2008/01/12 - 2008/01/12
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ぢょーんづさん
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「食パン電車に乗りに行こう」と言うシリーズ物、実はMIXIになってから始めた企画で、「北陸本線が敦賀まで直流電化される。そうなると『食パン電車』 419系がいよいよヤバい」といううわさを聞いたことが発端である。しかも、419系は金沢近郊区間では乗降に時間がかかりすぎるので嫌われており、基本的に米原〜敦賀〜福井と近江今津〜近江塩津〜長浜、富山〜直江津の区間でよく走っている、と聞いた。米原からの北陸線の本数が少ないのを知っていたので、 2005年9月に初めての「食パン電車に乗りに行こう」を企画。ところが運用も何も調べずに、近江今津に行ったところ、ホームには急行用の475系が止まっていて、仕方なくそれに乗り、長浜に行った。ところが長浜で偶然食パン電車419系が米原に向かったところを見てしまい、それの折り返しに長浜〜高月間で乗ったのが最初である。高月から長浜行きの普通も419系で、往路は「両食パン」、復路は「片食パン」だった。
そして敦賀直流電化のあと、419系の後継車の521系も投入され、いよいよ大量廃車か?と思われたが、何と廃車になったのはわずかに2編成、6 両だけ。同時に京都の583系10両1編成も廃車になったが、この16両から発生した部品を使って、419系39両と583系50両を今後も維持する、ということになったらしい。
それを聞いて、昨年10月、2回目の「食パン電車に乗りに行こう」を実施した。行き先は福井で、2005年の不満を晴らすべく、敦賀〜南今庄、南今庄〜武生、福井〜芦原温泉、芦原温泉〜福井の4区間で419系に乗った。南今庄と、丸岡〜芦原温泉間でも撮影し、419系関連はこれで終わるかに見えた。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル
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ところがそうなってくると、今度は種車にも乗りたい、と言うことになり、2008年の第1弾として、1月2日に急行「きたぐに」の電車3段式B寝台に挑戦。モハネ582のパンタグラフ下に乗ったが、思った以上によく寝られた。
そして今回、「食パン電車に乗りに行こう」の第3弾と言うことになった。今回は福井と富山に分断されている食パン電車運用を入れ替えるために、1 日数回運転される通し運用を狙い撃ちすることにした。ついでに南今庄で雪景色の中の食パン電車の撮影もしておきたい、と言うことになり、結局最寄り駅を振り出しに、新快速の激混みが予想される列車を避けるスケジュールを作成。米原回り、北陸線全線を1日で通し乗車し、しかもできるだけ往路または復路で419系に嫌というほど乗れるコース、を作り上げた。それが今回の企画である。
結局、南今庄14時59分の福井行きで福井まで行き、そこで16時17分の富山行きに乗ると、福井まで乗ってきた編成がそのまま富山まで行く、と言う。そうなると、419系単独で北陸線の半分くらいを通しで乗れることになる。 -
ということで朝6時に起床。7時前のバスで最寄駅へ。予定通り7時09分の快速に乗車。
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尼崎で米原行きの快速に乗り換えた。221系の10両編成だが、さすがに土曜日の早朝だけあって座ることができた。大阪駅で2人掛けをゲット。居眠りをしているうちに、あっという間に京都についてしまった。その後、快速なので京都から先は各駅停車。膳所や栗東など、新快速ではあまり縁のない駅に1つずつ停車して、定刻9時11分に米原に到着した。
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ここで9分の接続で、普通列車敦賀行きに連絡する。一昨年の敦賀直流電化開業後は、米原〜敦賀の直流区間の普通列車は、滋賀県と福井県の税金で作られた 125系か521系によって運転されている。あえて混雑するルートを避けた選択だが、521系の2両で座席がほぼ埋まるくらい。これでワンマン運転を増やせば、それなりにコスト削減にはなるだろう。車内は223系とほとんど同じで、ドアボタンが使えるようになっていることを除けば、北陸線に乗っている気分がしない。しかも、明らかに青春18きっぷユーザーと分かる面々は、ドアボタンを使ってドアを閉めないので、結構寒い。結局、自分の斜め前位置のドアをボタンで閉めた。
