2007/12/28 - 2008/01/02
311位(同エリア436件中)
てつこさん
韓国旅行も10回を超え、いい加減ソウルも飽きたということで、初めて地方への旅行を計画しました。
行き先は、ずっと気になっていた丹陽(ダニャン)と安東(アンドン)。
インターネットでできる限り事前に情報を収集し、ドキドキの一人旅です。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
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いつものとおりアシアナ航空で成田から出発です。
成田→ソウルは2時間半ほどもかかるので、結構ちゃんとした食事が出ます。もちろんコチュジャンつきです。
ごはんとパンとすし。どんだけ炭水化物? -
初日はダニャンに行く計画です。
ソウルからダニャンへは、東ソウルターミナルからバスが毎正時に出ています。
東ソウルターミナルは地下鉄カンビョン駅脇にあり、南部ターミナルなどと比べるとかなり暗く古い感じ。でもとても広くて、ものすごくたくさんのバスが次々発着しています。
休暇の軍人さんや地方へ向かう人でごった返しています。
インチョン空港から東ソウルターミナルまで約1時間、リムジンで14000ウォン。
東ソウルからダニャンまで約2時間半、一般バスのみで11900ウォン。
相変わらず交通費は安い・・・ -
一眠りして気づけば、バスは北ダニャンICから付近の町を通ってダニャン市外バスターミナルへ到着。
すっかり暗くなり、寒く、人影もなく、予想通りさびしーい感じ。
家族の迎えを待つ人を横目に、今日の宿探しです。 -
バスターミナル周辺には、事前情報どおりいくつかのモーテルが並んでいます。
その中で選んだのは、このサイトで「4人目のふーさん」さんも書いていらした、「シンデレラモーテル」です。
1泊3万ウォンのところ、一人だからとおじさんが2万5千ウォンにしてくれました。
もちろんオンドル、テレビ・冷蔵庫など一通りのものは揃っていて、広くて快適です。 -
夕食は、これまた4人目のふーさんさんのクチコミを参考に、「チャンダリシクタン」へ。
ダニャンはにんにくの産地であるらしく、ここはそのにんにく料理をふんだんに味わえる店のようです。
看板メニューと思われるにんにく釜飯定食。
五穀米とにんにくの釜飯に、にんにくのキムチ、スユク(ゆで豚)や焼き鯖など、食べきれないほどのおかずが並びます。
これで1万ウォンは安い!!
付近でも人気店らしく、地元や観光客の大人数のグループのお客さんが次々来店して大忙し。
一人ではちょっと気ぜわしく、落ち着けない雰囲気ではあります。 -
夜のコスデギョ(古薮大橋)。
ライトアップがきれいです。 -
夜のヤンベクポクポ(両白?滝)。
ちょうど宿の対岸くらいです。
真っ暗な山にボウっと浮かんでいるので、きれいだけどちょっと不気味です。 -
翌日朝、コスデギョを徒歩でわたり、橋のたもとにある観光案内所へ。
地図を見ながら、付近の見所や交通手段など説明してくれます。
そこで紹介された、歩いて5分くらいの場所にあるコスドングル(古薮洞窟)へ行ってみることにしました。
広い駐車場はがらんとしていて寂しい限り。
でもなんだかちょっと懐かしい感じのする、田舎の観光名所っぽいいいところです。
観覧料4000ウォンを払って、山肌の入り口へ向かいます。 -
コスドングル入り口。(かなりぶれた)
外気温摂氏0度くらいなのに対し、内部は温度13度、湿度90%との表示があり、デジタル製品を作動させないようにとの注意書きがされています。
さまざまな形の鍾乳石が連なり、身をかがめたり、急階段を上ったり降りたり。
子供たちにはさぞ楽しいことでしょう。
しかしこちら30を過ぎ、まだ朝で誰もいなくて暗くて怖いし、もも筋は疲れてがくがく・・・
やっと出口にたどり着いて外に出れば、小雪が舞い、汗ばんだ体が一気に零下まで冷やされるし、さんざんです。 -
コスデギョから見るナムハンガン(南漢江)と新ダニャン。
この漢江が、ソウルまでつながっているんですね。
というようなセリフが、ドラマ「マジック」であったような気がします。
そもそも私は「マジック」を見て初めて、ダニャンという町に興味を持ったんです。
ダニャンはもともとはすぐ近くの別の場所にあり、数十年前にここに新しい町ができたのだとタクシーの運転手さんが教えてくれました。
なのでここは「新ダニャン」と表記されることもあるようです。(新ダニャン方面、新ダニャン船着場など) -
ダニャンといえばダニャンパルギョン(丹陽八景)。
漢江に浮かぶ奇岩が作り出す景色が美しいところです。
その一つ目が、トダムサンボン(島潭三峰)。
主、妻、妾の3岩が並んでいます。
観光案内所で聞いたとおり、コスデギョからタクシーで行きました。
コスデギョから遊覧船があるはずなんだけど、冬なせいか、やってなかったので。
夕日が美しいというので見たかったけど、まあ日中でもステキな感じです。
