2007/11 - 2007/11
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◆◆11月11日◆◆
エカテリンブルグ2日目
まずオペラ劇場以外の施設を回ろうと思い、まずは地下鉄駅の構内でアシカの写真のポスターを見つけて気になっていた「水上サーカス」を訪れました。この日は日曜日なので11:30からの公演は既にチケット売り切れと言われ、15:00からのチケットを購入します。
それまでの時間に街中の主要施設を一通り回りましたが、一番印象的だったのは「コスモス」という複合芸術施設です。とても近代的な建物で、映画館とコンサートホールが一緒になっています。招聘しているカンパニーの質からすると、ここがエカテリンブルクの文化拠点の一つなのだろうと思います。余談ですが、ロマノフ一家が殺害されたと言われているイパチェフの家のすぐ近くにあるので、時の流れを感じさせます。
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■エカテリンブルク国立サーカス
“水上サーカス”
アクロバットなどのレベルはモスクワやペテルブルクに比べて見劣りするものの、そこは趣向でカバーということでしょうか。「水」を使った出し物ということで、シンクロナイズドスイミングを応用した出し物が多く、アナコンダとクロコダイルも登場です。また、客席から3人の男性をステージに呼んできて、いきなりパンツ一枚にしてプールに落とす出し物にはビックリしました。やらせるスタッフも、それでもノリノリな3人のロシア人男性も、大爆笑の観客も、やっぱりここは日本じゃないんだな、と実感させられました。
■ロシア国立エカテリンブルグ・ルナチャールスキー記念オペラ劇場
“千夜一夜物語”
サーカスが17:25終演、この公演は18:00スタートだったので、急いでマルシュルートカに乗って移動します。こういう時は、街の規模が小さいのがありがたいです。
「ペルシャの王様シャリアールは愛する妻ヌリーダの不義を知り、お手打ちにしてから女性不信に陥り、国中の娘に手を出しては殺して…を繰り返しますが、そこに将軍の娘シェヘラザーダが後宮にあがります。聡明な彼女は毎晩寝物語を聞かせ続け、1001晩経つ頃にはシャリアール王は既に彼女を殺せないほど愛していたのです。めでたしめでたし。」というのが千夜一夜物語のあらすじです。
まずシャリアール王のセルゲイ・クラシチェンコが迫力ある踊りで印象的です。そしてヌリーダのアリーヤ・ムラトワもエキゾチックでお色気あるスレンダー美女、というようにダンサーの印象は悪くないのですが、やはりこちらも演出がよくなくて残念です。ソ連時代のお堅さそのままで、装置も衣装も振付も正直ダサいという印象です(笑)。
しかしそう書くと、この劇場の印象が悪くなってしまいそうですが、プログラム売りのおばちゃんによると「白鳥の湖」「眠れる美女」「くるみ割り人形」は素晴らしいそうですし、最近はパリ・オペラ座からジャン=ギョーム・バールを呼んで「海賊」を新しく制作しているらしく、また機会があれば足を運びたい劇場です。
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