里海画報～祝島 環瀬戸総会０８年７月１２日

2008/07/12 - 2008/07/12

環瀬戸内海会議の総会が祝島であり、「周防の生命圏シンポジウム」も併催されており、参加してきたでがんす。
祝島には三回目の上陸で、流星艦爆号で上陸したんは初めてでがんした。
７月１２日は環瀬戸の総会が祝島公民館であったんでがんす。

エリア 柳井・上関(山口)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 バイク

宇野から柳井港までノンストップで走り続け、出港２０分前に間に合って、９時半発の定期船に乗れて大ラッキーでがんした。
乗客が少なく貨物が多かったけえ、座席を外して搭載してくれたんでがんす。

船内には８月にある神舞のポスターも貼っとってぢゃ。

平郡島が見えたでがんす。

室津で貨物や郵袋を積み込むんでがんす。

室津港

上関大橋

八島が見えた。

原発予定地の長島の田ノ浦が見えたでがんす。
ダイノコシ岩も見えたでがんす。

祝島に着いてみんな降りた後に流星艦爆号を降ろしたが、渡り板を使うて波止場の階段は３人で押して揚げたでがんす。
とにかく、初めて祝島に流星艦爆号で行けたでがんす！

練り塀の見える路地をさっき降ろした郵袋の配達に郵カブが走るんでがんす。

島中にスナメリ研究の学生のポスターが貼っとったでがんす。

祝島農協の倉庫

環瀬戸総会
祝島でやるんは２回目か？

祝島の牧豚犬マキわん

【氏本農園の豚】
休耕田に豚を放牧して掘り返してもらい抑草するとともに糞などで土を肥し野菜などを作る農法で、出荷できないクズみかんやクズ野菜や熟れ過ぎたり傷物の枇杷とか椿の花とか、とにかく季節に合わせていろんなものを食べさせとるんでがんす。
多頭飼いと違って柵の中は自由に動けるけえ、ストレスもなく伸び伸び育つんでがんす。

豚さんが他所の畑を荒らしたりせんやうに電柵を巡らすんでがんす。

電柵の電源は太陽光発電１基でまかなえるんでがんす。

田んぼを掘り返し何か食べる豚さんでがんす。

豚さんの糞は余り臭くなく、そのまま肥料になるんでがんす。

丁度子豚ちゃんが三頭居ったでがんす。

豚さんのねぐらで氏本さんが環瀬戸会員に説明しとるとこでがんす。

雑木林の中にも豚さんを入れて下草を食わせたり筍を食わせて葛や竹の浸入を防ぐんでがんす。
配合飼料は殆どやらず、泥の中の何かわからんもんまで食べても全然下痢とかせんし、離島なんで伝染病の心配も無いんでがんす。

豚さんが鼻で耕して糞をして肥やした畑ででけた西瓜が冷やされとるんでがんす。
この飼い方では豚だけでなく、畑の産物も一緒に出荷でけるんがウリなんでがんす。
出荷先は高級レストランぢゃが、無理をせずにできるときしか出さん「わがまま農法」ぢゃと氏本さんは言ふんでがんす。

氏本農園の入口の蚊取り豚

現代農業０８年８月号にも氏本さんの豚の事が出とってぢゃ。
http://www.ruralnet.or.jp/gn/200808/200808_f.htm

ハマナデシコが満開ぢゃった。

合歓の木も満開

漁船で祝島を一周したらすごい地層の貫入岩の模様が見えたでがんす。

海から平さんの棚田の石垣も見えたんでがんす。

港に帰り、環瀬戸の懇親会で出た岩豆腐とセトガイ(イガイ)。
他にも色々出たが、岩豆腐とセトガイが祝島の一押しでがんす。
呑んで食うて寺ウマ〜〜でがんした。