2008/07/24 - 2008/07/28
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Hidechanさん
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08,7,24から久しぶりにロシアに行ってきました。今回でロシア旅行は8回目。行き先はロシア、カムチャッカ半島、ペトロパブロフスク郊外のアバチャ山(2,741m)の山麓でのフラワーハイキングでした。滞在5日の短期間の旅行でしたが、高山植物の花の写真は沢山撮影することが出来ました。ただ残念だったことは山の写真が思うように撮れなかった事です。連日雲がかかりアバチャ山やカリャーク山がその雄姿を覗かせたのはほんの一時で思うような写真は撮れませんでした。
花の写真は1,000枚以上撮ることは出来ましたがこのサイトは旅サイトですので、花の写真は上げないこととします。
写真は『北の果てカムチャッカ半島、アバチャ山山麓にひっそりと咲いていた、【ワレモコウ】』
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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7月24日、飛行機は関西空港を日本時間12時45分カムチャッカ、ペトロパブロフスクへ向け飛び立った。機体はロシア製TU(ツポレフ)147。航空会社はウラジオストック航空。この会社はソ連がロシアに変わった以後、以前の国営アエロフロートが分割民営化されて出来た会社である。
5年ぶりのロシアの飛行機、以前は内装の継ぎ接ぎが目立っており、椅子もベニヤに布を張ったような、ペンキの塗装が目立つ些末な物であったが、大分改善されて清潔になっていた、椅子も良くなっている。相変わらず冷房の利きは良くない。 -
この度の旅行はアバチャ山山麓で高山植物の花の写真を撮影することを目的に出かけてきました。本来であればアバチャ山に登頂したかったのですが、昨年病気で手術をし、その後下半身の筋肉が落ち、春先から体力回復に努めたが間に合わず、登頂は諦め麓で花の写真を撮ってくることにしました。
カムチャッカへの航空路には直行の定期便は有りませんが夏の間だけ臨時便(チャーター便)が飛んでいます。今回は当初成田からの便で飛ぶつもりでいましたが、席が取れず関空からの便になりました。山行き専門の旅行社のツアーを利用しました。16人とツアコン1名のグループ旅行でした。
関空、ペトロパブロフスク間は4時間の飛行です。私の住んでいる北海道の新千歳空港から関空までは2時間、すなわち関空−ペトロの中間地点が北海道です。ペトロパブロフスクの空港は同市から40Km位離れたエリゾボ市に有りました。
行きは関空からの直行チャーター便でしたが、帰りは大陸のウラジオストック経由で帰りました。青線は往路、赤線は復路の飛行ルートです。 -
離陸後2時間経過したあたりで私の家の上空を通過したようであるが、雲で下界は見えなかった。現地時間は日本と4時間の時差がある。現地時間20時頃ペトロパブロフスク空港に着陸した。この空港ははペトロ市の郊外にあるエリゾボ市にある。着陸態勢にはいると上空から戦闘機が駐機しているのが見える。着陸後こっそりと写真を撮った。ミグ31の様であった。
空港の職員はコートを着ている。相当寒いようだ、機内で長袖に着替えて降りた。 -
エリゾボ市にあるペトロパブロフスク空港ターミナルビルの建物。
建物上部の表示は『空港』を意味するロシア語。ロシアではこの様に外から見る建物には『空港』、『駅』という素っ気ない表示の物が多い。滑走路側、または鉄道では線路側から見えるところには、その土地の名前が表示されている。すなわちこの空港ターミナルビルも滑走路側から見えるターミナルビル上部には『ペトロパブロフスク』と書かれている。
また、到着時の入国審査は、この建物の隣にある、小屋のような粗末な小さい建物で行われた。筆者はロシアの田舎の空港を何度か利用したが、田舎の空港では到着時には空港ビルでは無く、建物の側にある小屋状の建物、中には牧場の柵状な所から出て行くことが多かった。出発時には空港ビルの正面から滑走路に出るのであるが。 -
到着後バスで空港から南南西へ車で約50分ほどにあるバラトゥンカ温泉郷のロッジに移動した。この施設はソ連時代に良くあった保養所スタイルの宿泊所であった。建物は新しいが質素な施設であった。入り口上部のロシア語は『フラミンゴ』とこのロッジの名前が書かれています。温泉はこの建物から100m位離れたところにあるプール状の設備で水着をきて入る。温水プールと言ったところである。
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到着第1夜はこのロッジの食堂で撮りました。日本からの他のグループも滞在しており、全員が日本人グループでした。
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2日目、朝食後この六輪駆動のトラック状の車で約3時間かけて目的地アバチャ山麓の標高800mのキャンプ地まで移動することになりました。
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この度の旅行ではその滞在地が山の上のキヤンプ地でお土産などを買うことの出来る街には滞在しません。キャンプ地に移動の途中エリゾボ市を経由しますので、途中に有ったエリゾボ市のスーパーマーケットに立ち寄りました。
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エリゾボ市はカムチャッカ州でペトロパブロフスク市に次ぐ第2の町で、人口3,7万の町です。スパーマーケットの品揃えはまあまあでした。さすがウオッカの品揃えだけは日本の酒屋にひけを取らないようです。
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スパーマーケットの乳製品(バター、チーズ等)売り場。一切れがどの製品も大きい。
