年越しスウェーデン

2007/12/27 - 2008/12/29

年末初の北欧旅行へ行ってきました。とても寒く静かな街でしたが、案外好きかも・・

エリア ストックホルム(スウェーデン)

ヴァーサ号博物館
1628年8月10日、多数の軍艦がストックホルム港を出航した。それら軍艦の中で最大の船が、新しく造船され、統治王朝にちなんで命名されたヴァーサ号だった。この厳粛な行事を念し、 ヴァーサ号の両側に並ぶ砲門から突き出した大砲が礼砲を発射した。
力強い軍艦がその進行方向をゆっくりと港の出口に向けると、突然、突風が巻き起こった。ヴーサ号は倒れかかったが、体勢を持ち直した。しかし、新たな突風が吹くと船体が横になぎされ人々を道連れに海底に沈んだ。この後、ヴァーサ号が再び日のを見るまでに333年の年月がかかることになる。　ヴァーサ号はスウェーデン王グスタフIIアドルフの指揮の元建造された。造船には2年を要した。ヴァーサ号には3つのマストがあり、10本の帆を運搬できた。マスト頂上から竜骨までは52メートル船首から船首までが69メートル、そして重さは1200トンにも上った。
数年に及ぶ準備の末、ヴァーサ号は1961年4月24日にその姿を海面にあらわした。