ベリコ・タルノボ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
私は、トルコへは、ブルガリアのヴェリコ・タルノボという街で出会った韓国人の男女二人と一緒に入国した。<br /><br />しかし、彼らのことは詳しくは、後で書くことにする。<br />実際、私たちは同じバスの、しかも隣り同士の席に座ったので、うまい具合に仲良くなることができた。<br /><br />その後イスタンブールに着いてからも、良い安宿を紹介してもらったり、一緒に食事をしたりもした。そのようなわけで、彼らのことは後でまとめて書くのが良いのではないかと思う。<br />書けることはたくさんある。<br /><br />というのも。<br />その韓国女性とは、あまり話はしなかったのだが、とりあえず男性の方とは、かなりたくさん話をした。<br /><br />しかし彼は、事実かなり不思議な人間だった(笑)。<br />彼には、とても驚くべき秘密があった。それは彼とちゃんと話してみないと分からない。<br />(実は彼自身も、できれば隠したい話のように思われた・・・)<br /><br />ま、それも含めて、彼らのことはいつか後で書くつもりなのだが私は彼との出会いは一種の運命的なものだったのではないかと後で思った。<br /><br />なぜなら私は本当ならば(合理的に考えれば)そのヴェリコ・タルノボの街には2泊で十分だったのに、何か気がかりな胸騒ぎのおかげで、あるいは私の「心の声」が「もう1泊しよう!」と強く主張してきたので、その街に3泊してみて、そして、彼らに出会ったからだ。<br /><br />この出来事も今回の私の旅における「不思議 事件簿」に記録されている(笑)。あるいは、そうでなくても彼の正体?は私の中では、衝撃的な話だったので忘れようにも忘れられないだろう。。。<br /><br />ともかくそれはそれで話を戻そう。<br />私がブルガリアでバスに乗ったのは23時の深夜だった。<br />(ヴェリコ・タルノボからイスタンブールへのバスは一日に一本しかない。ちなみに、それはブルガリアの“ルセ”⇔イスタンブール間のバスのようだった)<br /><br />バス・ターミナルでは、そういえば、日本人の女性とも出会った。<br />私は驚いたが、彼女も驚いていた。少し話を聞くと彼女は、かれこれ4年ほどブルガリアの首都ソフィアに住んでいるとのことだった。それ以上は特に話さなかったのだが、今回、彼女は母親とブルガリアを旅行しているところだと言っていた。<br />(しかし、どんな縁でソフィアに4年も住めるのだろう?)<br /><br />バスはターミナルの中には入ってこないようだったので、大通りでバスを待っていると、地元のブルガリア少年たちと仲良くなった。<br />実際、彼らがなぜあそこに居たのかはよく分からなかったが、とりあえず、しかし夜にブルガリアの若者と知り合って話すのは、危険である。と言っておく(笑)。<br /><br />彼らは少し酔っていた感じだったが、私は絶妙に言葉を使いまわし、彼らの挑発をうまく切り抜けた(笑)。<br />たぶん、これは世界中どこでも言えることだが、<br />危なそうな若者からのジョーク(挑発)には、ジョークで応えなければならない(笑)。<br />もし変に、または安易に、無視しようとしたり、逃げようとすれば、彼らは怒り出して、何をし始めるか分からない。<br /><br />だから一番良いのは、相手が何者であろうと、“自然に”行動することだ。どうせ旅では一期一会。良かれ悪しかれ。なので、いっそ、悪そうな少年でも、仲良くなってしまえばいい(笑)。<br />(ま、それで調子に乗られて「お前は良い奴だ。一緒にバーに行こう」なんて誘われたら逃げるしかないが)<br /><br />でも、そうすると、こんな風に笑い話のネタになる。結局これは彼らにとっても良いことのはずである。なぜなら彼らは悪いことをせずに済んだのだから!<br /><br />さて、バスの中では隣りの席になった韓国人とずっと旅の話をしていた。3〜4時間ほどでバスはブルガリアの国境に到着。何ごともなく無事に通過できた。バスガイドのおじさんが乗客のパスポートを集めてきたので、彼に渡し、少しすると、戻ってきた。<br /><br />それと国境の前か後か思い出せないのだが、一度バスの乗り換えがあった。ところが、乗り換え先のバスが2台あり、他の乗客たちも二手に分かれて、バスに乗り込んでいた。<br />私はかなり戸惑った。こんな話は聞いてない。そして俺の荷物はどこいった・・・?<br /><br />バスガイドのおじさんは英語が話せないし、周りの乗客たちも事情がよく分からなかったようだった。<br />しかし私は運が良かった!英語の話せる人がどこからともなくやって来て、事情を(英語で)説明してくれた。<br /><br />と言っても。実はその人たちの説明は、そのときの私には軽く意味不明だった。でも、分かりやすく簡単に言うと次のようになる。<br />「これらのバスはイスタンブールでの到着場所が違うんだ。ひとつはアジア側、もうひとつはヨーロッパ側・・・」<br /><br />ところで、こんなときに英語を話せるかどうかが、けっこう重要かもしれないと思った。ま、ブルガリアとかでは、英語は使えないんだけどねー。しかし日本語だけで海外一人旅をするとしたら、それだけで超難関になるだろうと思う。ちなみに私は「英語が話せる」と言ってよいのか分からないぐらいの微妙な英語力しか持ってない。笑。最盛期は英検2級まで取ったのだが。面接試験のとき、明らかに試験官がオマケしてくれたのを今でも覚えている・・・(笑)。<br /><br />それから、バスは少し進んで、今度はトルコの国境。ここでも少しショッキングな出来事があった。ま、私はあまり関係なかったが。税関で乗客たちの持ち物チェック。<br />すると、どういうわけか非常に多くの違法な物品が発見され、取り上げられていた。。<br /><br />税関の職員は大怒りして、彼らを怒鳴り散らしていた。言葉は分からなかったけど<br />「あなたたち、なんでこんなに持ってるの!?」という感じで、<br />職員の女性は唖然とし、ため息をついて、怒り出し、顔を真っ赤にしていた。<br /><br />取り上げられていたのはそのほとんどがどうやら「密造酒」だった。ブルガリアの物価はトルコより安いので、きっとウォッカやラキ(ラク?)を安く密造してトルコで売りさばこうと思っていたのだろう。<br />(ちなみに、ギリシャ・ブルガリア・トルコの地酒は、呼び名は違うが、すべて似たような味。)<br /><br />彼らは何本もの大きなペットボトルやビンに密造酒を入れていた。<br />それらは、ほぼすべて税関で取り上げられ、みんな悲しそうな顔をしていた。<br />ある人なんかは大きな麻袋に10本ぐらい密造酒を入れていて、そのすべてが、その場で、中身を地面に捨てられていた。彼は絶望して泣きかけていた。<br /><br />しかし、その数が、そして大変多くの人が大量に密造酒らしきものを持ち込もうとしていたので、<br /><br />私の隣に居た人は、巧妙にそれを隠していた。。。<br />でも他の人たちのものは、その場でビンが割られたり、近くのゴミ置き場に捨てに行くよう命じられたり・・・まーともかく私は厳しい現実を見てしまったと思う。<br /><br />こんな出来事があったせいで、普通なら1時間もかからないような国境での手続きが2時間半以上(!)かかった。<br />(でも、これは珍しい話ではないらしい。殊に陸路でのトルコ入国は。)<br /><br />

