イエメン　６イッブ Ibb

2007/11 - 2007/11

イッブは標高1800ｍ以上の高原に展開する美しい街です。
最も古い一角の印象は「石の家と狭い石畳の路地」です。
喧騒に満ちたスークのすぐそばに「別世界」があります。

エリア イッブ(イエメン)

丘の上からのイッブの街です。

よく見るとあちこちにモスクのミナレットが見えます。

イッブでも一番古い一角に入っていきます。

狭い路地を・・・

少し上ったり、少し下ったりしながら歩きます。

よく見ると一番上のカマリア窓、なかなか良い造りに見えます。
拡大すると孔雀模様のようです。
なにしろ最上階は男の集会場ですから、お金がかかってます。

モスクの前は小広場・・・

路地が集まり交差する「辻」であり・・・

子どもが遊んだり、大人がぶらぶらしたり・・・。

ここの子どもたち、撮られ慣れている印象もありますが、それにしても可愛いですね。

幸いにも？１階の店が全部閉まっていたので、この風景を楽しめました。
馬の絵はイエメンのそこらじゅうにあり、山の斜面にも白い石を並べて巨大な白馬が描かれていました。
この馬は現大統領のシンボルマークor政治スローガンの象徴という話も聞きましたが真偽のほどは確かではありません。

イッブは色彩豊かな壁面の絵or落書きが目立ちます。

この大きな石の家、ひっそりしているのに存在感があります。
入り口は道から下がっているのに、さらにやや掘り込んだようになっています。非常に珍しいのはドアが見えないこと。ここからさらに屋内通路になっているのでしょうか？
壁面は飾り気がなくシンプル、地味ですがどっしりとして長い時間の経過を感じさせます。
平凡なたとえですが「秘密の館」的雰囲気が濃厚です。
でもこの家も最上階のカマリア窓は豪華です。男性の集いの部屋、ですから。

人は住んでいるのかな？？

この家も古くて立派ですが、陽性でいかにも人が住んでいる雰囲気があります。

この旅行記へのコメント （4）

• ishicameraさん 2007/12/16 00:15:23

  こんな落書きが！！

  今晩は。イッブの街私も通った街角の写真もあり、とても懐かしかったです。私は1時間くらいオールドイッブを歩いただけでしたが、ガイドブックに書いてあるより印象がよく、ジブラよりイッブのほうが気に入りました。
  
  それにしても、扉が閉じているとこんなかわいらしい落書きがあったんですね。これは羨ましい、見たかったです。
  
  馬の落書き私もドライバーさんに聞いてみたところ、政治的メッセージだと言われました。。。真相は謎です。
  そこら中に書いてあって、すごく気になりました。
  ちょっとラスコーの壁画みたい。

  風神さん からの返信 2007/12/16 08:06:42

  おはよう〜

  ishikameraさんおはよう。
  訪問・投票ありがとうございます。
  ishikameraさんのブログを見てイッブはお互い少し違うところを歩いたのかなと思っていましたが、やはりかさなっていたんですね。
  
  私も同じです、ジブラよりイッブの方がずっと気に入りました。街の雰囲気の密度が高くて統一感があり、長い時間の経過も感じられました。
  
  イエメンのブログはこれで半分を過ぎたかなといった感じです。あとサナアなど「大物」も残っていますが、年末年始で終わらせるつもりです。
  
  ではまた。

  風神さん からの返信 2007/12/16 20:07:58

  思い出した〜

  ishikameraさん今晩は。
  旅先で地元の人のポートレートの撮り易さの話で思い出しました。
  バングラデシュです。バングラ人の「出演好き」は並外れています。遺跡を撮影しようとするとすぐ前におじさんが「気をつけ」直立で、頼んでもどいてくれなかったり、数人の登校途中の子どもを撮ろうとすると、気づいた大人が大声で付近の子どもを集めて整列させたり・・・とにかく極端です。
  バングラのブログアップしているのですが、そういう写真はほとんどないので思い出しついでに何枚か入れて補強しようかという気になりました。
  バングラは今色々な意味で大変な事態ですが、国・人としては大変興味深いところです。
  

  ishicameraさん からの返信 2007/12/16 20:42:38

  バングラ

  バングラ！！人撮りやすいんですねぇ。
  年末ラオスに行くのですが、ミャンマー、ラオス、バングラディッシュと悩んでミャンマーは情勢、バングラディッシュは情報がないため、ラオスに決定しました。
  噂でバングラはのんびりしていて人の写真を撮りやすいと聞いたのですが、やはり本当だったのですね。
  
  ぜひぜひバングラディシュのポートレート見せてくださいませ。現地の情報もすくなくて、ぜひ拝見したいです。
  楽しみにお待ちしております。