2007/12/21 - 2007/12/22
200位(同エリア332件中)
CANさん
今日のお宿は嬉野温泉の直ぐ近く武雄温泉にある「風の森」というお宿です。ここに来たかったので長崎旅行にしたぐらい、どうしても宿泊してみたかったお宿です。とっても素敵な露天風呂付のお部屋を予約しています。そして翌日は有田を巡りました。
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長崎駅前から高速バスに乗り約1時間で嬉野インターに到着です。そこからタクシーで3・4分で今日のお宿「風の森」に到着です。広い敷地にたった7棟の離れがあるとっても贅沢なお宿です。本当に広いため食事等へはカートで移動、大浴場はありませんが、それぞれのお部屋は趣の異なる内湯と露天があるそうです。今日はここの一番のお薦め6角形の露天のある「空」というお部屋に宿泊します。
http://www.kazenomori.biz/mori.html -
とてもシンプルなフロントです。奥にはお土産品がありますが、お宿で使われている食器などとてもセンスの良い物が置かれています。
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お部屋にはカートで移動です。部屋の前にはこんなかわいい実がお出迎え。。
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畳に木のテーブルと座椅子のリビングです。持ち運びのできるTVがあります。
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リビングの隣はベットルームです。パジャマとサムイがあります。向う側には光を取り入れる窓がありかわいいオブジェが置いてあります。
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こちら側には液晶TVとオーディオセットがあり、中に入るとジャズが流れていました。フロントで自由にDVDを借りることができるのでベッドでゴロゴロしながら楽しむことができます。そしてこのベッドは本当に清潔で寝心地がいいんです。爆睡間違えなし!!
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とってもセンスの良い椅子も置いてあります。
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そしてリビングからもベットルームからも見える位置にあるのがこの露天風呂です。夜は生憎雨になってしまったのですが、かなり大きい傘があるのでそれをさしながら何回も入りました。部屋の中心にこの露天を持ってきているという感じです。センスの良さを感じます。湯量は1Hに20リットルと、さほど多く無いそうなので掛け流しではなく循環とのことですが、トロリとした湯はまるでリンスのような肌触りです。
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清潔な洗面所とトイレです。タオル類は1人2本づつあります。全面ガラス張りなのでちょっと最初はビックリしましたが、開放的で気持ちがいい〜!
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タイル張りの内湯です。シャワーは普通のお湯ですが、内湯の湯は温泉ですから、こちらもトロトロのお湯です。ゆっくり足を伸ばして入れるぐらいの大きめの湯船です。露天風呂へはここからとベットルームから出ることができます。
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露天風呂の向うは森になっていて、とっても気持ちが良く開放的。夜は雨でしたが、翌朝には天気予報がはずれて、雨も上がり、自然の中で最高に気持ちよい朝風呂に入ることができました。
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露天風呂側から見たところ
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夕飯は18:00と18:30。カートでお迎えに来てくれて、母屋の個室でいただきます。
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掘りごたつ式の個室からみた風景です。この宿に入り感じたことはとにかく「光」が巧みに使われています。それは電気の明かりだけではなく、太陽の光の使い方もとっても考えられているな〜と思います。
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まず最初の前菜は「帆立貝パプリカソース添え」です。ホタテの上にはトンブリが乗っています。器がゴージャス!
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次はメニューにない「冷製干し柿」です。冷たいのですが凍ってもおらず、前菜ともデザートとも取れる一品。甘くて美味しかったです。
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造里は「鮑・真鯛・間八」です。海が近いのでとにかく新鮮で量も多く本当に美味しかったです!!
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焼物は洋風の一品「鮭クリーム焼」です。鮭・海老・シメジをクリーム焼きにしているのですが、下にはご飯が入っていてこれをクリームに混ぜて食べるとリゾット風になり美味しかったです。こちらのお皿も素敵です。さすがに焼物の里「有田・伊万里等」に近いだけあります。
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替鉢は「佐賀牛ステーキ」です。これがとても上品な脂がのっていて柔らかく最高に美味しかったです!!付け合せはパプリカとカリカリジャガイモ!佐賀牛はシンプルに岩塩につけていただきました。
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次は洋皿「森のロールキャベツ」です。付け合せは、カリフラワーです。ロールキャベツにクリームソースがかかっているのですが、このソースがかなりコクがある。何故かと思ったらソースに山芋が入っているとのことでした。でもステーキの後にはかなり重い一品かな・・・と思います。もう少しアッサリしたもののほうが・・・
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続いては、またもやメニューにない「イベリコ豚の生ハム」です。つけ合せは水菜です。この生ハムはもっとあったのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました!!頼んだシャブリの白ワインにとっても合います。それにしても「メニューには無いのですが・・・」と言われると本当はメニューの中なんでしょうが、何故かサービスされたみたいで嬉しくなってしまいますね。
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食事は「栗ご飯と松茸の赤だし・香の物」です。
栗ご飯は私達がこの個室に入った時に釜に火をつけ目の前で炊き上がった物です。「食べきれないようでしたらおにぎりにしますので・・」と宿の方にお気遣いをいただきましたが、とっても美味しかったので綺麗に食べてしまいました〜!! -
デザートは「コーヒーチョコババロア」です。上にはクロスグリ?がのっていて、クリームチーズケーキも添えられています。コーヒーは個室を出たところにある暖炉がおいてあるお部屋でいただくことができます。
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さて・・コーヒーでも・・と立ち上がろうと思ったら、更にサプライズが!!宿の方が「ハッピーバースディ」を歌いながらお祝いをしてくれたんです。私の誕生日が12月24日なので宿帳であと2日と知って果物のサービスをしてくださいました。誕生日前なのに・・本当に嬉しかったです!!大皿にバナナとリンゴがスライスしてあってその上に氷がのっていました。歌を唄ってくれている間は花火も付いていたんですよ!!さりげないサービスが本当に心に沁みました〜。。従業員の皆さん!!一足早い誕生日プレゼント本当にありがとうございました!!