定刻9時20分に米原発車。1991年までデッドセクションのあった田村は、駅構内の引込み線などが撤去されてしまっているが、構内は非常に広く、往年の機関車付け替え駅であったことをうかがわせる。食パン電車に乗りに行こう第1回ツアーで通った高月も通り、新疋田で湖西線が合流。敦賀には定刻 10時08分に到着した。本来であればこの電車がそのまま福井行きになるはずなのだが、「本日は発着番線を変更します」というアナウンスがあり、福井行きは7番線へ、とのこと。とりあえず荷物を全部持って降り、敦賀駅前通郵便局に行き、軍資金を下ろしておいた。再び敦賀駅に戻って7番線に行ってみると、何のことはない、ここまで乗ってきた521系が止まっていた。
発車15分前にして席はあらかた埋まっており、今度は4人掛けの進行方向逆向きの席である。10時43分発だが、臨時列車の運転の関係で若干遅れるようで、最初から「本日は時刻変更で運転」のアナウンス。そして敦賀を出てすぐ、デッドセクションに入ると思って楽しみにしていたのだが、一向に車内の電気が消える気配がない。そのうち北陸トンネルに入ってしまった。何と、521系ではデッドセクション通過の「儀式」がなかったのだ。
北陸トンネル終端が近くなると減速する。南今庄に到着である。川端康成の小説「雪国」ではないが、トンネルを抜けたらそこは雪国であった(^_^;)。南今庄で降りたが、雨が降っているので、昨年秋に撮影したポイントに行くのは諦め、南今庄の駅で撮影することにした。 -
最初のうちは誰もいなかったが、そのうち金失道マニアの団体が押し寄せる(-_-)。話を聞いていると、どうも奴らは485系「雷鳥」と貨物列車を狙っているらしいのだが、「北陸トンネルの出口が立ち入り禁止になってるが、撮影してても警笛を鳴らされなかったので、入っても大丈夫だ」とか言っている。こういう奴らのせいで、日本中の撮影ポイントが潰されている、ということが全く分かっていないのだろう。
しかも、よりにもよって419系が行き違いする11時54分の1回を10人近くで殺到して撮影してくれたため、何とか撮影はできたものの、この1回の重要なチャンスを事実上潰された格好になった。 -
結局、1時間もしたら居なくなったのだが、その後立ち入り禁止の北陸トンネルの出口の所に三脚を立てているマニア発見。多分こいつらだろう。そのうちあの立ち入り禁止のロープがフェンスに変わるのではないかと思っている。
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結局14時59分の普通列車福井行きまで撮影したが、食パン電車が2編成、475系が2編成、521系2編成、485系雷鳥3編成、それにもう要らない、と言うくらいサンダーバードとしらさぎを撮影した。
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14時59分の251M福井行きは、11時54分に敦賀に行った編成の折り返し運用なので、クモハ419-5+モハ418-5+クハ418-5である。この編成、実は10月の「第2弾」の時に、福井〜芦原温泉〜敦賀と乗っている。先行の雷鳥が遅れたせいで、普通列車も10分ほど遅れてやってきたが、419 系の食パン顔を見て一安心。乗り込んでみて、空席がなかったのでモハ418-5のロングシートに座っていたが、武生で結構乗降があり、B寝台下段 (^_^;)を確保。本来は武生で特急退避なのだが、今日はサンダーバードや雷鳥が遅れまくっているので、そのまま発車。定刻に武生を出た、とアナウンスがあった。ところがユニット窓に交換されているのに隙間風が酷く、身体が冷えてしまう席で散々。コートを着ても良かったくらいである。
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福井駅で一旦引き上げ線に入れてしまう、と言うので改札を出る。K氏おすすめの「今庄そば」でかけそばを食べ、売店でホットコーヒーを買って再びホームへ。乗った来た編成が再び入線してきたが、再びモハ418-5に乗車。今度は窓が交換されていない席に、おばちゃんと相席で座る。
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