シルクロードの旅　ウルムチ

2008/04/17 - 2008/04/18

4月17日
意外とすんなりウルムチに到着。綺麗そうな宿が遠そうだったので諦めて駅近くのホテルにチェックインした。本当はカザフスタン行きの列車の切符も買いたかったけど、今日は旅行代理店専用の日らしい。
また明日買いに来ようと思ったんだけど、土曜の切符は売り切れみたいな表示が出てたので諦める事にした。残念だ。ちょっと敦煌に長居しすぎたかもしれない。
列車の切符が取れなくても、ビザなしで入国しているので日曜までには出国しないといけない。しかも、バスで行くなら国境は日曜休みなので明日のうちにウルムチを出るしかない。お腹がすいてたけど我慢してバスの切符を売っているらしい辺境賓館へ急いだ。なんとか4月18日発のアルマトゥ行きのバス座席を確保。どうやら出発地は辺境賓館じゃなくて別の所のようだ。なんとか不法滞在にはならずに済みそうだけど、言葉は喋れも読めもしないので流石に心配だ。
とりあえずバスで繁華街ぽい所まで行ってケンタッキーで食べたけど、どうやらその辺はウイグル人の多い地区だったみたい。中国とは思えないくらいの不思議な雰囲気だった。食べた後はその辺をふらふらしてから一旦ホテルに戻った。
ホテルでちょっとだけ休んでから再び街中へ。バスで向かったんだけど、途中から周りが黄色くなってきた。黄砂だ。日本とは比べ物にならない。だんだんバスの中でも砂の匂いがするようになってきた。街中探索は諦めてdicosで夕飯を食べてホテルに戻った。

4月18日
目が覚めたら雪だった。そして吹雪。
それでも今日出発しないとならない。とりあえずチェックアウト時間ぎりぎりでホテルを出て、街中のケンタッキーに避難した。店員に「あなたはこんなに読み書き出来るのに、何で会話出来ないの？」と言われたけど、声調が難しすぎなんだよ中国語。
ケンタッキーで時間を潰しているうちに雪も小降りになって来たので、ネットカフェを探すことにした。けど、見つからなかったので諦めて上島コーヒーで時間を潰してからバス乗り場に向かった。
とりあえずバスのトランクに荷物を入れて、バスの中で飲むものを買ったりして時間を潰して、発車20分くらい前にバスに乗りこんだ。
＃アルマトゥ行きのバスはこのバス乗り場でも買えるみたい。長距離バス乗り場の隣くらい。
バスは中国国内で良く使われている寝台バスと違って、ベッドは2列だった。車内は土足禁止で客のほとんどがロシアっぽい人達。車内では中国語ではない言語が飛び交っていた。これから文字も読めなければ会話も出来ない国に行くんだなぁと思って少しだけ不安になった。
バスは19時過ぎに出発。すぐに夕食を食べるために止まったので、ウルムチを出発したのは結構後だった。

エリア 烏魯木斉(中国)

ケンタッキー

アルマトゥ行きのバスの切符

アルマトゥ行きのバスの中

ウルムチの国際バス乗り場

アルマトゥ行きのバス