2007/08/15 - 2007/08/20
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けちゃたびたび(NaokoSaimi)さん
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ショパン協会はワルシャワに本部があるものとウィーンに本部があるものがあります。去年京都でお世話をしたウィーン国際ショパン協会会長と理事が、ウィーンの西130キロくらいの山中にある小さな町ガミング(Gaming)で8/16〜19開催される第23回ショパンフェスティバルに招待してくれました。ショパンフェスティバルと言ってもショパンだけを演奏するわけではありません。今年のテーマは「フランスにおけるショパンとプレイエル」。プレイエルはオーストリアの作曲家、演奏家であり、また彼がパリで創業したピアノ製造会社はショパンが使うピアノを提供していました。写真はメイン会場 Kartauseのチャペル。
ショパンフェスティバル
http://members.aon.at/chopin.at/festival_gaming/festival.html
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Gamingにあるメイン会場 Kartause はもともとは13世紀に造られた修道院。現在は各国の留学生が学ぶカレッジ、学生寮、教会、ホテルとして使われています。
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私達日本から行った4人の女性の部屋は学生寮。学生達は夏休みで帰国しています。
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それぞれ大きな部屋(私は3人部屋)を1人ずつ割り振られていました。ちょっと寂しい・・・。なので、夜な夜な共同のダイニングで皆で集まって酒盛りしてしまいました。
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Gaming一日目の8/16。ランチは Kartauseにあるレストランで。オーストリア〜チロル地方料理である Knodel (団子)と地元のきのこのスープ。
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到着日の午後は、ショパン協会の理事の女性の別荘にアフタヌーン・ティーに呼ばれました。オーストリアでも最も古い原生林に囲まれたLunzer Seeという湖のほとりにあります。
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お庭に長いテーブルを出し、オーストリアの名物ケーキ アップルストゥルーデル他数種類の手作りケーキに、コーヒー、紅茶、シャンパンもふるまわれました。
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さてショパンフェスティバルは、Evening Concert at Parish Church of Gamingで幕開けです。この小さな教会は幼少のモーツアルトが弾いた古いオルガンが残されていることで有名です。
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クワイヤ(聖歌隊)のコーラス、ソプラノ、バリトン歌手の歌、オルガンの演奏など、静かに夜はふけていきます。
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この教会で天上の音楽と思われる演奏が響きわたり、神父らがオルガンのある2Fにあがって見つけたのは5歳のモーツアルトでした。故郷のザルツブルグから父と一緒に宮廷デビューのためウィーンに向かった途中に立ち寄ったのです。
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演奏は Klaus Hehn。オーストリアの有名なオルガン奏者。このモーツアルトのオルガンに恐れ多くもさわらさせてもらいました。
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バリトンの Gunter Haumerと、ソプラノの Sevana Salmasi、それにクワイヤの皆さん。
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8/17翌朝はショパンフェスティバルのメイン会場であるKartauseの持ち主が施設を案内してくれました。もともとは13世紀の修道院で、その姿は絵に残されています。大変厳しい戒律の中、修道僧たちは絵の左側にある一つ一つの家に暮らし、一言も言葉を交わすことなく祈りと仕事の日々を送ったそうです。
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ここが歴史に登場するのは、スイスの伯爵だったルドルフ(1世)がオーストリアに基盤を移し”ハプルスブルグ家”を最初に名乗った地としてだそうです。ルドルフ1世はその後ウィーンに本拠地を移しました。
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ルドルフ1世と
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その妻の彫像がチャペルにあり、ヒアリングが正しければ遺体もここに安置されているそうです。
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この建物は第二次世界大戦で兵士が駐屯しその時の弾丸痕が残されています。すっかり痛んでしまった建物を現在の持ち主が修復し、チャペルやライブラリーの美しい学校と学生寮にしました。ショパンフェスティバルをこの地で開催するのは、ここを建て直したオーナーへの応援というのもあるのではと思います。
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招待客の中の最高のVIPは白柳枢機卿(中央)。180人位しかいないカトリックの最高位司教の中で現在唯一の日本人。今回枢機卿様がご一緒だったおかげで色々と経験させて頂きました。左から二番目がショパン教会会長のカニッツァー博士。大変お世話になりました。
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オーナーの貴人サイン帳にサインをされる枢機卿様。祝福をさずけられる尊敬される立場でありながら、とても気さくな人柄の方でした。
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白柳枢機卿によるミサにも参加しました。大きなチャペルの横に小さな礼拝堂があり、数ヶ国語を話すことができる枢機卿はドイツ語、日本語、英語を交えつつ、ミサはヘブライ語でされました。
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ショパンフェスティバルのオープニングセレモニーは中庭で開催。チロル地方の衣装を着た楽団の演奏。この日は小雨が降り気温がぐっと下がって寒くなりました。
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その後ライブラリーにて要人の挨拶、そしてプレイエルに関するセミナーがありました。
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天上に美しくフレスコ画が描かれていますが、この天使たちはパラボラアンテナ立ててコンピューターを見ているかのようにも見える・・・というのがウリです。確かにそう見える。
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夜はチャペルでスロバキア・フィルハーモニック・オーケストラの演奏。プレイエルのSymphony in D minor、ショパンのピアノ協奏曲第1番、ビゼーの Symphony in C major。
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8/18は一転して晴天に!ここはオープニングセレモニーを行った中庭。
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行くまでショパンフェスティバルの3泊4日はどうすごすのかと思っていましたが、
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毎晩コンサートがあり、ランチョンやレセプションにも必ずピアノや歌があって、
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自然豊かな美しい地でゆっくりすごせてとてもリフレッシュしました。
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このフェスティバルが沢山のボランティアで支えられているのも見てとれました。
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今日は実は誕生日!夜のコンサートが終わったのは深夜に近かったのですが、学生寮でシャンパンで乾杯。Giusiano夫妻が飛び入りしてくれて、とても素敵な誕生日を迎えることができました。
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夕方はライブラリーで Gerda Struhalと Natasa Veljkovicのピアノ演奏、Daniel Wnukowskiと弦楽カルテットの演奏会があり、
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キャンドルをともした「ノクターン」コンサートでは、参加の全ソリストによるピアノやカルテット演奏がロマンティックに続きました。Philippeの ショパンのバラード第2番は素晴らしかったです。
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日本からもピアニストが参加していました。Atsuko Kawamuraさんです。
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さて18日の昼間は友人が誕生日ピクニックを開いてくれました。唯一の男性はショパン教会のアジア代表理事の東さんです。
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Gamingの町のスーパーで食料を買出し。まぶしい光の中、大きな木の木陰で話もはずみます。
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翌8/19は、ライブラリーでコメディアンの音楽家をネタにした小話(うー、でもドイツ語)、世界の衣装を着たパペット劇(こっちには歌舞伎役者登場)があり、最後にフェアウエル・ランチョンがあって、楽しくくつろいだショパンフェスティバルは幕を閉じました。
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