Ｋ−１を見に２回ほどラスベガスへ

2001/08/09 - 2001/08/14

　格闘技のＫ−１の大ファンだった大昔、ラスベガスまでＫ−１を見に２回行きました。１回目はＫ−１がアメリカ初進出を果たした1998年。これが生涯２度目の海外旅行でした。２回目は2001年。まだ海外慣れしてなくて、外を歩くのが怖かった。ウブだったなぁ、あの頃の俺。
　最近のガイドブック等を見ていると、当時とは色々と変わってきているようです。最近のラスベガスを知っている人は、今のラスベガスと見比べながら読んでください(^_^)

エリア ラスベガス (ネバダ州) (アメリカ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス タクシー

　まずは１回目のラスベガス訪問(1998年8月6日〜10日)。
　今回はＫ−１観戦オフィシャルツアーに応募。参加者は一般のファンと関係者が半々という感じ。
　ラスベガスのマッカラン国際空港に到着したのは現地時間AM11:00。飛行機から一歩外に出ると…暑い！何と気温はオーバー４５℃！日差しで肌がチリチリと焼けるのが感覚で解る。
　今回泊まるのは「インペリアルパレス」という目立たない中型ホテル。Ｋ−１ラスベガス大会の会場となるミラージュホテル(写真)とはストリップ大通りを挟んだ向かいにある。
　ホテルは東洋をテーマにしていて、内装は日本と中国と香港がチャンポンになったような、ハリウッド映画に出てくる間違った日本みたいなホテルだった。
　このホテルの唯一のいい所は、カジノの従業員のガールズが超ミニスカで巨乳ぞろい
だったこと(オーナーの趣味？)

　ツアーには１人で応募したけど、Ｋ−１ファンの仲間がいっぱいいたので、みんなでホテル「シーザースパレス」に隣接するショッピングモール「フォーラムショップス」内の「プラネットハリウッド」で食事。
　七面鳥のハンバーガーを頼んだら、サンダルのような大きさのハンバーガーが大量のフライドポテトに埋もれて出てきた。デカァァァァイ！説明不要！
　当時は食べ盛りの学生だったけど、最後まで食べ切れなかった。

　ホテル「トレジャー・アイランド(現在は"ＴＩ"に改称)」の前でやってる無料ショー「バッカニア湾・海賊ショー」を見に行く。目の前でカリブの海賊とイギリス軍艦が戦いを繰り広げる。
　これがまたスゴイ迫力。海賊船が爆発するは、軍艦は沈没するは、人が海に落ちまくるわ…よく無料でやってたな。
　ちなみに今はこのホテル、改装してカリブの海賊というコンセプトを完全に捨て、このショーもやってないようです。

　ホテル「ＭＧＭグランド」。
　ラスベガスでも最大級の客室数を誇るホテル。カジノもすごく広い！当時はよくマイク・タイソン等のボクシング世界戦をやっていた。

　タクシーでホテル「ニューヨークニューヨーク」へ移動。
　写真にも写ってる「マンハッタンエキスプレス」というジェットコースターに乗るため、行列に並ぶ。30分近く並んで、あと20人くらいというところでアナウンスが流れ、行列の人が「えぇ〜！？」と言いながら全員いなくなってしまった。どうもコースターが故障したらしい。えぇ〜！？(x_x;)
　ムカついたので、このホテルでカジノを初体験した。あっと言う間に＄40もスッてしまう(当時は学生なので大金です)。ホテルを出たらラスベガスなのに大雨に降られたり、もう泣きそう…。
　夜になり、ライトアップされた街がとても綺麗なので、ホテルまでの２kmほどの道を歩いて帰った。

　８月７日。
　今日の試合は15:00会場なので、それまでは遊びまわる。
　まずは昨日も行った「フォーラムショップス」内でやっている無料ショー「アトランティスショー」。水の女神と炎の神が戦うという設定で、動く人形とともに噴水や炎が吹き出る。小規模ながら見てて楽しいショーだった。
　他にも３Ｄライド系の有料アトラクション「RACE FOR ATLANTIS」も楽しむ。これ超楽しい！(^_^)
　他にもホテル「ルクソール」など見てるうちに、試合時間が近づいてきた。

　会場のホテル「ミラージュ」へ。人混みの中、ひときわ目立つ赤いドレス…当時人気絶頂だった藤原紀香だ。会場に行くとき、すぐ横を通ったけど胸のところがえらいことになってますなな…
　左にいるのは盗撮で捕まる前の田代まさし(笑)。右は現Ｋ−１プロデューサーの谷川貞治。当時のＫ−１プロデューサーの石井館長は脱税で服役中だし、今思うと当時のＫ−１は犯罪者だらけだな(笑)

