も迫力も最大級(のようです)。でも落差が15mというのは、幅が広いだけにちょっと残念。
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川に近づくと、ゴーッと言う轟音が響き、迫力も倍増。
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こんな所でも、魚が捕れるんですかね。
仕掛けがしてあります。 -
コーンパペンの滝の次は、更に下流に下り、カンボジアとの国境間近の所から、ボートに乗って淡水イルカの見物です。写真は、イルカ見物に向かうボートが出発する所に立てられていた看板。ボートとイルカのイラストが描かれています。
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ボートで、対岸のカンボジア領の島へ移動。
途中、川の中に木々が立っている所があります。多分、乾期には、小さな島が顔を出すのでしょうが、水位の高いこの時期は、島の部分は水面下?
この辺りは、シーパン・ドン(4,000 Island)と呼ばれ、メコン川に大小4000もの島があると言われている所です。でも水位の高い今は、小さな島は水面下になっているカモ知れないので、ま〜、3500ドン(島)位じゃないかなぁ? -
船頭さん。真っ黒に日焼けして逞しいです。
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イルカ・ウオッチングが出来る場所。この島はカンボジア領らしいです。入島料1ドル。
この島から、メコン川の中程を眺めると、運が良ければ、時々イルカが顔や背中?を出します。 -
私たちが着いたときには、イギリスから来た女子大生お二人が、イルカ・ウオッチングをしていました。
この辺りの水域にイルカさんが出没します。
目を凝らしていると、本当に、イルカらしき動物が時々姿を見せました。水面上に姿を現すのは、ホンの一瞬なので、写真には撮れませんでしたが・・・・・。 -
本物のイルカさんを見れなかった人には、これで我慢してね・・・とでも言うのでしょうか?小さな売店に木彫りのイルカが置かれていました。
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売店の前にある椅子に腰掛けて、30分余りイルカ・ウオッチングをしたでしょうか。幸い、イルカらしきものも何度も見ることが出来たので、帰途につきました。帰りは、イギリスから来ていた女子大生さんのボートと併走。
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一旦、ゲストハウスに戻り昼食を摂った後、ママチャリを借りて、島にある見所見物に出かけました。
これはフランスが統治していた時代に使われていた積み出し埠頭。 -
埠頭の向かいにあった小学校。
ゲストハウスのオーナーの子供もこの学校に通っていました。 -
デット島とコン島を結ぶ橋を渡ると、フランス統治時代に使われていたらしい蒸気機関車が放置されている所に出ます。ホント、遊園地の機関車みたいに小さくて、こんなので物を運んでいたって本当なんでしょうかね?
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リーピーの滝を見物に行く途中の小さな川で水に浸かっていた水牛さん。気持ちよさそう・・・。
こっちは、滝のような汗を流しながら、ママチャリ漕いでいるのに・・・。 -
やっとこさ、リーピー(ソムパミット)の滝に着きました。こちらも、ゴーッっと凄い音。水量が多いので、岩は余り見えません。
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滝見物を済ませ帰路に。途中、農家の庭先に子豚がつながれていました。中型犬くらいの大きさで、愛嬌のある顔をしていたので写真を。こんな豚ならペットとして飼うのも面白いかもしれません。
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午後、厳しい蒸し暑さの中でママチャリを漕ぐのは疲れるので、橋のたもとにあるレストランで休憩をとりました。
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日も西に傾き始めた頃、一日草を食べていた水牛さん達も、飼い主に連れられて帰宅していきます。
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折角なので、コン島の町もちょっとだけ見物。
ここは、船着き場。 -
夕方が近づいて来たので、橋を渡ってデット島に渡り、往路と同じ道を帰ります。途中に広がる水田地帯。稲穂の緑が鮮やかです。
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夕方は飼い主に連れられて帰路についている水牛をよく見かけます。
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この家の床下には、犬と猿が一緒に居ました(笑)
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夕暮れ時の、デット島のメインストリート。
哀愁が漂います(笑)
この島では、電力が利用できるのは、午後6時から午後10時までの4時間のみ。
この時間帯は、ゲストハウスのすぐそばにあった発電機がうなりを上げていました。 -
翌朝ですぅ〜。この日は、パクセに戻ります。途中、ワット・プーに立ち寄るので、早朝から出発です。僅か2晩でしたがお世話になったこのゲストハウスともお別れなので、レストラン側を写真に納めました。
ローシーズンなので、がらがらでした。 -
