グラスゴー紀行（１）

2006/04/01 - 2006/09/08

英国の名門のグラスゴー大学に半年間お世話になる機会を得ました．大学では，素晴らしい指導教官と友好的な学生に恵まれ，とても充実した研究生活を送ることができました．
半年の留学にあたり妻を帯同するか悩みましたが，結局個人的に語学学校に通うという名目でグラスゴーに帯同しました．
私はホテルに，妻はホームステー，週末にあって，スコットランドを旅する生活を送りました．妻といっしょに過ごしたスコットランドの一番良い季節を紹介したいと思います．
お世話になったホテルのみなさまとホームステー先のホストの感謝の意を込めて，旅行記を公開します．

エリア グラスゴー(イギリス)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 100万円以上
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ

半年間お世話になったケルビンホテルです．家族で経営する小さなホテルです．部屋に学習机がなかったので，机を手配してもらったところ，板面に落書きがあり，それが家族の幼かったころを思い出させる，とてもフレンドリーなホテルでした．
正面２階の窓の大きな部屋を用意してもらいました．毎朝，ボリュームいっぱいのスコットランドの典型的な朝食をご馳走になりました．

大学へ続く小道．正面がグラスゴー大学を象徴するタワーです．
4月初めのグラスゴーの気候は，東京よりも少し暖かな印象を持ちました．緯度が高いため，日本より日は弱く，どんよりしています．毎日，にわか雨のような雨が降りますが，強くはありません．毎日のことなので，現地の人は傘を使いません．「郷に入れば，郷に従え」に習って，私も傘は使わないことにしました．

お世話になったグラスゴー大学電気電子工学科のあるRankin棟です．

グラスゴーは，スコットランドで唯一地下鉄が通っている街です．写真は，大学の近くのHillhead駅の地下鉄の時刻表です．2006年当時，1回£1，1日乗車券（ディカバリ）は£1.9でした．月〜土曜は朝から夜まで営業していますが，日曜日は9営業時間が短いので，早朝，夕方から夜の移動は市バスを使うのが便利です．
Hillheadからグラスゴーの中心部へは，徒歩でも1時間はかかりません．私にとってはちょうど良い街の大きさでした．

写真は，市の中心部にあるGeorge広場です．
この日，妻と初めてロイヤルコンサートホールの前で待ち合わせをしました．妻がグラスゴーに着いてからは連絡がなく，宿泊先もわからず，どうしたものかと思っていましたが，無事でなりよりでした．
この日は，街中でピザを食べた後，英国名物の2階建観光バスに乗り，市内観光をしました．

ホップアンドライドの呼び名の市内観光バスです．
この日は，George広場からバスに乗り，イーストエンド，交通博物館を巡り，グラスゴー大学の近所を散歩しました．

リフォーム中のケルビン・グローブ博物館です．

交通博物館にて．博物館は入場無料です．
産業革命当時の栄華を感じました．