2008/07/09 - 2008/07/31
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xxtommyxxさん
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とうとうアジアからヨーロッパへ・・・
まだまだ未知の国ロシアは何を見せてくれるのか???
それとバルト三国にも行ってみる。。。
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「時間はお金で買えるもの」という時代に飛行機の乗れば5−6時間で行けるところを列車で4泊5日かけて移動する。。。
そんな贅沢とも馬鹿げたとも言える旅をした。。。
モンゴルのウランバートルからロシアのモスクワまでの列車の旅。。。
ロシアで一番有名なシベリア鉄道に乗っていく。。。
シベリア鉄道は日本海側のウラジオストックからモスクワまでの全長9288kmあるが、今回はモンゴルからなのでその3分の2程度の6000kmを走ることになる。。。
4泊5日時間すると100時間乗ることになるので、事前に食料をかなり買い込んだ。。。
もちろん食堂車は付いているだろうが想像するに貧乏旅行者が毎食気軽に食べれる値段設定ではないだろうから、食堂車に頼らずとも飲み食いできるだけの準備をした。。。
と言っても調理なんてできないので、パンとお菓子と水を買い込んだくらいだった。。。
列車は定刻通り昼過ぎに出発し一路国境を目指して北上する。。。
乗客はロシア人モンゴル人そして欧米人に韓国人と日本人の旅行者。。。
たまたま同じ車両に日本人が1人乗っていたので、モスクワまでの話し相手にはなってくれそうだ。。。
夜中の10時過ぎにモンゴル側の国境に到着するとすぐに係員が乗り込んできてパスポートを回収していき、少しするとモンゴルの出国印が押されたパスポートが戻ってきた。。。
列車は再び出発し今度はロシア側の国境に向かう。。。
列車が止まるとここでも国境係官と税関が乗り込んできてチェック及びパスポートを回収していく。。。
列車を降りることなくすべての手続きが順調に行われていく。。。
ロシアはまだまだ自由旅行が困難な国の1つなので入国の際にいろいろ質問されるかと覚悟していたが、入国印の押されたパスポートを返され無事入国を済ませれた。。。
この手続きが終わった頃には夜中の1時半を過ぎていてやっと眠りにつくとこができた。。。 -
朝目覚めると列車は順調にロシアの大地を駆け抜けていた。。。
車窓には緑と家とバイカル湖が望めた。。。
草原から木に、ゲルから木造の家に、アジア顔からヨーロピアン顔におもしをいようにすべてが変わっていた。。。
当たり前の話だがとうとうロシアに入ったのだと実感ができたときでもあった。。。
バイカル湖畔の駅で止まったときはバイカル湖でしか捕れないオムールという魚の燻製を売りに来ていたので試にと買ってみる。。。
4匹で500円とさすがにモンゴルより物価は高くなっている。。。
味は白ご飯と味噌汁があれば何倍でも食べれそうなぐらい塩味の濃い味付けになっていた。。。
この辺りは冬が長く厳しいものなので保存食の技術は豊富なようだった。。。
バイカル湖名物?のオムールの燻製も食べたし後はひたすら車窓を眺めるが、大した変化もなくもしかしたら環状線のように同じところをくるくる回ってるのではないかとすら錯覚してしまうぐらいだ。。。
でも車窓を眺めながらパンをかじるだけでも水を飲むだけでもちょっとリッチな気分にさえなってしまう不思議な空間でもあった。。。 -
4日目の朝は7月11日でこの日はモンゴルのナーダムのお祭りということで列車の中のモンゴル人夫婦が同じ車両の人たちを集め朝食をご馳走してくれた。。。
それは簡素なものであったが、同時に列車の中でできる最高のものでもあった。。。
本来ならこの夫婦も自宅で盛大にナーダムを祝ってたかもしれないが、今年は出稼ぎに行くためにこの列車に乗っているので、欧米人や日本人と共にささやかな祝いをするだけだった。。。
モンゴルを出てまた違うモンゴルの気持ちに出会えた感じがして嬉しく思えた。。。
列車はどんどん西に進み時差がモンゴルから−4時間にも達する頃にようやくモスクワ駅に到着する。。。
列車という小さな限られた空間だったがここでもいろいろな出会いや別れがあった。。。 -
ロシアとの出会いはいつだったろうと考えてみる。。。
初めて海外に行った12年前・・・
ヨーロッパに行くために使った航空会社は一番安かったアエロフロートロシア航空。。。
出発2日前に墜落事故を起こしたアエロフロートロシア航空・・・
エアバスの機体は本当にボロかったし、スチュワーデスの態度は怖く無愛想、機内食はまずく、激しい揺れに死亡保険をケチったのを少し後悔していた。。。
ヨーロッパに行くためには当然モスクワ経由になる。。。
もちろんトランジットなので空港から出ることはできないが、空港に降り立つと殺伐とした建物に暗い照明、ソビエトが崩壊してロシアになって何年か経っているのに、これが社会主義の残存かと感じられた。。。
社会主義が崩壊して資本主義となったが、日本に流れてくるニュースや情報は街のどこにも物がなく在庫のほとんどないスーパーに長蛇の列ができている映像だった。。。
人は餓え治安も悪かったみたいで、こんな国旅行どころじゃないなと暗い空港で思っていた。。。
しかしそれから12年・・・
ロシアは豊富な資源を武器に大国へと返り咲き、今や世界一物価の高い都市がモスクワとなるまでに急成長していた。。。
そうモスクワは物価が高い!!!
