～車ごと列車に乗ってアルプスを越え、バート・ガスタインの駅前洞窟温泉へ立ち寄り湯～　０７　ドイツ、オーストリア、スロベニア☆世界遺産と温泉でまったり

2007/09/13 - 2007/09/13

スロベニアからオーストリアへ国境を越え、アルプスを越えます。
このアルプス越えのルートは列車利用です。
ドライブ旅行で、列車利用？旅の友、レンタカーのベン助くんの運命はいかに？？
現実はは遊園地より面白い！！
旅をしていると、日本の常識でははかれない不思議な出来事、一杯ありますよね。

そしてオーストリアの温泉地、バートガスタインで駅前洞窟温泉へGO!まったり温泉楽しみましょう♪

[旅程]
＊９月７日　金曜日
アリタリア航空　AZ７９　AZ４４４
関空　１２：４５　→　ミラノ　１８：３０　
ミラノ２０：４０　→　ミュンヘン　２１：５０　ミュンヘン泊
＊二日目　９月８日　土曜日
ミュンヘン市内　観光　ミュンヘン泊
＊三日目　９月９日　日曜日　レンタカー・ドライブ開始
ヘレン・キムゼー　→オーストリア入国　ザルツブルグ　泊
＊四日目　９月１０日　月曜日　
ザルツカンマーグート　→　ハルシュタット泊
＊五日目　９月　１１日　火曜日
スロベニア入国　シュコツアン鍾乳洞　→　ポルトローシェ泊
＊六日目　９月１２日　水曜日
ピラン　→　ポストイナ鍾乳洞　→　ブレッド湖　泊
＊七日目　９月１３日　木曜日
ブレッド　→　オーストリア入国　バッドガシュタイン
→　ドイツ入国　ベルヒテスガルテン　泊
＊八日目　９月１４日　金曜日
イーグルスネスト　→　LANDSHUT　泊
＊九日目　９月１５日　土曜日　
ミュンヘンより帰国　
アリタリア航空　AZ４４１　AZ７９４
ミュンヘン　１１：５０　→　ミラノ　１３：００
ミラノ　　　１５：１５　→　関空　　１０：００（＋１　９月１６日）

エリア バート・ガスタイン(オーストリア)

無事にスロベニアからオーストリアへ帰ってきた私たちです。
国境のあちらもこちらも、「チロルののどかな田園」ではありますが、、

車で向かった先は、、
モールニッツの駅。

鉄道駅です。

車で鉄道駅？？って？？

なんと、この駅から、車ごと列車に乗って山を越えるのです。

次の列車は１２時５０分とゲートに表示されていますね。

本日の行き先はドイツのベルヒテスガルテン、

その途中にオーストリアのバートガスタインという温泉地があるので、一風呂浴びていけるものなら〜！！という温泉好き！
今回の旅のテーマの一つは温泉ですものね〜♪


この旅のルーティングにはナビソフトをつかっているの
ですが、試みにこのルートを入れてみたところ、
意外に時間がかからずに行けそう？？
地図に載っていない道があるらしい？？
で、、くますけが気づきました。
「鉄道に乗ることになっているぞ」と。

ひえ〜それは何かの間違いでは？？

と、思いつつ、、そういえばそんなのテレビで見たことがあるような、、、

そしてオーストリア国鉄のHPを検索。

ありました！！

モールニッツから一駅、バートガスタインの手前まで、
フェリーボートならぬ車ごと電車に乗れるらしいのです。
本来なら山を大回りしなければいけない筈の道ですが、
鉄道のトンネルはあるのです。
フェリーのように車ごと列車に乗せることでかなりの時間の節約になるのですね。

日本ならついつい自動車用のトンネルをもう一本掘ってしまいそうですが、環境への配慮でしょう。

一時間に一本程度の時刻表もありましたので、１２時５０分の電車に乗るのは予定通りです。

列車がやってきました。

ずらっと車が一列に乗れる貨車になっています。

ここのゲートで切符を買います。

車の中に人間は何人乗っていても料金は一緒です。

車は後方から乗って前方へおりていきます。

モールニッツでおりる車が前方へ貨車の中を走っていきます。

後ろから乗ってきた車は、前から順番に駐車して、
安全の為、人間は車から降り客車で移動します。

この珍しい列車に乗ることがわかってから子供のように
はしゃいでいたくますけ大興奮！です

オーストリアの人達にとっては
当たり前のことなのでしょうが、
こういう移動は珍しくてウレシイですよね。

カナダのアインスワースに行ったとき、
国道が湖の手前でとぎれていて、湖を国道フェリーで移動するという経験をしたことがありますが、
国道フェリーの列車版です。

いつも時間に追い立てられているような日本にすんできると、目から鱗、、

色々思うところありますね。

短い時間でしたが、

楽しい列車旅の経験でした。

最初から狙っていた訳ではなく、ルートを組んでいたら偶然でてきたにしても、
予想外のイベントに盛り上がれるのは旅の醍醐味ですね。

列車をおりて走ること十分ほど、、
バートラガッツの駅前に到着です。

温泉に入る前に、腹ごしらえ
お昼ご飯はサンドウィッチ。
今朝のホテルで作って来ちゃいました。
お持ち帰りはブッフェではお行儀の良いことではありませんが、ドライブ旅行の場合、いつどこで食料が手にはいるかわからない事、と、
時間節約の為、手元に食料用意しておくことは必須かと。。

駅前のビルの２階が温泉センターの受付のようです。

パーキングメーターに車をおいて、温泉グッズを持ってさあ、行きましょうか〜♪

アルプスの山懐にある出で湯、

とはいえ、

もちろんヨーロッパ温泉の定番として温泉プールです。

受付でお金を払ってロッカーのキーをもらい、水着に着替えて温泉入浴です。

この温泉プールは洞窟温泉風ということだったのですが、、

まあ、普通の温泉プールでしょうか？

壁は岩をくりぬいた洞窟風です。

泉温は、３７〜８度でしょうか？

ちょっとぬるめです。

ついでに日本人としては普通の背の高さだと思う私には深い！！

背が立つところが少ない〜〜のです。

お湯は温泉の匂いがして、立派な温泉です。

室内に人が少ないので、

露天風呂に移動してみました。
露天風呂、、といっても、屋外温泉プールなのですが（笑）

アルプスの山々を見ながら入浴したり、
日光浴できたりは
気持ちが良さそうです。

入ってみると、

あ〜〜〜屋外の方が泉温が高いです。

日本人好みの暖かい温泉！！

なるほど〜、こちらに人が多い筈ですね。

温泉でまったり♪
オーストリアの温泉でも達成いたしました☆

この旅行記へのコメント （3）

• ソレイユグランマさん 2021/07/30 15:34:41

  昔この鉄道に乗りました

  88年にこの鉄道に乗りました。途中で道路がなくなりどうしようかとしていたら電車に車ごと乗れることが分かりました。今でもあるのですね。懐かしいです。

• Muffinさん 2008/03/01 01:34:57

  これやってみたかったです！

  スイスで同じような列車を見ました。夫は見る度にやってみたい！と大興奮。くますけさんと似てます？
  
  Muffin

  ねんくすさん からの返信 2008/03/01 09:01:15

  RE: これやってみたかったです！

  スイスにもあったんですね。
  ご主人さま、残念でしたねえ。
  思い切って一度やっておけば良かったのに〜〜。。
  確かに、楽しいんですが、男性にとっては女性の理解を超える位嬉しいイベントらしいですよ〜☆
  乗ってしまえばあっという間なんですが、
  くますけにとっては、「この旅一番の楽しみ」だったんだそうです（笑）