パリからジャンヌダルクゆかりの地、コンピエーニュへ

2008/03/12 - 2008/03/12

コンピエーニュ城は、フランス君主制最後の宮殿だそうです。
パリから比較的近く、大きな町ではないので半日あれば回れます。

コンピエーニュの駅で降りたら、すぐにバスに乗り近郊のピエールフォン城へ。
ただ、コンピエーニュの駅でどのバスに乗ったらいいか分かりづらいので、寒い風の吹く中結構バスを待ちました。地元の人も知らない人がいるので、他のバスの運転手さんに聞くとか、何人かに聞いた方が確実です。タクシーだとかなりかかるみたいです。

お城の入り口表示を見つけて、みんな迷わず駆け出す。
寒くてとりあえず城に早く入りたいのと、お昼は休館になるからだ。（笑）でもなにやら回りをくるくる回っている様子。なかなか入り口に着かない。
やっと登りきったところに入り口が！

概観は壮観なお城、中は不思議なデコレーションで、面白いと言うか不気味と言うか、かわいいと言うか・・・。カラフルだし、今まで見てきた城とは雰囲気が違う。
一軒の価値ありな城を出て、行きと違う出口を発見。
階段を下りるとあっと言う間に、来たところに着いてしまった。
そうです、入り口は階段で行く早道とぐるぐる回る遠回りの２つあるので、ご注意を。（苦笑）

お昼はどこもお店が閉まっていて、ご飯を食べるにも選択肢がない。
でも1つだけレストランが開いていて、そこでランチ。
地元の人ばかりで、いいかんじ。
結構おいしかったし、パリより安い。

その後、来た時と同じ運転手さんのバスでコンピエーニュの街まで戻る。
街中を散策して、食後のコーヒー＆デザート。
カフェのお兄ちゃんはいい加減な感じ。
ケーキは何があるの？と友達が聞くと「知らな〜い(笑顔）」
適当に頼んで「まあ田舎だから」と納得する。

そのあと、コンピエーニュ城へ。
さっきのピエールフォン城に比べるとなんだが、ナポレオン（3世）の寝室があったりして、歴史を感じる。

しかし変な天気の日で、晴れたり、ヒョウが降ったり、風が強かったりの寒い1日でした。
パリについてから、カフェでホットワインを飲み、ほっとしました。

エリア コンピエーニュ(フランス)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス

北駅、出発ロビーの「コンピエーニュ」行きの表示

こんな電車です。
手前にある黄色い改札機でコンポステする事をお忘れなく！（自分で改札するのが決まり、しないで見つかると罰金です）

コンピエーニュの駅、つづりはこんなです。

ピエールフォン城

ピエールフォン城の登りきった入り口のあたり

壁のあちこちに、生き物の装飾が・・

こちらは犬

内装が派手目です。

リス

ハリネズミ

ハチ？セミ？ハエじゃないよね

独特な天井

独特な壁紙

しつこい柄

私は結構好きですが、住むのはどうかと・・

船底を逆さにしたイメージのチャペル

展示会場に、王の紋章リス（ユリ）が。

同じく展示会場。
モンサンミッシェルの修道院の天辺にいる、大天使ミカエルのレプリカ。
レプリカでも迫力感じます。

お土産屋は、お昼の時間は閉まっていました。

街で一件しか開いていない、カフェ兼ブラッスリー兼、レストラン兼タバコ屋でランチ

ピエールフォンの街並み

コンピエーニュの街並み

コンピエーニュの街並み

コンピエーニュの市庁舎
この建物の天辺にある3人の人形が15分後とに出てくるって、ガイドに書いてあったのに、何回も通った割りに見られませんでした。
動いてなかったのかも。

教会の中

教会の中のジャンヌダルク像

市庁舎前のジャンヌダルク像
ジャンヌダルクが最後に出陣したのが、この街コンピエーニュ。
ここで捕らえられ、ルーアンの教会で火刑に・・・。

コンピエーニュ城の内部

ナポレオン3世の寝室

パリでのホットワイン。
とにかく寒かった〜

この旅行記へのコメント （2）

• むんさん 2008/04/19 00:22:25

  ピエールフォン城！

  イデコさん、こんにちは。
  お久しぶりです。
  
  ピエールフォン城〜すごく変わったお城ですね〜。
  この外観！
  童話の中に登場しそうなお城のイメージにぴったり！
  とても可愛らしいですね。
  
  そしてこれとは対照的な装飾や内装！
  いろんな動物や昆虫が登場したり、独特の紋様が描かれていたり〜。
  とっても不思議なお城ですね！
  

  イデコさん からの返信 2008/04/19 01:08:57

  RE: ピエールフォン城！

  むんさん、お元気ですか？
  メッセージありがとうございます！
  
  くどい程のこの装飾は、モダンスタイルの先駆けだそうです。
  12世紀に建てられたお城が19世紀に改装され、このような舞台美術のような創造的な内装になったようです。
  フランスでも珍しい装飾のようです。
  コンピエーニュ自体は、すぐに見終わってしまうので、コンピエーニュまで行かれる機会があれば、是非ピエールフォン城まで行く価値ありです。
  私もこんな内装初めてみました。
  
  むんさんの言うとおり、童話にぴったりなお城でした。