リンチェピング

2008/01/21 - 2008/01/27

　とても小さな街ですが、初めて行ってきました。

　ホテルはSCANDIC LINCOPING CITYに泊まりました。　こちらも
朝食付きで、コーヒーと共に食べるように他のパンとは違う
場所においてあるミニパン(クロワッサンとミニチョコパン)が
美味しかったです。　スェーデン(スカンジナビア全体に共通して
言えることですが)はパンがとても美味しいです☆

　町中に立地して、ショッピング街もスーパーも徒歩５分以内と
便利なこのホテルでしたが、唯一好きになれなかったのが
バスルームでした。　小さめなバスルームにはバスタブが無く、
トイレとシャワーの間にスウィングするガラスのついたてが
ありました。　シャワーを浴びないときはそれを壁側につけ、
シャワーを浴びるときは広げてシャワーを浴びます。
しかし、微妙に先がカーブしているだけなので、普通に広げて
浴びるとバスルーム半分水浸し･･･。　ついたてがあるぶん、
中華圏内の安宿のようにバスルーム全体が水浸しにはならない
ものの、ルームメイトがいるのでシャワーを浴びてから掃除を
するのが一苦労･･･。　ついたてが途中で止まってくれないから、
ゴミ箱などで止めて少しでも水が飛び散らないようにとなんとか
工夫してました。

　あと、仕事で転んで怪我をして、数日経っても腰と首の痛みが
消えず、病院で精密検査をしてもらおうと思ったのですが、
スウェーデンで医者にかかるのはとても容易ではありません。
　こちらの「ゆりかごから墓場まで」の現状は大変なんだなと
思いました。　医者不足問題も深刻らしいし、国の財政難の為に
医療費削減にかなり励んでいるようでして･･･。

　ホテルのフロントの人の勘違いで診療所へ行かされた私は
　(スウェーデン人は地域指定の診療所へ行って必要性が認め
　られないと病院へは行けないけど、外国人は国の補助が出ない
　から診療所をスキップして直接病院へ行けた)
受付してから１時間待ち、やっと出てきた「ナース」と呼ばれる
おばちゃんに「今日は悪いけど診てあげる時間ないのよ。明日
来るなら電話して。」と電話番号を書いた紙を渡されました。
雪の降る寒い中テクテク歩いて診療所へ行って、１時間待った
収穫が電話帳に載っている電話番号だった時には超がっかり･･･。

　その後、直接病院へ行こうとも思ったのですが、救急外来で
受け付けても２〜３時間待つのは当たり前で、医者が必要と
判断しない限り頼んでも検査はしてもらえないらしいので
行く意味もないような気がして･･･諦めました。

　ちなみに、外国人の私が診療所に予約を入れて「ナース」に
会うだけで約３４０００円かかるそうです。

　なので、リンチェピングでは怪我もあったし特に何も楽しい
ことなくて残念でした･･･。

　でも、ここで初めて、スーパーでスウェーデンのペットボトル
リサイクルに挑戦しました☆　あの、自動販売機のような機械で
リサイクルする、あれです。　投入口にペットボトルを差し
込むと、機械がウィーンと動いてペットボトルが吸い込まれて
いきます。　すると、自動的にいくらのデポジットのペット
ボトルか判別されて、金額が電光掲示板に表示されます。
それを確認してからボタンを押すと、バーコードの付いた
レシートが出てきました。　それを持って買い物を済ませ、
レジでお会計の時に差し出すとそのバーコードも読み込んで
合計金額からお金が引かれる仕組みになっていました。
初めて挑戦したのでドキドキしましたが、やってみると簡単で
嬉しくなりました♪　これなら言葉が話せない旅行者でも簡単に
デポジットを返してもらえるからいいですね！（＾０＾）

エリア その他の都市(スウェーデン)

• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: スカンジナビア航空

宿泊ホテル

宿泊ホテルのバスルーム

ホテル真裏の風景

ショッピングエリア

滞在中、雪が降った日の午後