2008/06/01 - 2008/06/01
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52市村康さん
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今年の「アースデイかがわin豊島08」では、福武学術文化振興財団の助成を受けて環境保全活動(外来植物除去活動)を実施しました。
唐櫃の王子ヶ浜にウチワサボテンがはびこっており、これを除去する事で本来自生するハマヒルガオやハマダイコンやハマナデシコなどの回復を図る事が目的です。
なんと、今年は高速バスで来た中央大学のゼミの9人を含め、岡山側と高松側とで20人が早々と集まり、当日は楽勝でウチワサボテンを殲滅できるものと思って作業をはじめたら・・・・。
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 自家用車
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6月1日朝8時前に現地に入ったら、もう地元の人たちが海岸清掃をしてくれていました。
王子ヶ浜は瀬戸内海国立公園で自然環境保全海岸でもありながら漂着ゴミは結構あり、更にウチワサボテンが一部はびこっており、更にユッカまで進入していました。 -
最初は「サボテンだから抜くだけで何とかなる。楽勝♪」とタカをくくっていたけど、棘が軍手を突き抜けて刺さり、結局スコップで掘り起こして根っ子を摘んで運んだりと予想外の難敵でした。軍手は脱いで素手で根っ子を持った方が安全でした。スコップよりフォークや鍬で掘り起こしたほうがもっと効率よくできたかも。
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ハマヒルガオとハマダイコンの間にサボテンが入り混じって、サボテンを除去する時に「誤爆」してしまいますが、とにかくそれでも根っ子からサボテンを掘り取る事をしないと、また芽が出てきます。
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運ぶコンテナも素手で持てると思っていたため最初は一個しか準備してなく、棘で苦労したのでもっと持ってくるべきでした。
ユッカもあって、鍬で掘った方が楽だったです。 -
穴掘りグループが潮の来る満潮線以下の所に駆除するサボテンを埋める穴を掘り、掘り取ったサボテンを穴まで運びます。
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コンテナが足りず、唐櫃自治会から差し入れのジュースを入れていた箱も投入してサボテンを穴まで運びます。
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穴にサボテンを放り込み、足で踏んで潰し砂をかけます。潮が満ちて潮水で確実に枯死させます。
「サボテンがかわいそう」といふ人もたまにいますが、サボテンによって圧迫されるハマナデシコやハマヒルガオやハマダイコンやハマゴウの方がもっと可哀想です。ここはメキシコやアリゾナ砂漠ではなく、瀬戸内海国立公園の浜辺なんで、本来の植生に戻すようにする努力も必要です。 -
アースデイの企画会議では「サボテンは大した数ではなく、今のうちに殲滅しとけば楽勝♪」と云ったけど、棘で苦戦し、予定の時間を少しオーバーしてしまったけど、ほぼ全部のサボテンを除去できた模様です。
ただ、地中に残った部分もありそうなんで、今後も見守って行く事が必要です。
高速バスで東京からはるばるやってきて前泊してまで参加してくれた中央大学法学部政治学科牛嶋ゼミ(第四期)の八人と宇野と高松から来た人たちと、国立歴史民俗博物館の研究員の遠部さんと写真作家の藤井さんとみずしま財団の研究員の塩飽さんも協力ありがとう御座いました。
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