　Ｋ−１の会場。
　グッズ販売所で自分用とお土産用にパンフレット７部とＴシャツ４枚を購入。場内には食べ物とドリンクが用意されていたが、長蛇の列だったので断念。
　リングサイドにはピーター・アーツ、フランシスコ・フィリォの姿も。

　今日一番盛り上がった試合はトーナメント準決勝のカーチス・シュースター(写真)vsジャン・クロードの試合。
　２Ｒ、ジャンクロのローキックでダウンを奪われ足がほとんど動かない状態なりながら、シュースターは怒涛のパンチラッシュで逆転ＫＯ。不屈の闘志がうんだ大逆転劇に会場のボルテージは最高潮に！
　足のダメージが深刻で決勝戦は棄権になってしまったが、間違いなく本日のベストバウトだった。

　８月８日。
　オフィシャルツアーならではのお楽しみ、ファンパーティーに参加。
会場には丸テーブルがいくつか並んでいて、ピーター・アーツがニコニコしながら座っていた。スタッフに座っていいの？と確認すると、アーツ本人が自分達に向かって「ドウゾドウゾ(日本語)」と言って手招きしてる。

　アーツの奥さんの妹のシャリーナちゃん。とても可愛い！惚れたぜ乾杯！ということで記念撮影をお願いしたら、アーツ(写真左)が邪魔をしてきた。
　その後、他のツアー参加者も続々と彼女と写真を撮り始めた。あんたら何のファンだ(笑)

　松葉杖をつきながら昨日のヒーロー、カーチス・シュースターも登場。大怪我なのにパーティーに顔を出してくれるだなんて、ファンを大切にするカーチスに感激！
　残念なことに彼は足の怪我が回復せず、その後再びＫ−１のリングに上がることができなかった。でも、決して折れない心を持った選手がいたことを僕は決して忘れない。

　当時すでにＫ−１のリングから遠ざかっていたパトリック・スミスも会場にいた。
彼は総合格闘技が生まれたごく初期の名選手。最近の格闘技ファンには知らない人も多いのでは？

　今度はアンディ・フグが登場。昨日の試合では地元出身のマイク・ラブリーに余裕の１ＲＫＯ勝利を飾った。
　アンディはファンと握手するとき、思いっきり強く握ってくる。今日もツアー参加者みんな(女性を含む)が被害にあっていた(笑)

　K-1関係の行事はすべておしまい。明日の朝には出発だ。
　少ない残り時間、どうしても見たかった「FREMONT EXPERIENCE」を見にダウンタウンへ行った。それは美しい光と音楽の洪水だった。こんなものを作っちゃうアメリカにひたすら感激しっぱなし。
　続いてダウンタウンにある、ラスベガスで一番のレストランを競うコンテストで何度も優勝しているレストランで夕食。ここのスペアリブは本当に最高の味！ここの支払いはルーレットで大もうけをした友人がおごってくれた。

　８月９日
　06:00に就寝。08:00起床。ね、眠い〜！
　バスで空港に向かう。搭乗口の真ん前にスロットマシンがあった。さすがラスベガス…。ホテルのカジノはどこも撮影不可だけど、ここはＯＫだったので記念撮影のために＄５ほどつっこみ、あっと言う間に消える。

　続いて２００１年８月９日〜１４日の２回目の訪問。
　今回もオフィシャルツアーに参加。ホテルは超高級ホテルの「ルクソール」！ピラミッド型の名物ホテル。地震が起きたら確実に崩れそうだな〜と、日本人なら誰でも思うはず。

　ホテル「ニューヨークニューヨーク」の自由の女神像がなぜかヤンキースのユニフォームを着ていた。何でだっけ？

　ハードロックカフェに飾ってあったブリトニー・スピアーズの衣装。制服で踊ってたやつ。今はすっかりキチガイになっちゃったけど、この頃のブリちゃんは清純派アイドルで「結婚するまで処女」とか言ってたんだよなー。

　そこらへんで買った緑茶。オレンジとか蜂蜜とか入ってて信じられないぐらいマズイ！半分も飲めなかった。

　どっかのホテルのカジノでやっていたエルビス・プレスリーのそっくりさんショー(超ベタ)。「ＭＧＭグランド」だったかな？

　ホテル「パリス」。
　このエッフェル塔、３年前はまだ下のほうしか完成してなかった。

　同じく「パリス」
　このホテルのバッフェ(食べ放題)はどの料理もすごく美味しかった！特にデザートが甘さ控えめ(アメリカとは思えない！)で日本人向け。他のホテルでもいくつか食べ放題に行ったけど、ここがピカイチ。

