ノルウェー・スウェーデンの夏旅　５日目：ハダンゲンフィヨルド

2006/08/15 - 2006/08/15

今日は再び、フィヨルドツアー社のツアー「エクスプロアー・ハダンゲンフィヨルド」に参加して、ハダンゲルフィヨルドをみた後、オスロに向う。

エリア ハルダンゲルフィヨルド周辺(ノルウェー)

朝、７時半のバスに乗るため、バスステーションに向う。ホテルの朝食が７時からなので、あきらめて、そのままバス停へ。余裕を持って、７時前に到着。コンビニでマフィンとコーヒーを買う。２０NK。８００円弱！

バスに１時間程揺られ、ノールハイムソンに到着。ここからフェリーでハダンゲンフィヨルド３時間弱のクルーズ。

このツアーの参加者は少なく、ゆったりとした雰囲気で船は進む。天気はそこそこ。曇りだが時々晴れ間がのぞく。文句は言えない。

ハダンゲルフィヨルドは、ノルウェーで２番目に長いフィヨルドで、全長１７９キロ。海に近く、急峻な断崖等はみられないが、丘陵地のところどころにカラフルな民家と果物畑が広がる。

ツアーの一部では、氷河を抱いた山もみられる。途中、天気が回復してこの氷河を青空をバックに撮影できたのは嬉しい。

ところどころで、船は小さな町に停まるが、どの町もこじんまりとして美しく、一日をここですごしてみたい気になる。

船旅を終え、エイトフィヨルドという町に到着。船中で、停船時間３時間にあわせたオプショナルツアーを購入。１９５NK。このツアーにはネイチャーセンターの見学とノルウェーで一番有名な滝のヴェーリング滝（落差１８２メートル）の訪問が含まれている。

船の到着から、各工程がほとんど時間ぴったりにすすむ。工程間の余裕は５分ほどしかなく、少しでもよそみをしていたら置いていかれそう。ＪＴＢのツアーよりも厳しい。ただし、お客の面倒をみるわけでなく、誰かを置いていってもわからない。実際、ツアーを終えて次のバスを待つ５分間にトイレにいっていたら、置いていかれそうになった。

ネイチャーセンターの向かいのレストランで軽い昼食をとる。その屋根の上には草がはえていて、なんと羊が2頭草を食んでいる。とてもユニークな光景。なぜか、ノルウェーには草が屋根にはえている家がところどころに見られる。わざとそうしているのか、自然にそうなっているのかはまだ調べがついていない。

【屋根の上の山羊】

ヴェーリング滝は、これまで見てきた滝にくらべ、それほどすごいというわけではない。ただし、平地から突然崖下に流れ落ちる姿が見れるのはフィヨルドならではか。

滝を見終わり、エイトフィヨルドに戻ると、間髪をいれずに、船がでて次の目的地ウルヴィクに向う。わずか15分の乗船。。

ウルヴィクからはバスに乗り換え、ノルウェー国鉄駅のヴォスに向う。約1時間

最後は、ヴォスから列車でオスロへ向う。約5時間の旅。列車の中でこの文章を書いている。オスロ着は２２２時３２分。そのまま今日の宿泊地リカ・トラベルホテルに向う。ホテルはオスロ中央駅から歩いて7分。2つ星で９５ユーロ。先回泊ったホテルは4つ星で一泊９３ユーロだったが、これは休日料金のため。

明日は、６時３５分発の飛行機でスウェーデンのストックホルムに向うため、夜は短い。

今回の旅行の選択肢としては、ノルウェーに集中して4大フィヨルドをすべて周る計画も立てられたのだが、残りの２つのフィヨルドは場所がかなり離れていて、ロジスティクス的に大変なのと、一回のコストが１７００ＮＫほどかかるので、今回は止めにした。代わって、往復１１７ユーロで予約した飛行機でストックホルムに向う。