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ゾデアックボートで海洋探検 http://www.tetujin60.com<br />4人乗りの水上飛行機でローズハーバー(クィーンシャーロット諸島の南端にあるクンギット島)へ<br />天候を見て飛び立つぐらいであまり快適とは言えない45分間。<br />到着後,荷解きも程ほどにボートに乗り込みシーウォティングへ出発。<br />「ゾディアックハリケーン・ボート」は基底部のファイバーグラスがV字型になっており,乗り心地も良く,飛沫もあまりかからない。<br />しかし海風は思ったよりも冷たく真っ赤なつなぎのライフジャケットが防寒着の役目をしてくれる。ハイスピードで走るボートでは宇宙飛行士のような気分を味わえる。<br />キャプテンが一時の方向を指差す,木の上には「ハクトウワシ」の勇壮な姿,望遠レンズ(400m)でも豆粒程度にしか確認できない。<br />羽ばたいて飛び立つ後姿をレンズで追いかけるが,それでも海からの眺めは迫力があり感動ものだ。<br />岩場にはシーライオン(トド)とアザラシのコロニーがあり,数十頭が荒波にもまれて珍入者を警戒している。エンジンの音に驚き,一斉に海中へダイビングをするものや,何食わぬ顔で昼寝を決め込む大物もいる。そのしぐさがヨタヨタとして滑稽だ。まるで孫がヨチヨチ歩きを始めたみたいで笑みがこぼれる。<br />今回の旅は「野鳥の達人」の教授が同行しているので鳥の名前はすぐに解る<br />「オイスターキャッチャ」「ウミバト」「ハクトウワシ」。そして私の大好きな鳥,アラスカのセントポール島でお目に掛かった「エトピリカ」に又会えるとは嬉しいね!<br />「エトピリカ」はアイヌ語で「美しいくちばし」と呼ばれていてツノメドリの仲間である。<br />ザトウクジラも水上飛行機から見る事が出来たし,シャチやイルカやゴマフアザラシも生息する海は生き物の天国。自然の大宝庫なのに観光客がいないのが良い。余程のマニアックな人でなければ寄り付かない島だろう。<br />海底には旨そうな大きなウニがぎっしりとへばり付いている。カニやハリバット(オヒョウ)は獲り放題。いつ私たちの舌を喜ばしてくれるのか待ち遠しい。<br />強行軍のウォティングにダウンする者も続出,何しろ仲間は全部30代の若者でっせ<br />トップバッターは我が女房の「小鉄」,翌日の食欲はゼロ。顔色はブルーで声はボソボソ,大事を取って一日お休み。<br />お次は若手のカメラマン,揺れるボートの中で望遠レンズを覗いていると気分も悪くなるのは当たり前のこと<br />島へ上陸後はそのままダウン。野生の鹿がお見舞いにやって来たが,そんな時はさすがにむっくり起き上がりカメラを向けるプロ根性。若い人はよろしおまんなぁ<br />満足のいく海洋探検は見所がいっぱいで,先が楽しみであるが体が持つやろか……。<br />

地球の島めぐりー48島目 カナダ・クィーンシャーロット島ー?

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2007/09/05 - 2007/09/11

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15

鉄人60

鉄人60さん

ゾデアックボートで海洋探検 http://www.tetujin60.com
4人乗りの水上飛行機でローズハーバー(クィーンシャーロット諸島の南端にあるクンギット島)へ
天候を見て飛び立つぐらいであまり快適とは言えない45分間。
到着後,荷解きも程ほどにボートに乗り込みシーウォティングへ出発。
「ゾディアックハリケーン・ボート」は基底部のファイバーグラスがV字型になっており,乗り心地も良く,飛沫もあまりかからない。
しかし海風は思ったよりも冷たく真っ赤なつなぎのライフジャケットが防寒着の役目をしてくれる。ハイスピードで走るボートでは宇宙飛行士のような気分を味わえる。
キャプテンが一時の方向を指差す,木の上には「ハクトウワシ」の勇壮な姿,望遠レンズ(400m)でも豆粒程度にしか確認できない。
羽ばたいて飛び立つ後姿をレンズで追いかけるが,それでも海からの眺めは迫力があり感動ものだ。
岩場にはシーライオン(トド)とアザラシのコロニーがあり,数十頭が荒波にもまれて珍入者を警戒している。エンジンの音に驚き,一斉に海中へダイビングをするものや,何食わぬ顔で昼寝を決め込む大物もいる。そのしぐさがヨタヨタとして滑稽だ。まるで孫がヨチヨチ歩きを始めたみたいで笑みがこぼれる。
今回の旅は「野鳥の達人」の教授が同行しているので鳥の名前はすぐに解る
「オイスターキャッチャ」「ウミバト」「ハクトウワシ」。そして私の大好きな鳥,アラスカのセントポール島でお目に掛かった「エトピリカ」に又会えるとは嬉しいね!
「エトピリカ」はアイヌ語で「美しいくちばし」と呼ばれていてツノメドリの仲間である。
ザトウクジラも水上飛行機から見る事が出来たし,シャチやイルカやゴマフアザラシも生息する海は生き物の天国。自然の大宝庫なのに観光客がいないのが良い。余程のマニアックな人でなければ寄り付かない島だろう。
海底には旨そうな大きなウニがぎっしりとへばり付いている。カニやハリバット(オヒョウ)は獲り放題。いつ私たちの舌を喜ばしてくれるのか待ち遠しい。
強行軍のウォティングにダウンする者も続出,何しろ仲間は全部30代の若者でっせ
トップバッターは我が女房の「小鉄」,翌日の食欲はゼロ。顔色はブルーで声はボソボソ,大事を取って一日お休み。
お次は若手のカメラマン,揺れるボートの中で望遠レンズを覗いていると気分も悪くなるのは当たり前のこと
島へ上陸後はそのままダウン。野生の鹿がお見舞いにやって来たが,そんな時はさすがにむっくり起き上がりカメラを向けるプロ根性。若い人はよろしおまんなぁ
満足のいく海洋探検は見所がいっぱいで,先が楽しみであるが体が持つやろか……。

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