ブルガリアからトルコ国境までの長く刺激的な夜

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2007/10/22 - 2007/10/26

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gibtal

gibtalさん

私は、トルコへは、ブルガリアのヴェリコ・タルノボという街で出会った韓国人の男女二人と一緒に入国した。

しかし、彼らのことは詳しくは、後で書くことにする。
実際、私たちは同じバスの、しかも隣り同士の席に座ったので、うまい具合に仲良くなることができた。

その後イスタンブールに着いてからも、良い安宿を紹介してもらったり、一緒に食事をしたりもした。そのようなわけで、彼らのことは後でまとめて書くのが良いのではないかと思う。
書けることはたくさんある。

というのも。
その韓国女性とは、あまり話はしなかったのだが、とりあえず男性の方とは、かなりたくさん話をした。

しかし彼は、事実かなり不思議な人間だった(笑)。
彼には、とても驚くべき秘密があった。それは彼とちゃんと話してみないと分からない。
(実は彼自身も、できれば隠したい話のように思われた・・・)

ま、それも含めて、彼らのことはいつか後で書くつもりなのだが私は彼との出会いは一種の運命的なものだったのではないかと後で思った。

なぜなら私は本当ならば(合理的に考えれば)そのヴェリコ・タルノボの街には2泊で十分だったのに、何か気がかりな胸騒ぎのおかげで、あるいは私の「心の声」が「もう1泊しよう!」と強く主張してきたので、その街に3泊してみて、そして、彼らに出会ったからだ。

この出来事も今回の私の旅における「不思議 事件簿」に記録されている(笑)。あるいは、そうでなくても彼の正体?は私の中では、衝撃的な話だったので忘れようにも忘れられないだろう。。。

ともかくそれはそれで話を戻そう。
私がブルガリアでバスに乗ったのは23時の深夜だった。
(ヴェリコ・タルノボからイスタンブールへのバスは一日に一本しかない。ちなみに、それはブルガリアの“ルセ”⇔イスタンブール間のバスのようだった)

バス・ターミナルでは、そういえば、日本人の女性とも出会った。
私は驚いたが、彼女も驚いていた。少し話を聞くと彼女は、かれこれ4年ほどブルガリアの首都ソフィアに住んでいるとのことだった。それ以上は特に話さなかったのだが、今回、彼女は母親とブルガリアを旅行しているところだと言っていた。
(しかし、どんな縁でソフィアに4年も住めるのだろう?)