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キャンプ地に向け車は走行、途中から道は無く干上がった河原を走行した。この川原を標高800mまで遡上する。従って普通のバス等では走行不可能であり、この様な六輪駆動の軍用トラックの改造車かまたはランドクルーザーでしかキャンプ地には行くことが出来ない。
古い六輪駆動車はロシア軍の軍用トラック(ロシア製のトラック、カマス)の荷台部にフレハブ状の客席を乗せた物であるが、最近作られた新しい車体のものは最初から人を乗せるように作られていた。山から降りるときにこの新しい車体の車で降りた。 -
アバチャ山麓、標高約800mにあるキャンプサイト。この写真のようなプレハブロッジ、管理棟、レストラン棟、など沢山のプレハブ状の建物がある。この場所に泊まってアバチャ山の登山に出かけるが、この場所から頂上までは標高差1,900mを1日で往復することになるので今回は諦めた。登頂してきた人に聞いたが、途中雪渓の箇所もあり軽アイゼンを持って行った方が良いとのこと、多くの人々はアイゼンなしで登っていた。
ロッジの中には二段ベットがあり8人から10人が宿泊できる。ベットには簡単なマットと毛布があるが寝袋は持参した方が良いと思われる。 -
プレハブロッジの床下にはこの写真の様なマーモットが巣くっていてツーリストに食べ物をねだってくる。山麓をトレッキング中にもあちら此方の彼らの巣穴が沢山見られた。完全に人になれていて、靴の上にまで上がってきて食べ物のおねだりをする。可愛いだか、困った物だ。また、病原菌を持っている場合もあるので絶対に手で触れてはいけない。
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ロシア人スタッフにこの動物の名前を聞いたところ『ィエブラーシカ』と教えてもらった。帰国して辞書やネットで調べたが、この単語では怪しげな物しか出てこない。耳で聞いたので聞き間違いだったのだろうか?
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キャンプサイトから望んだアバチャ山。雲がかかって頂上は見えない。
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この日の昼食はキャンプサイトの食堂棟で採った。今日の昼食には、ボルシチが出た。この地には毎日のように日本からの登山グループ、または高山植物を見る我々のようなフラワートレッキングのグループがやって来ている。ロシア人やヨーロッパからのツアー客は他の場所にテントを張って滞在しているようだ。
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昼食後、フラワーハイキングに出発した。雪渓をわたって、山並みの尾根にでて歩いていった。
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歩くコースの脇には高山植物があり、小さな花が咲き乱れている。我々のグループにはロシア人のサポートスタッフが通訳を入れて4人付いていて、そのうちの一人が花の名前など詳しく説明してくれる。
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アバチャ山から若者のグループが降りてきた。話しかけるとポーランドからやって来た学生達のグループだった。若いってすばらしい、キラキラ輝いている。
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広大な山裾を歩く我々ツアーのグループ
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周りにはまだまだ雪渓が残っている。雪が解けきれないうちに初雪が降り出すだろう。
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6時過ぎにキャンプサイトに帰り着いた。ゆっくりと花を見ながらのトレックなので全く疲れていない。
この地は高緯度にあり、さらに今は夏時間を使っているので夜の10時を過ぎても明るい。
8時ころ山にかかっていた雲が切れだしてきた。急いで三脚を持ち出しアバチャ山の写真を撮った。残念ながら頂上が赤く染まる前にまた雲がかかりだして思うような写真が撮れなかった。
でも山頂から噴煙が上がっているのがよく見える。 -
望遠で撮ったアバチャ山山頂。スッキリとした写真にはならなかった。
9時過ぎになり、登頂組のグループが下山してきた、遅い人たちは10時近くなって帰ってきたが外はまだ明るい。 -
キャンプ地2日目、今日は午前中から弁当を持って1日花を見てのトレックだ。雪渓の上を歩くのは気分が良い。
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アバチャ山麓をトレックしていると、遭難者慰霊のケルンがあった。
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フレートに書かれている内容。
【1984年7月1日、ユリチェンコ45歳、フラーニン28歳はこの地から去っていったが、戻ることはなかった。彼らを記憶にとどめてこの碑を建てる】 -
7月27日、2日間に渡ったアバチャ山麓のフラワーウォッチングも終わり、山から降りることとなった。帰りはこの新しい六輪駆動車で下ることとなる。運転手に聞くと昨年新車で納入された物とのことであった。はじめから人を乗せるように作られていた。
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27日、今日のハイキング予定地のバチェカズェッツ山麓の森林地帯に移動する途中時間に余裕が有ったのでエリゾボ市内の古い形の青空市場(バザール、ロシア語ではルイノクが一般的)に寄ってみました。この所の石油の高騰化でいっぺんに成金になってロシア各地のルイノクも小綺麗になり品揃えが増えそれなりに気の利いた市場に激変しているにもかかわらず、ここの市場は昔のソ連時代の面影が色濃く残っている。
