2007/09/26 - 2007/09/26
216位(同エリア332件中)
tuviajeroさん
- tuviajeroさんTOP
- 旅行記137冊
- クチコミ6件
- Q&A回答106件
- 141,249アクセス
- フォロワー9人
本日が今度の旅行の事実上最終日になります。明日は朝にラス・ベガスから飛んで、ロス経由の帰国の予定です。今回の旅行は御一緒した方たちの希望で川下りの後に限られた時間内で観光コースを廻る旅程を組みましたので終着地点ガラス・ベガスとなりました。それだけでは不足なので皆さんと別れた後に35年ぶりのデス・バレーとなりました。ベガスからはザイオン国立公園へ行くのと時間はあまり変わりませんのでグランド・サークルの方が面白いのではないかと思います。特にブライス・キャニオンまで脚を延ばせれば理想的です。ま、デス・バレーという名前はロマンチックですけどね。
グランドサークル旅行の現地情報サイトも開いています。
http://home.att.ne.jp/grape/george
PR
-
朝起きて、朝食を済まし、荷物をまとめた後に残った食料などを昨晩一緒に酒盛りを遣った爺さんのロンに渡してからキャンプを後にしました。公園には北部側から入ったので、南側の出口へ向かい、その後南下してラス・ベガスへ至る予定です。先ずはホウ砂の採掘・加工場であるハーモニー・ボラックス・ワークスを見学に行きます。
-
デス・バレーは盆地になっているので周囲の山に含まれているのでホウ砂が洗い出されて谷底に溜まり、凝縮されました。最寄の鉄道からあまりに離れているので、それを単に運び出すのはあまりに無駄なので現地で精製した後に製品の状態として出荷したとの事です。
-
一時期は「白い金」として大きな価値を生み、成功した産業となり、中国人労働者なども住み込んで大々的に生産していたらしいです。
-
精製所の全景です。ここからラバ20頭立ての荷車で延々とホウ砂を出荷し続けました。
-
これが当事の荷馬車です。タンク車もありますがこれは水の運搬用だと思います。水は生活用の他にホウ砂の精製用に必要ですがデス・バレーには高濃度の塩水以外に水が在りません。ここは、デス・バレーのもう一つの集落であるファーナンス・クリークです。こちらはパイプストーブ・ウェルズより大規模でゴルフ場まであり、雑貨店も一寸だけ大きいですが矢張り生鮮食品は貧弱です。しかし、ユタ州を外れると自由にアルコールを買えるのでその苦労はありません。しかし、自然の水が存在しないこの世界有数の乾燥した国立公園の中にプールやゴルフ場を造るのは何か納得できません。その人達は何を求めてここへ来るのでしょうか?直ぐ近くのラス・ベガスの方が便利で安上がりで無駄が無いと思うのですが。
-
ザブリスキー・ポイントからバレーを臨んだ所です。
-
ザブリスキー・ポイントからバレーにはゴールド・キャニオンというウォッシュ(狭い谷)が流れ込んでいます。
-
バレーに戻って、ゴールド・キャニオンの入り口付近です。
-
ゴールド・キャニオンとはこの色具合から名付けられたのではないでしょうか。
-
ゴールド・キャニオンの終点は先程のザブリスキー・ポイントになる訳ですが、どうせなら上流側のザブリスキー・ポイントから歩いてみれば良かったかもしれません。ただ、相当乾燥していて暑いので熱中症だけは警戒しないといけないでしょう。
-
ゴールド・キャニオンから帰ってアーティスト・ドライブを廻ります。一方通行のドライブ・コースです。
-
アーティスト・ドライブ沿いのアーティスト・パレットです。岩が染められていて絵描きのパレットのようだという事でしょう。
-
デビルズ・ゴルフ・コースです。ま、荒れた土地は何でもかんでもデビルを付けちゃうんですね。塩の塊がでこぼこになって広がっているわけですが似たような光景がペルーからチリに入って直ぐのアタカマ砂漠のパン・アメリカン・ハイウェイ沿いにもあります。そう云えば、ペルーとチリの北半分の海岸地帯は全部砂漠ですがデス・バレーやグランド・サークルと風景は良く似ています。ただ、グランド・サークルはそれが凝縮されていて、しかも手近に安全に見て廻れるわけです。
-
公園南側近くのバッド・ウォーターです。ここには多少の水が在りますが、極度に塩分濃度が高い沼地という感じです。
-
バッド・ウォーターの駐車場から谷の中心に向かって塩の道路のようなストリップがあります。水分が谷に流れ込み、バッド・ウォーターを形成し、そこから塩の流れとなって盆地の中心に向かっているのでしょう。この先には広大な塩の平原が広がっています。
-
塩の道路の部分は少し掘ると水が染み出してきます。
-
公園を出て、最寄の町のショショニへ向かいます。
-
ショショニ。人口28名。雑貨店、ガソリン・スタンド、郵便局、居酒屋があります。
-
ショショニの・・・と云うか近辺唯一の社交場。屋号はクロウ・バー(作業用工具のバール)と居酒屋のバーを掛けた良い意味での田舎らしい駄洒落です。本当の田舎の唯一の社交場というものを覗いてみたかったのですが、残念ながら閉まっていました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アメリカ の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
19