2003/10/26 - 2003/10/29
6位(同エリア13件中)
ANZdrifterさん
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Stewart Island(人口370人)ニュージーランドで3番目に大きい島で、シンガポールとほぼ同じ大きさであるが、集落は港近くのObanだけ。そこに370人が住んでいるが、住民は信じられないほど親切で、3日も滞在すればたいてい顔見知りになれる。
交通は、1日2便運行のBluffからの双胴船フェリーFoveaux Express Ferry Service (www. foveauxexpress.co.nz)がある。約1時間の船旅だが揺れる。
Invercargillからの飛行機 (www. stewartislandflights.com)は9人乗りで1日3便、20分。山の上の滑走路におりて、パイロットが運転するバスで港の近くのポストショップまで運んでくれる。
一般情報はPromotion Association (www.stewartisland.co.nz)のほか、www.atoz-nz.com /stewartislandで見られる。
島の中にはPeterson Inletという溺れ谷の湾があり、そのなかにあるUlba島には鮭やムール貝の養殖場があるほか、野鳥探索コースがあり、夜のキウイ見物など、自然を愛する人にはこたえられない島であるが、波が荒くてwater taxiはしばしば欠航する。
自然は良く保存されているので何も予定せずに、朝夕は見事な日の出と日没を眺め、昼は町中にある良く整備された10分から3時間までの遊歩道で散策・バードウォッチングをして、夜は文字通り満天の、すばらしい星空を見ているのがいい。
散歩は町のうしろ、山麓にあるダンディ通りから登るフクシア歩道(10分)。フクシアの森と野鳥が多い。終点は自動車道の峠横のラグビー場。ここからラグビー場を横切って反対側から海辺に下りるラロア歩道(20分)がある。之は寒冷地の降雨林の中をとおるので3mをこえるシダや60cmものオーム(Kaka) が休んでいたりする。これらの歩道は良く整備されており、歩きやすい。帰りは自動車みちを海岸沿いに歩いて帰ると約1時間の散歩。
ラグビー場とB & Bの間を西に Observation Rock という見晴らしに出る。 Paterson 入り江が一望でき、ここからの荘厳華麗な日没は必見。
ほかに波止場からポストショップの前を通る海岸沿いの道は3km弱で岬にでるが、途中まででも海が綺麗なので楽しい。
ほかに、2002年に指定されたニュージーランドで14番目のRakiura国立公園があり、これをまわる“Stewart Island Circuit” の10日間の自然歩道がある。これは自然保護局(DOC)の案内所でパンフレットをもらえる。途中に泊まり小屋はあるが、ツアー会社がないので食料や寝袋などは自分で背負って歩くことになる。
博物館は小さいが、19世紀の捕鯨、製材、錫鉱山など、ヨーロッパ人の歴史が見られる。
また、道路延長は20kmほどしかないのに30分のバスツアーがあるが、海を見たり小さな発電所を見たりするする程度。
むしろ歩き回って、ポストショップで地元のおいしい蜂蜜(マヌカ蜂蜜ではない)を買ったりして地元の人とふれあうのが楽しい。
島には銀行はない。コンビニも一軒しかないが指先がない手袋など、日用品が面白い。米、醤油、缶詰は買えるが品数がすくないので自炊にはやや不便。
面白いのはこの島のほとんどの家で水道が雨水の貯留タンクで供給されている事で、これはインバーカーギル付近でも見られる。
レストランはホテルをふくめて3軒ある。なかでも港の桟橋2階にあるBoardwalkレストランは自前のイセエビの生け簀をもっているので新鮮で美味。ここのムール貝も絶品。いずれも持ち帰りができる。丘の上の教会近くのチャーチヒルカフェでは焼石に肉をのせたストーングリルが売り物だがゆっくり食べるとウエルダンになってしまう。ビールもあり、時々刺身もある。
ほかの軽食はDOC近くにカフェがあり、博物館近くにフィッシュ&チップスのスタンドがある。
土産や記念品を買うなら、波止場の土産店か、博物館前の道を上がって峠付近で左側道上にあるハンドクラフトの店。ここには海から上がった磁器の破片で作ったペンダントなど面白いものが多い。
宿はモーテル併設のホテルSouth Sea Hotel (www.stewart-island.co.nz)と、新築のBay Motel (bay.motel@xtra.co,nz)くらい。
ほかには小さいB&Bが多数ある。B&Bの中では、別棟で風呂つきのGlendaruel (www.glendaruel.co.nz) とGooms B&B (Ph / Fx : + 64 3 219 1057)の二軒が野鳥のカカ(40cmほどのオウム)の餌付けに成功していて、手からビスケットを食べにくる。Glendaruel B&Bでは3日目には朝からガラスをくちばしでコツコツとつついてビスケットを催促に来ていた。
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