遊覧船の船着場が見晴台になっていて、観覧無料の工芸館などもそばにあるので、一通り見学します。 -
八景二つ目、ソンムン(石門)。
トダムサンボンの駐車場脇には、さまざまな音楽に合わせてあがるウマクブンスデ(音楽噴水台、冬季につき休業中)があります。
そのそばの、山肌に作られた急な階段を上って行きます。
ここでがけから落ちたら、誰にも気づかれないだろうな・・・という恐怖と戦いながら進むと、現れました。
パンフレットにある「虹模様」はよくわからないけど、向こうの川面が青く見え、とてもきれい。 -
ソンムンへ至る山道から眺めるハンガン。
対岸の枯れ草色の山がまたいい感じです。 -
先ほどのタクシーに電話して迎えに来てもらい、20kmほど離れたジャンフェナル(船着場)まで。
一人で長距離のタクシーはちょっと気が引けるけど、ここは自家用車がない人はしょうがないです。
ジャンフェナルからは、八景のうち二つをチュンジュホ(忠州湖)上から眺められる遊覧船が出ているんです。
タクシーが着くとちょうど出航するところだったらしく、1万ウォンを払い、ダッシュで乗り込みました。
まもなくおじさんがいい調子で観光案内を始めます。
かなり爆笑です。
せっかくなので船の2階に上がり、周囲をぐるっと見回します。
が、やっぱり寒い!!!ムリ・・・ -
かなり逆光だけど、八景の一つ、オクサンボン(玉筍峰)。
そそり立つ岩の様子が竹の子に似てるからそう呼ばれるらしい。
これともう一つ、クダムボン(亀潭峰)も遊覧船から見られるんだけど、どれが亀やらわからず・・・ -
遊覧船のおじさんは、私が一人と知って何かと話しかけてくれます。
「ここの人じゃないね?ソウル?」と言うので「外人です。日本です。」と答えると、日本の歌を流してやる!と船内BGMに演歌(カラオケ)を流してくれたり、「困ったことない?」と聞いてくれたり、最後には「アリガトウゴジャイマシタ」とマイク越しに言ってくれ、とても親切でした。 -
ジャンフェナルから路線バスで一旦新ダニャンに戻り、市外バスターミナルから今度はクインサ(救仁寺)に行きました。
暖かくて、安くて、バスがやっぱり最高♪
クインサはソベクサン(小白山)に建つ、韓国最大の天台宗寺院だそうです。 -
日本のお寺のように、簡単にお参りでもできれば・・・と考えていたんだけど、行けども行けども壮大な建物ばかり。
更に、参拝している人はみんな信徒らしく、僧衣を着ている人が多くて、スカートの私は明らかに浮いている。
入り口に露出の多い服装は避けるようにと書いてあったけど、膝丈だしタイツはいてるからいいかと思ったんだけどなぁ。
というわけで、帰りのバスの時間もあるし、早々に退散です。 -
夕食は簡単に、宿の付近の焼肉屋でカルビ湯にしました。
あんまり肉が入ってない・・・けど5000ウォンだし、まあいいか。
ここも、地元の人でかなりにぎわっています。
隣のテーブルでは近所の市場のおばさんと思われる一団が酒盛り中。
私が青唐辛子を食べないのを見て、これもらっていい?と持っていってしまう始末です。 -
夜のダニャン市場。
昼も閑散として、歩いてるのはタイ人のツアー客ばかり。
夏は学生や家族連れでにぎわってるのだろうに、冬は寒く通りに人影もまばらで、寂しい町でした。
でも見たかった景色は見られたし、満足♪
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この旅行記へのコメント (2)
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- 4人目のふーさん 2008/01/11 19:04:08
- こんばんは^^てつこさん
- タニャンに行かれたんですね♪
しかも、私の情報を使っていただけてうれしい限りです
シンデレラモーテル・・・改装したのかしら??
私が泊まった時とは部屋の様子が違いました
ジャンダリシクタン
簡単に探せましたでしょうか??
私は元々方向音痴なこともあり、かなり迷いました
あれだけ食べれて1万ウォンは安いですよね
1人だとちょっと申し訳ない気分になりますよね
旅行記を見ながら懐かしい気分になりました
5月に行きましたが・・・やはり、あんまり人いないですよね
市場も暗くて人もいなくてびっくりしました
- てつこさん からの返信 2008/01/12 16:57:29
- RE: こんばんは^^てつこさん
- コメントありがとうございますー(≧▽≦)
シンデレラモーテル、私は部屋に入って「あ、ふーさんさんの写真と同じだ♪」と思って安心したんですけどね。。
ジャンダリシクタンは、おかげさまで事前に「ここに行こう!」って思っていたので、郡のHPで調べていったんですよ。
簡単な地図もそこにあったので、無事行き着くことができました。
ほんと人がいなくてさびしかったけど、だから余計にちょっとエキサイティングなんですよねー
私もまた行きたいですー☆
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