シーズン別のボラカイ島（６月～９月）

2008/03/11 - 2008/03/18

フィリピンは年間を通じて暑く湿気が多い典型的な熱帯地域です。

季節はドライシーズン（１月から６月）とウエットシーズン（７月から１２月）に分けられ、

ドライシーズンでも１２月から２月までをクールドライ期間、

３月から５月までをドライシーズンのホットドライ期間です。

最適な旅行シーズンは、ハイシーズンと呼んでいる１２月から５月末に掛けてで、

反対にオフシーズンは６月から１１月中旬までで、モンスーンと台風のシーズンです。
　
これらのボラカイのシーズンを、フィリピンの初夏である２月から５月。

雨季の６月から９月、モンスーンの止む１０月から１月と３つのシーズン別けて、

メインビーチ沿いの変化、気候、水温、ダイビングポイント等をご紹介していきます。

それで先ず最初に、６月から９月のボラカイを紹介します。

どの月に！どんなシーズンに行くのは貴方様が決めて下さいね！

＜ハイシーズン：　２月～５月＞
混んでるけど雨が少ない。。。。でも藻が出て透明度も悪い！

＜オフシーズン：　６月～９月＞
空いていて雨もさほど。。。。。でもモンスーンが強く吹く！

＜ロウシーズン：１０月～１月＞
空いているし風も穏やかに。。。でも雨がそして台風の可能性が！

エリア ボラカイ島(フィリピン)

• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 船
• 航空会社: JAL

ボラカイ島は６月に入ると風除けの準備が始まり、

６中旬から月末に掛けて設置が始まる。

これは、メインビーチの沖方面から季節風が吹き、

砂を舞い上げるので、この様なベルリンの壁曰く、

ボラカイの壁がビーチ沿いを塞いでしまいます。

この風除けはビーチ沿いのショップやリゾート、

土産屋の自腹で太い竹を利用して設置する。

６月〜７月までは大雨と言う心配はないのだが、

この風によりメインビーチでの海水浴やダイブは

困難な状況となる。

かといって、毎日毎日が強い風が吹くわけではなく、

強い風が吹く確率が高くなるといった方が正解かも！

ボラカイ島に初めて渡って２０年以上になりますが、

当社ヨーロピアンの観光客が８０％を占めていた。

その印象が強いのか？何故かボラカイにヨーロピアン！

これって凄く似合うな〜って思うのは私だけでしょうか？

そんな女性が独り、一冊のガイド本を持って旅行！

ビーチ沿いに平行にある道で、レストランやお土産やが立ち並ぶ！

こんな各お店の入り口にも風除けが設置されているので、

左右が風除けと言うトップシーズンには考えられない光景！

こんな感じでボラカイツアーっというのはチョット？

って思われる方もこの時期は仕方ないのかな〜？

夜になってもこの通りで、人気のイタリアンレストランで、

パスタ＆ピザ店がお勧めの店『ＡＲＩＡ』もこんな雰囲気！

何しろこの時期のボラカイは昼夜関係なく、

またビーチにもレストランやお土産屋さんにも、

この様な風除けが設置されていて、この写真の

バーも雰囲気台無しですよね！

この風除けが取れるのは、例年９月中頃から１０月上旬！

最近ボラカイでも人気のスポーツでカイトボーディング！

流石にトップシーズンでは人が多くなかなか出来ないが、

この時期は俺達の出番だと言わんばかりに連日カイトが舞う！

ボラカイでこの時期にカイトボーディングを目的に

って言う人は下記のアドレスを参考に！

サーフィンもこの時期ならでは！！

http://www.kite-asia.com/index.htm

カイトボーディングもインストラクターが親切に教えてくれる！

でも日本人のインストラクターが居ないので、英語は多少必要です！

この時期はご覧の通り波も高く、バンカボートは裏側に停泊し、

メインビーチに入る船は、波のない穏やかなに限る！

メインビーチに多少の船は見掛ける事が出来るが、

砂地に引き上げられているのがお分かりかと？

この時期は波が高いので、ファンダイブも講習も

裏側のビーチを使うことが一般的となる。

７：３でメインビーチもダイブが出来るが、

これだけは天任せ神任せですね！

ボラカイに限って出なく、フィリピンの雨季は日本と違い、

朝から晩まで一日中シトシトと雨が降る訳ではない。

多くは夕立から始まり深夜から明朝に掛けて降る雨が多く、

朝にはカラ〜って晴れている時も多く、こんな日はルンルン気分！

このシーズンでも、こんな晴天で風もなく勿論波もない！

って言う日も当然あり、静かで人のいないビーチから、

最高の透明度のポイントで潜ることも十分考えられる！

ここまで来ると、この時期は駄目なの問題ないの？

って聞きたくなるのは十分承知ですはありますが、

これだけは自然が相手なので何とも言えません。

ただこの時期のボラカイは、まだ台風の上陸はない？

ないかな〜？ないかも？いや〜少ないが正解かな！？

晴れたシーズンオフのボラカイ島は人気も少なく、

透明度も最高で、見てくださいこの色！最高でしょう？

透明度が本当に良い時は、水深２６ｍに沈んでいる

カミア?の沈船がハッキリ見えるんですよ！

天気が良い日は海の色はマリンブルーに輝き、

砂浜は真っ白で片栗の様に歩くと音がするんですよ！

もう最初から見てこの写真まで来ると渡航はオフシーズンなのか？

トップシーズンなのか分からないですよね〜！

それにこの写真のバックの砂浜に何人の人が居るでしょう？

晴れればオフシーズンならではの光景ですよ！

ってまたまたオフシーズンへの誘惑が！！

この写真は高校２年生の私の次男の子供！

見てやってくださいな〜この『暑いよ〜！』って感じ！

ベタ凪の海で、うちの家族も大満足の１日で、

最高のダイビングを楽しむことが出来ました！

この時期のゴルフ場は海風が強く、高台に上ると爽やか〜！

これはボラカイで唯一のゴルフ場の１０番ホールのティーグランド！

このボラカイ全土の写真でご案内すると、

赤い矢印がこの時期に吹くモンスーンの風向きです。

先に述べた通り、この風を防ぐ為にメインビーチに

風除けが設置される訳ですが、トップシーズンは

この反対の裏サイトからの風になるので、

メインビーチが穏やかになるのです。

したがって、この時期は裏サイトが風の吹かない

穏やかな場所になります。

この写真が裏サイトで講習を受けるダイバーで、

こんなに静かな波ですがメインビーチに比べると

裏サイトのビーチは綺麗とは言えません。

波がなくこの色なので、沼での講習見たいですね！

でも、ここからボートに乗ってポイントに行けば、

メインビーチ同様の綺麗なポイントがあります。

ここが通常のボラカイ島行きのボート乗り場の

『CATICLAN JETTY PORT』です。

そして、この『CATICLAN JETTY PORT』から、

ボートに乗ってボラカイに行くのですが、

モンスーンが強く吹く時期は、カティクランも

ボラカイ島も仮設のボートターミナルを設けます。

これがこの時期だけに使用されるターミナルで、

写真をご覧の通り、波は全くといってないところに

仮設してあります！

このカティクランの仮設ターミナルからボートに乗って、

この時期ではの超最短距離でボラカイに渡りますが。

作りは足場が竹と単なるベニヤ程度のものなので、

浅いとは分かっていても何故か怖い！

この時期絶対サンダルで、踵の無い物を履きましょう！

これが通常のボラカイのボートターミナルですが、

この時期の風の強い時期は、こちら再度も仮設を使用！

ここ数年前に出来たボラカイサイドのターミナルですが、

モンスーンがメインビーチに強く吹くシーズンは使わないで、

波のない裏サイトのｶﾃｨｸﾗﾝよりに仮設のボートターミナルを設け、

そこからバンカーボートに乗り降りすることになる。

その仮設？のボートターミナル？っていうのがココ！？

そうです！ここは単なる砂浜に上陸するので、

以前からボラカイを訪れている人は懐かしいかも！？

数年前までは、ボラカイ島にはターミナルはなく、

ステーション１〜３っという呼び方で砂浜から上陸！

この為にズボンをビショビショにしてしまったり、

現地の人に肩車やおんぶしてもらって上陸でした！