貧乏旅行者にはそれもアジア中心に旅してきた俺には信じられない高さだった・・・
宿はドミトリー(相部屋)で35ドル。。。
今まで一番高かったのがニューヨークのドミトリーが33ドルだったので、それを更新してしまった・・・
マクドナルドのセットが750円で少し日本より高く、ペットボトルのジュースが150円で缶のジュースが100円と日本と同じぐらいの値段だった。。。
レストラン入ると安めのところで2000円ぐらいで、ちょっと高いところになると5000円ぐらいするそうだ・・・
まぁ日本と同じと思って旅すればいいかも知れないが、収入の絶たれた今は日本で使うように使っていたら、あっという間に帰国日が来てしまいそうで・・・
なにより日本との格差があるのはトイレで、日本ではどこでも無料であるが、ロシアではほとんど有料・・・
安いところで35円から高いところで75円まで・・・
他の外国も有料のことろは多く、お金を出してトイレをすることにも慣れてきたが、ほとんどが10円から20円ぐらいで75円払って小だけっていうのも入るのにかなりの勇気が必要になる。。。
最近はけっこう我慢してしまうので、膀胱炎にでもならないか心配にさえなってくる。。。 -
モスクワの街はヨーロッパそのものだった。。。
クレムリンを中心に教会や聖堂が多く見られ、古きよき建物も残っている。。。
昔クレムリンでは1つの小話があった。。。
「フルシチョフの大バカやろう」とクレムリン宮殿の前で叫んだ男がいた。。。
社会主義真っ盛りのソビエトではすぐに捕まり、彼は2つの罪に問われた。。。
1つはもちろん、時の書記長に対する侮辱罪。。。
そしてもう1つは国家機密の暴露・・・
そんな虚実の皮膜の笑い話の舞台となったのがクレムリン。。。
ガイドブックでも一番前に載っていて、ツアーでも真っ先に行くだろうモスクワ1番の観光地。。。
もうモスクワを経とうとしているのに結局入らずに終わった・・・
1番の観光地だがどうしても入りたいという気が起きなかった・・・
それより街をうろついたり地下鉄に乗っているほうが楽しかった。。。
モスクワの建物は貫禄と荘厳さをかね合わせたものが多く圧巻させられたし、社会主義の地下鉄は彫刻やレリーフなど細かな細工がいろいろされてて、見ても楽しませてくれた。。。
社会主義の地下鉄は軍の重要施設でもあるため写真は禁止されているところが多いが、ロシアは今では地下鉄でも撮影ができるようになったみたいで、気軽に写真が撮れたのもよかった。。。
モスクワの今は日中とても暑く、35度以上のときもある。。。
そのためロシア美人の格好が薄着で胸元パックリって感じで、なんとも目の保養になる。。。
ロシア美人の胸元は癒しの最高傑作だ。。。
時には胸元がシャラポアになっている人も少なくない・・・
さすがに胸元を写真に撮るとそのまま警察に連れて行かれそうなので、断腸の思いで自粛中・・・
あー結局モスクワっ子とはまったく接することなく終わってしまった・・・
強敵ロシア美人を前に、へたれ日本男児は今日もヤラシイ横目で見てるだけ・・・ -
モスクワから夜行列車で8時間でサンクトペテルブルグに到着する。。。
この路線は人気が高く、「赤い矢号」や「ニコライ・エキスプレス」「グランド・エキスプレス」「オーロラ号」など豪華列車が毎日深夜0時近くに運行されている。。。
出発の数日前に鉄道駅に行き切符を買うとき2等寝台の下に3等寝台があるようなので、必死に3等寝台のほうをお願いする。。。
何も言わないと1等寝台か2等寝台にされそうなので・・・
豪華列車だけに2等寝台でもそれなりにしてもおかしくないとも思えてたし・・・
受け取ったチケットには22:20発と記載されていて、どうも豪華列車にはさすがに3等寝台はなく、それ以外に普通の夜行列車も運行していたようだ。。。
まぁ夜行なので寝てしまえば豪華も普通もないので安いことに越したことはなかった。。。 -