売られている品物は豊富だがどれも中国製や韓国製の安物ばかりである。このロシアでも辺境の地までは中央の繁栄が届いていないのであろう。 -
ただ此処でびっくりしたのは、果物売り場に多量のメロンとスイカが積みあげられていたことである。南国の果物がこの北の果ての地で採れるはずもないと思い売り子に聞いてみたところ、アゼルバイジャンから持ち込んできたとのこと、売り子の顔立ちがロシア人と幾分相違しており、眉毛が黒く濃いので、アゼルバイジャン人かと聞いてみたところ、『そうだ』との返事が返ってきた。びっくりした、ほとんど地球の裏側からこんなロシアの辺境の地まで商売にやってくる彼らのバイタリティーにはただただ驚くばかりであった。
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市場の近くにあったロシア正教の教会。内部は写真を断られたので外側からの写真である。
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教会の外の道路にポンコツの車を台にして、車の中古部品を売る店。
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昼ちょっと前に目的地のバチェカズェッツの山麓の森に着いた。ここのテント食堂で昼食を採ることとなった。此処で働いているロシア人スタッフが夏休みででもあり子供を連れてきて近くで遊ばせている。お母さんに付いてきた6歳のターニャ、お姉ちゃんも一緒だ。
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ターニャのお姉ちゃんワーリャがテンの子供を抱いている。ペットとして家で飼っているようだが連れて来たとのこと。紐もつけていないのに逃げ出さず抱かさっていて、この子のそばを離れない。
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バチェカズェッツの森、トレックする森の中の道の両側には今を盛りと北国の花々が咲き乱れていた。
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ここでもロシア人のスタッフが花の説明をしてくれる。
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森の中の小道を30分も進むと、ホッカリと原っぱが現れた。昔湖だったが干上がり原っぱになった箇所の様だ。ここでも花々が咲き乱れていた。また、ヒグマが踏み分けた獣道もあり、途中熊の糞にも出会った。
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我々が乗ってきたトラックと、花が咲き乱れる北国の野原。
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昼食をとったテント食堂で我々ツアー客を歓迎するロシアの女性。ロシアの民族衣装をきて、パンと塩でお客を歓迎するセレモニーである。
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夕方、再びパラトンカ温泉に帰ってきた。今夜がロシア最終の夜である。
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夕食まで少し時間があったので、温泉プールに出かけた。プールから上がり心地よい風に吹かれて、この施設の裏側にあった川縁を散歩する。遡上するサケの姿は見えなかったが2.3人が釣りをしていた。
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最後の晩の食事風景。
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エリゾボ市にあるペトロパブロフスク空港ターミナルビル。建物の上の表示はロシア語で「ペトロパブロフスク」と書いてある。
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来るときは臨時の直行便で来たが、帰りは大陸のウラジオストックにいったん飛んで、関空へと帰りこととなった。飛行機の文字は『ウラジオストック航空』と書れている。
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途中立ち寄ったウラジオストック空港は同市の市中から北へ約40Kmのアルチョム市にある。ここの空港ターミナルビルにATMが有ったので試しに使ってみた。問題なくルーブルの紙幣が出てきた。
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ウラジオストック空港ターミナルビルと駐機しているロシアの飛行機。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Elliott-7さん 2009/11/22 15:55:09
- 初めまして・・・
- Hidechanさんへ
ロシア・カムチャッカ半島の旅行記拝見しました。
まだロシアの地を踏んだことがありませんので、大変参考になりました。
詳しく説明されているので、これから旅する者にとってよくわかります。
ありがとうございました。
from Elliott-7
- Hidechanさん からの返信 2009/11/22 16:31:54
- RE: 初めまして・・・
- Elliott-7さん初めまして。
ロシアばかり行っているHideです。カムチャッカは山に入っていました。夏の間日本から沢山の登山家が集まっていました。
来年の8月20頃からまたロシアを計画してます。70過ぎのじいさんのバックパッカ−です、約3ケ月弱一人で、ロシアのシベリヤ、中央アジア各国、カフカスの各国、最終地はトルコのイスタンブールまで陸上移動でトライしてきます。
帰りましたらまだ此処に旅行記を上げるつもりです。
今後ともよろしく。
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