　ホテル「べラージオ」前の巨大噴水。こりゃすごい迫力！しぶきが風に乗ってこっちまで飛んでくる。

　こちらは夜の噴水ショー。この頃のデジカメは暗さに弱かったので、こんな貧弱な写真しか撮れなかった。

　宿泊した「ルクソール」の客室。１人でツアーに応募したけど、１人部屋の追加料金が嫌だったので、他の参加者との相部屋に同意した。
　豪華だけど、設備はそれほど充実していない。部屋にこもらずカジノで遊んでもらうため、わざと部屋の設備が貧弱にしてあるらしい。

　ホテル「ミラージュ」の人気マジックショー"ジークフリート＆ロイ"に出演していたホワイトタイガー。ショーをしていない時は普通に見ることができた。
　2003年10月にショーの最中にトラが主役マジシャンを襲うという事故が起きて、公演打ち切りになってしまったらしい(笑)

　ホテル「マンダレイ・ベイ」にある水族館「シャーク・リーフ」。
　規模は小さく、魚の種類は少ない。日本の水族館のほうがよっぽど面白い。
さて、そろそろＫ−１会場へ。

　今回のＫ−１ラスベガス大会の会場はベラージオ。今回は場内撮影禁止。試合前に場内の様子を撮影していたら警備員に怒られ、カメラを没収されそうになった。
　８人トーナメントでは１回戦でフランシスコ・フィリォが伏兵セルゲイ・イバノビッチに負けたり、トーナメント決勝戦でステファン・レコがピーター・アーツをＫＯしたり、波乱続きの大会だった。

　夕暮れの「ベラージオ」の噴水。
　今回のＫ−１ラスベガス大会の会場はベラージオ。でも、会場で撮影禁止(カメラを没収されそうになった…)だったので試合写真は無し。
　８人トーナメントでは１回戦でフランシスコ・フィリォが伏兵セルゲイ・イバノビッチに負けたり、トーナメント決勝戦でステファン・レコがピーター・アーツをＫＯしたり、波乱続きの大会だった。

　ホテル「エクスカリバー」。今見ると子供っぽいチャチなデザインだな…。

　「ルクソール」の中。
　これにて２回目のラスベガスも終了。ギャンブルはほとんどしなかったけど、ラスベガスは町全体がテーマパークみたいな街で、こんな場所は世界中どこを探しても他にないと思う。でも、２回行くとさすがに飽きるな(^_^;)

この旅行記へのコメント （2）

• エムさん 2008/03/14 14:24:07

  パリスのバッフェ

  こんにちは〜。
  
  パリスのバッフェが美味しいというので食べたかったのに、食べ損ねました。残念！
  
  ニューヨーク・ニューヨークのジェットコースターが故障で残念でしたね。
  凄いスピードでビルを駆け回るので写真に撮れなかったけど、絶叫は何度も耳にしました。
  
  どんぴさんはニューヨーク・ニューヨークからホテルまで歩かれたそうで、私達はルクソールからインペリアルまで歩きましたよ。
  思ったより遠かったなぁ〜。
  ラスベガスの夜はライトアップが綺麗だから頑張れたけど。

  どんぴさん からの返信 2008/03/14 22:36:21

  RE: パリスのバッフェ

  　こっちでもこんばんわ(笑)
  
  
  >パリスのバッフェが美味しいというので食べたかったのに、食べ損ねました。残念！
  
  　私のは７年前の情報ですけど、今でも美味しいのかな？(^_^;)
  他にも確かミラージュとエクスかリバーのバッフェにも行ったんですが、他は
  見た目が豪華でもアメリカンな大雑把な味だったのに対し、パリスだけが控え
  めな味付けて、どの料理も繊細でした。さすが食の都パリス。
  
  
  >どんぴさんはニューヨーク・ニューヨークからホテルまで歩かれたそうで、
  >私達はルクソールからインペリアルまで歩きましたよ。
  >思ったより遠かったなぁ〜。
  
  　そうそう、ストリップ大通りってかなり長いから徒歩だと大変！時々道を真っ
  直ぐ通れないところもあったりして、ますます歩く距離が長くなるんですよね…
  僕が行ったときは真夏の炎天下だったので、汗の量が半端じゃなかったです。
  さすがにストラスフィアタワーにはタクシーで行きました(笑)
  
  　ではまた。