サンクトペテルブルグには、世界屈指の大美術館のエルミタージュ美術館や帝政ロシアのシンボルで世界でも最も大きい教会の1つのイサク聖堂や、芸術の国ロシアのプライドを背負っていると言われてるマリインスキー劇場など観光スポットには事欠かなかったが、どれも胸を突き動かされるものではなかった・・・
印象に残ったのは名も知らぬ公園だった。。。
なぜ名も知らぬ公園が印象に残ったのかは、本当に単純なくだらない理由だった。。。
サンクトペテルブルグでもドミトリー(相部屋)に泊まっていた。。。
同室のオランダ人から朝起きると「今日の予定は」と声を掛けられた。。。
今日はバスターミナルに行って時刻表を調べて、その後は街を散策して名物のボルシチやピロシキでも食べて・・・っと頭の中では予定はあったが、英語が話せないのもあって「別に・・・」っと返した。。。
そうすると彼女が「今日これから公園に行くんだけど一緒にどう?」と言ってきた。。。
ブスの誘いは是が非でも断るのだが、それが美人となると話は違ってくる。。。
頭の中の予定は一気に白紙になり「いいね公園行こう」という具合になってしまう。。。
悲しき男の性か・・・
彼女とは前日も少し話していて、俺が英語を話せないのは知っていたので、ウイットに富んだ会話を期待されてる訳でもなく普通の会話で盛り上がるわけでもないし、俺の知らない場所なので俺が役立つこともそうないはずなのに、なぜ彼女は俺を誘ったのか???
彼女は1人旅だった・・・
1人旅をしてると、ふと誰かと行動したくなるときがある。。。
何か見たとき何か感じたとき、そのことを誰かに伝えたくなるが、1人のときはそれを飲み込んでしまわなければならない。。。そんな時誰かが横にいてればとふと思うことがある。。。
そう俺もまた1人旅だった・・・ -
「どこの公園に行くの?」と聞いても俺の持っているガイドブックには載っていなかった。。。
彼女が昨日のうちに調べておいたみたいなので、そのメモを頼りに行くことになった。。。
地下鉄に乗りミニバスに乗り換え目的地の公園に着く。。。
公園のくせに入場料を取りやがる・・・
それも1000円・・・
でっかい公園であったが、でもそれはただの公園でもあったのに・・・
タイのバンコクで作った偽の学生証がその効力を発揮して半額の500円にしてくれた。。。
300円で作ったものなので、1回で元を取ったことになる。。。
静かな公園を2人で歩く。。。
街中は夏の行楽シーズンでもあって、世界中からロシア国内から観光客が集まり観光地は軒並み長蛇の列がなされていた。。。
でもこの公園は人もまばらで静かだった。。。
彼女が「日本では英語は勉強しないの?」っと痛いところを突いてくる・・・
「一応中高6年勉強したんだけど」と力なく答えると彼女は「・・・」
まぁ英語は難しいからねとやさしくフォローもしてくれた。。。
オランダ人は英語圏以外での国の中ではかなり英語力が高く国民ほとんどが普通に話せる。。。(俺の主観)
オランダでは小学生から英語を勉強し、中高でフランス語とドイツ語を勉強するみたいで、私はドイツ語はあまり好きじゃないわっと言っていた。。。
それは難しいからかドイツが嫌いなのかは聞けなかったが・・・
ベンチに座って休憩するが、単語程度の会話では間がもたず、お互いにボーっとしたり本を読んだりするがその時間もゆっくり流れて、けっして退屈なものではなかった。。。
帰りに宿の近くの駅に着くと彼女が「まだ時間が大丈夫だったらビールでも飲まない?」と言ってくる。。。
普段ならビールなんて飲まないのに「いいねビール飲もうよ」ってな具合になる。。。これも悲しき性か・・・
オープンテラスに座りビールを傾ける。。。
普段はアルコールはあまり飲まないが、気持ちよく飲む。。。
少し夕日がかった光が顔に当たる。。。
夕日の赤かビールでほんのり赤くなったのか、顔が赤く染まる。。。
時間よ止まれ!!!