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暖炉がありここでコーヒーを頂きながらのんびり過ごしました。
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朝食はゆっくりめの9:00と9:30です。お部屋の露天でゆっくり朝風呂につかり、お食事処へ・・
煮物やお魚・サラダ・玉子焼きなどが並びます。 -
お豆腐は目の前で作られて、熱々をちょっと甘めの醤油ダレで頂きます。量はさほど多くないんですが・・・う〜ん美味!!
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最後に「カスピ海ヨーグルトとバナナ」をいただきました。
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昨日は夜で、雨が降っていたので、あまり良くわかりませんでしたが、食事処から出たところはこんな感じになっています。
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チェックアウト時間は12時です。私達は電車の時間の関係で11時にチェックアウトしましたが、それでも朝食後湯につかり、ゆっくりと過ごすことができました。「風の森」さんは本当に従業員の皆さんの対応も素晴らしく、部屋・食事すべてにおいて居心地の良いお宿でした。これで平日22,050円です。関東近辺では考えられない安さです。またいつか訪れたい・・・そんなお宿が増えました。
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さて、これから「風の森」からタクシーで20分位のところにある武雄温泉駅から電車に乗り、ハウステンボスを目指します。が、その前にちょっと寄り道をして、有田へ行くことにしました。また素敵な焼物に出会えるかしら・・
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武雄温泉駅から20分ぐらいで有田駅に到着です。
有田には有名な窯元等もたくさんありますが、今回は、街並みが保存されている内山周辺を散策することにしました。ここには以前から好きだった「香蘭社」もあります。以前会社で秘書をしていた時に、お客様が来るとこの香蘭社の湯呑でお茶を出した思い出があります。とっても薄く透明な茶碗だけど、丈夫で上品な香蘭社の製品はお茶も美味しく見えて大好きでした。内山地区まではコミュニティバスを使って7・8分。頻繁には出ていないので、観光案内で時刻表をもらうと良いと思います。 -
会社で使っていたような香蘭社の湯飲みは高くて買えませんが、自宅で使えるようなシンプルな小鉢はそんなに高く無かったので5個セットの物を購入しました。透けるような白と上品な模様が気に入っています。
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有田川沿いに細く伸びる内山地区は重要伝統的建造物群保存地区に選定されているように、昔の街並みが残されています。
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バス停近くにある有田異人館です。伊万里焼(有田焼)の海外輸出で財をなした貿易商が、外国人バイヤーの接待や宿泊のために建てた西洋館が残されています。残念ながら中に入ることはできません。
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洋風の素敵な有田焼のお店
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ひときわ目立つ白壁の家
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ちょっと横に逸れてぶらぶらしていたら、「ドンバイ塀」にあたりました。メインストリートから一本入ったとおりにあります。私達は偶然に見つけましたが、昨日TVを見ていたらこの場所が出ていました。
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ドンバイ塀通りという裏通りがあるようなのですが、今回はここしか見れませんでした。ドンバイ塀は製陶用の窯の廃物レンガを積み上げた独特の風合いをもった塀でいわゆるリサイクルレンガです。
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ブラブラと街並みを散策しながら歩きます。
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お店は1/3位が開いていましたが、人には殆ど合いませんでした。いくつかのお店を見ながら更にブラブラ・・
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有田陶器祭りの時には、この両サイドにずら〜とお店が立ち並び沢山の観光客で賑わうそうですが、ちょっと寂しげな街並みです。
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歴史を感じる白壁と窓枠
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バス停の看板もなんと陶器です。地図が書かれています
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お土産に更に湯呑みを購入。今度は賑やかな陶器市のときに来て見たいな〜と思いました。有田の街並みを後にして、次はハウステンボスに向かいます。
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有田駅からハウステンボス駅までは普通列車でも行けますが、早岐での乗り換えの時間があまり良くないので、特急で移動することにしました。20分ぐらいで到着です。有田駅のホームにもそれぞれの窯元の看板が陶器でかけられていました。
ハウステンボス旅行記に続く・・・
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