ゲストハウスのボートで対岸のナカサンまで送ってもらい、そこから歩いてパクセ行きのトラックが出る市場に行きました。
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国道13号線の31km地点でトラックを乗り換えチャンパサックへ。メコン川を渡るフェリーの乗り場。
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トラックがフェリーに乗船すると、乗客相手に、物売り(殆どがジュースなど)のおねーさん達が寄ってきます。
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雨期で水量の多いメコン川。対岸はチャンパサックの街。
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トラックから降りて、船首部分に腰掛け、船長さんを見ると、なんと、まだ子供でした。父親らしい人が、横に立って指導していました。
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チャンパサックの街に上陸してからも客が乗ってきました。私の目の前には、鶏を抱えたお兄さんが・・・。
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チャンパサックの街の中程にあるゲストハウスの前でトラックを降りると、ゲストハウスのオーナーらしきおじさんが“部屋あいてるよ〜”って声をかけてきましたが、ワット・プーに行くだけで、チャンパサックには泊まらない事を告げる、車の手配について尋ねると、“んじゃ、うちの弟紹介するから・・”と言うことで、弟?さんの軽トラの荷台に乗ってワット・プーへゴー。
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今年の正月に来たときとは打って変わって草がボウボウで緑一色。遺跡の入り口にいた係員は、“今日はあんた達で4人目だよ〜”。今は雨期なので観光ローシーズン。それに蒸し暑い。
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遺跡内に沢山あるプルメリアの木も葉ばっかり。
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折角来たので、やっぱり山頂部の本堂があるところまで登りました。
乾期とは全く異なる色合いの景色。 -
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再びメコンを渡ります。帰りはお昼を過ぎていたので、大きなフェリーを利用する車の数も減っていた為、ミニ・フェリーで渡りました。
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バイクに乗って国道13号線まで出て、午後3時頃から、ひたすらパクセに向かうトラックバスを待ちましたが、1時間半待っても全く来ません。仕方ないので、通りかかった普通の小型トラックを呼び止めて、パクセまで送ってもらうことにしました。
トラックバスの運賃より遙かに安い料金で送ってくれ、その上、パクセ市内をぐるっと案内し、最後にはホテルの前まで届けてくれた親切なおにーさん。 -
パクセでのお宿は、立地が便利で新しい、セーンアルン・ホテル。
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数日ぶりにバスタブに浸かって埃と汗を洗い流してスッキリ。
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翌日ですぅ〜。
この日はいよいよ帰る日。
朝早くから、ウボン行きのバスが出るターミナルに向かいました。バスがまだ来ていない駐車場では、地元の若い人達がタクローの練習中。 -
バスは午前8時半に出発してウボンを目指します。
ターミナルを出て間もなく、日本の援助で作られた橋を渡ります。 -
タイとの国境。今回のタイの入国審査官は、スタンプを押し間違ったり、出入国カードの出国と入国のカードを張り間違ったりで・・・大変でした(笑)
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ウボンの空港からは、飛行機で戻りました。
一番前のいわゆる“お見合い座席”に座ったのですが、客室乗務員が気さくに話に応じてくれて、楽しいフライトでした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- こあしろさん 2009/03/22 01:20:48
- ラオス
- ないはん男前さん
こんばんは。
ないはん男前さんの旅行記いつも楽しく見させて頂いております。
特にラオス南部の旅行記がお気に入りです。
(雄大なメコン川や地元の人に混じっての移動、レンタサイクル・・・)
ガイドブックなどからではなかなか知ることができない地域であり、とても新鮮です。
私も一度はいってみたいな〜と思いました。
また、他の旅行記も見させて頂きたいと思います。
それでは、失礼します。
- ないはん男前さん からの返信 2009/03/24 03:21:51
- RE: ラオス
- こあしろ様
返事が遅くなって済みません。
ちょっと旅行に行ってましたので・・・・。
ラオスは、人が素朴で良いところですよ。
その素朴さもいつまで続くかわかりませんから、
お早めに、行かれることをお勧めします。
スムーズな旅はし難いと思いますが、それも旅の楽しみです。
ないはん男前
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