そんな願いも天には届かず・・・
彼女が「そろそろ行かなきゃ」
そう彼女はその日の夜行でモスクワへと行ってしまった・・・ -
エストニア(首都タリン)
私はモデルの卵のテレよ。。。よろしくね。。。
写真撮るなら安っぽい写真撮らないでよ
見せて???ふう〜んまぁまぁね。。。
私の魅力を最大限引き出せてないけど、まぁいいわ。。。
タリンはどこ廻ったの???
タリンの旧市街素敵でしょ。。。
すべてが石畳で城壁とかも残っていて。。。
でも今日もすごい観光客でしょ。。。
夏のシーズンは毎日がこれよ・・・
ヨーロッパ各地から来てるのよ。。。それも団体で・・・
2004年にバルト三国もEUに加盟したでしょ。。。
自由に行き来できるようになったからね。。。
昔はソビエトだったから、それほど自由もなかったのよ。。。
私は知らないわよ。。。
だって1991年でしょ独立したのは。。。
私はまだ乳飲み子ぐらいよ。。。
でも今のほうがいいってママもパパも言ってるわ。。。
私の夢???もちろんパリコレよ。。。
ちょっと身長が低いけど、そこは私の魅力でカバーしてみせるわ。。。
タリンは満喫してる???
夜の旧市街も素敵だからぜひ歩いてみてね。。。
でも今は夜の10時ぐらいが日没だから11時過ぎないと暗くはならないけどね。。。
じゃまたね。。。 -
ラトヴィア(首都リーガ)
ねぇどこから来たの?あータリンね。。。あそこは田舎町でしょ。。。
それに比べここリーガは都会でしょ。。。バルト三国のなかじゃここが一番都会なのよ。。。
でも少々物価も高いけどね・・・
旧市街もこれと言って見所もないけど、昔はバルトのパリって呼ばれてたのよ。。。
それにファッションも最先端いってるわよ。。。
この服???
もちろん流行の先取りよ。。。
お尻が見えてる???見えてるんじゃないのよ、これは見せてるの。。。
ちょっと先を行き過ぎてるかも知れないけど、来年当たりリーガはこれが流行るわ。。。
いわば私はパイオニアなの。。。
今どき見えそで見えないっていうのは古いのよ。。。
見せれるところは見せるのよ。。。
プロポーションもいいでしょ。。。
維持するのもけっこう大変なのよ。。。
えっ名前???スヴェイキよ。。。 -
リトアニア(首都ヴィリニュス)
八ロー!!!
私の名前はラパスよ。。。
ねぇヴィリニュスにはいつ来たの???
へぇ〜昨日なんだ。。。ここの町はどこ見ても教会だらけでしょ。。。
本当に教会が多いの。。。でも私はそれが好きだな。。。
神様に見守られながら生活してるって感じでしょ。。。
もちろん毎日お祈りするし、たまにはミサにも出かけるわ。。。
今日はどこに行ってきたの???
そうカウナスに行ってきたの。。。
たしかここからバスで1時間半ぐらいかな???
私もあの町好きだな。。。
町並みとかもきれいもんね。。。
デートにはもってこいよ。。。
えっ彼氏???今はいないわよ。。。募集中!!!
杉原記念館には行った???
私も昔野外学習で行ったわ。。。
杉原千畝とか命のビザとかって知らなかったけど、考え深かったな。。。
その影響もあって私の夢は世界を笑顔で平和にするの。。。
ほらLOVE&PEACEってあるでしょ。。。
私の場合はSMILE&PEACEね。。。
この格好似合ってるでしょ。。。
あなたも笑顔になってるわよ。。。
そうねできたら世界を廻りたいわね。。。
日本???もちろん行ってみたいわ。。。
行ったら連絡するからおいしいものでもご馳走してよね。。。
お礼に笑顔をプレゼントするから。。。
じゃあね!!!
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