バスはターミナルの中には入ってこないようだったので、大通りでバスを待っていると、地元のブルガリア少年たちと仲良くなった。
実際、彼らがなぜあそこに居たのかはよく分からなかったが、とりあえず、しかし夜にブルガリアの若者と知り合って話すのは、危険である。と言っておく(笑)。

彼らは少し酔っていた感じだったが、私は絶妙に言葉を使いまわし、彼らの挑発をうまく切り抜けた(笑)。
たぶん、これは世界中どこでも言えることだが、
危なそうな若者からのジョーク(挑発)には、ジョークで応えなければならない(笑)。
もし変に、または安易に、無視しようとしたり、逃げようとすれば、彼らは怒り出して、何をし始めるか分からない。

だから一番良いのは、相手が何者であろうと、“自然に”行動することだ。どうせ旅では一期一会。良かれ悪しかれ。なので、いっそ、悪そうな少年でも、仲良くなってしまえばいい(笑)。
(ま、それで調子に乗られて「お前は良い奴だ。一緒にバーに行こう」なんて誘われたら逃げるしかないが)

でも、そうすると、こんな風に笑い話のネタになる。結局これは彼らにとっても良いことのはずである。なぜなら彼らは悪いことをせずに済んだのだから!

さて、バスの中では隣りの席になった韓国人とずっと旅の話をしていた。3〜4時間ほどでバスはブルガリアの国境に到着。何ごともなく無事に通過できた。バスガイドのおじさんが乗客のパスポートを集めてきたので、彼に渡し、少しすると、戻ってきた。

それと国境の前か後か思い出せないのだが、一度バスの乗り換えがあった。ところが、乗り換え先のバスが2台あり、他の乗客たちも二手に分かれて、バスに乗り込んでいた。
私はかなり戸惑った。こんな話は聞いてない。そして俺の荷物はどこいった・・・?

バスガイドのおじさんは英語が話せないし、周りの乗客たちも事情がよく分からなかったようだった。
しかし私は運が良かった!英語の話せる人がどこからともなくやって来て、事情を(英語で)説明してくれた。

と言っても。実はその人たちの説明は、そのときの私には軽く意味不明だった。でも、分かりやすく簡単に言うと次のようになる。
「これらのバスはイスタンブールでの到着場所が違うんだ。ひとつはアジア側、もうひとつはヨーロッパ側・・・」

ところで、こんなときに英語を話せるかどうかが、けっこう重要かもしれないと思った。ま、ブルガリアとかでは、英語は使えないんだけどねー。しかし日本語だけで海外一人旅をするとしたら、それだけで超難関になるだろうと思う。ちなみに私は「英語が話せる」と言ってよいのか分からないぐらいの微妙な英語力しか持ってない。笑。最盛期は英検2級まで取ったのだが。面接試験のとき、明らかに試験官がオマケしてくれたのを今でも覚えている・・・(笑)。

それから、バスは少し進んで、今度はトルコの国境。ここでも少しショッキングな出来事があった。ま、私はあまり関係なかったが。税関で乗客たちの持ち物チェック。
すると、どういうわけか非常に多くの違法な物品が発見され、取り上げられていた。。

税関の職員は大怒りして、彼らを怒鳴り散らしていた。言葉は分からなかったけど
「あなたたち、なんでこんなに持ってるの!?」という感じで、
職員の女性は唖然とし、ため息をついて、怒り出し、顔を真っ赤にしていた。

取り上げられていたのはそのほとんどがどうやら「密造酒」だった。ブルガリアの物価はトルコより安いので、きっとウォッカやラキ(ラク?)を安く密造してトルコで売りさばこうと思っていたのだろう。
(ちなみに、ギリシャ・ブルガリア・トルコの地酒は、呼び名は違うが、すべて似たような味。)

彼らは何本もの大きなペットボトルやビンに密造酒を入れていた。
それらは、ほぼすべて税関で取り上げられ、みんな悲しそうな顔をしていた。
ある人なんかは大きな麻袋に10本ぐらい密造酒を入れていて、そのすべてが、その場で、中身を地面に捨てられていた。彼は絶望して泣きかけていた。

しかし、その数が、そして大変多くの人が大量に密造酒らしきものを持ち込もうとしていたので、

私の隣に居た人は、巧妙にそれを隠していた。。。
でも他の人たちのものは、その場でビンが割られたり、近くのゴミ置き場に捨てに行くよう命じられたり・・・まーともかく私は厳しい現実を見てしまったと思う。

こんな出来事があったせいで、普通なら1時間もかからないような国境での手続きが2時間半以上(!)かかった。
(でも、これは珍しい話ではないらしい。殊に陸路でのトルコ入国は。)

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