前に安く泊まれた湯快リゾートですが、京都・大阪などから往復で２０００円という格安の送迎バスを出している（但し、１２月からは３０００円に値上げ）というので、それを使い格安で山中温泉の山中グランドホテルに１泊旅行してきました。<br />泊まったのは、１０月２９日(月)から１泊です。平日なので空いているのかと思いましたが、送迎バスは補助席まで満席で、あまり快適とは言い難かったのが残念。何回か利用しているという、一緒になった方の話では、こんなにいっぱいなのは初めてと言うことだったのですが・・。<br />残念ながら紅葉にはまだ早く、しかも１日目は夕方から雨でした。今年は、なかなか涼しくならなかったので、私の近所(滋賀県)あたりでは、未だに紅葉は去年ほど美しくなく、赤くなるのと枯れ始めるのと競争という感じで、ちょっと残念でしたが。<br />片山津温泉は何回か泊まっているのですが、山中温泉はまだ来たことが無く、一度行ってみたいと思っていたところでした。山中温泉は、１３００年の歴史を誇る加賀温泉の代表的な温泉で、鶴仙渓の美しい景観を抱いた温泉街。そして、芭蕉の足跡などの歴史と、山中塗りなどの工芸品、そして最近では、料理の鉄人の道場六三郎の出身地としても有名。温泉街１周の「おさんぽ」号も利用して、山中温泉を楽しんできました。<br />

格安、山中温泉の旅

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2007/10/29 - 2007/10/30

336位(同エリア352件中)

#その他

滝　望洋さん

前に安く泊まれた湯快リゾートですが、京都・大阪などから往復で２０００円という格安の送迎バスを出している（但し、１２月からは３０００円に値上げ）というので、それを使い格安で山中温泉の山中グランドホテルに１泊旅行してきました。
泊まったのは、１０月２９日(月)から１泊です。平日なので空いているのかと思いましたが、送迎バスは補助席まで満席で、あまり快適とは言い難かったのが残念。何回か利用しているという、一緒になった方の話では、こんなにいっぱいなのは初めてと言うことだったのですが・・。
残念ながら紅葉にはまだ早く、しかも１日目は夕方から雨でした。今年は、なかなか涼しくならなかったので、私の近所(滋賀県)あたりでは、未だに紅葉は去年ほど美しくなく、赤くなるのと枯れ始めるのと競争という感じで、ちょっと残念でしたが。
片山津温泉は何回か泊まっているのですが、山中温泉はまだ来たことが無く、一度行ってみたいと思っていたところでした。山中温泉は、１３００年の歴史を誇る加賀温泉の代表的な温泉で、鶴仙渓の美しい景観を抱いた温泉街。そして、芭蕉の足跡などの歴史と、山中塗りなどの工芸品、そして最近では、料理の鉄人の道場六三郎の出身地としても有名。温泉街１周の「おさんぽ」号も利用して、山中温泉を楽しんできました。

エリア

山中温泉(石川)

交通手段: 観光バス

往復２０００円。格安の送迎バス。
北陸道の賤ヶ岳ＳＡでの昼食。松茸定食。最近のＳＡの定食、安くて結構いける。
山中グランドホテル。
ホテル玄関
大浴場、露天風呂入り口。

露天風呂。
大浴場。露天風呂付きの大浴場は、結構広く、サウナもあって良かった。
食事処。料理は、質・量ともにもうひとつだった。同じ湯快リゾートグループでも、下呂温泉の彩朝楽別館はだいぶ良かった。
温泉街を1周40分で1日10周している「おさんぽ号」。２日間有効のフリー乗車券が山中温泉の旅館宿泊者は300円で買える。１泊の山中温泉散策にはとても便利。
「おさんぽ号」の車内。ボランティアガイドの方が乗って、説明してくださる。運が良ければ「山中節」を歌ってくださるガイドに行き会うこともあるようだが、残念ながら今回は行き会えなかった。

黒谷橋から鶴仙渓へ。
芭蕉堂。「山中や菊は手折らじ湯のにほい」と山中温泉を読んだ松尾芭蕉を祀る御堂。奥の細道の旅で、山中温泉を訪れている。
鶴仙渓の渓流。
鶴仙渓に面してホテルが建つ。
鶴仙渓の奇岩の一つ。

あやとり橋。草月流家元・勅使河原宏氏が「鶴仙渓を活ける」というコンセプトのもとでデザインしたユニークなS字型の橋。奇抜なデザインには、違和感を抱く人もあるとか。
あやとり橋のアップ。
これも、あやとり橋。
道明地蔵と道明観音、あやとり橋のたもとにある。
不動滝。

道明ヶ淵。
采石巌の案内看板。
采石厳？。
こおろぎ橋。渓流に架かる総ひのき造りの橋。山中温泉を代表する風情。「行路危」橋の意味とも、虫のコオロギとも。
こおろぎ橋から見る渓流。
ゆげ街道、花の路。山中温泉の中で唯一（？）両側に歩道のある散策路。土産物店などが並ぶ。
ワンコインで味わう＜道場六三郎鍋シリーズ＞のふるまい処。この日は、加賀じゃがポタージュでした。１２月はカニ鍋で、それも食べたかったですが・・・。
加賀じゃがポタージュ。昼過ぎに通りかかったらもう店じまいしていました。食べたかったら午前中に！　早めに行って正解でした。安いしおいしかったです。
ゆげ街道を反対側から。
片岡鶴太郎工芸館。山中温泉にこんな施設があることは、現地に行くまで知りませんでした。

鶴太郎さんが描いたふすま絵。
菊の湯(男風呂)。温泉の発見以来、ここに湯ざや(共同湯)が造られた。昔はこの周りに宿が軒を並べ、浴客は菊の湯の香りと効能を味わった。天平風の優雅な造りの総湯。
菊の湯前の広場。足湯がある。
山中座。女風呂はこちらに。
山中座内部。漆と木工。山中の職人芸が光る。
芭蕉の館。明治中期の宿屋古建築が特徴で、美しい庭園が楽しめます。また、松尾芭蕉の資料や山中漆器の作品等も展示されています。
庭から見た、芭蕉の館の建物。
芭蕉の館の建物内部の様子。
医王寺。薬師山にあり、行基開創による朱塗りの多宝塔をもつ寺院。温泉守護寺として薬師如来を奉ってあり、通称「お薬師さん」として親しまれている。宝物館を有し、国指定重要文化財の陶製金剛童子立像や芭蕉の忘れ杖などを所蔵する。山中節にも出てくる名刹。
医王寺の山肌に彫られた仏像。

白山神社。
栢野の大杉。菅原神社の境内にそびえる神木で樹齢約2300年といわれ、周囲が11mで大人が7人位で手を繋ぐほど。高さ52mにも及び、国の天然記念物である。幹に手を触れると、その霊力を得て、長生きできるとか・・・。「おさんぽ号」はここで、停まって待っていてくれる。
菅原神社。
大杉の前の栢野大杉茶屋。ヨモギ団子がおいしい。