2007/10/18 - 2007/10/19
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Clipperさん
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さて、今週も修学旅行へ行きますですじゃ。
今回の、この4トラさんのテーマは「イベント」ね。
修学旅行は、学校の行事でも最高、最大の催しやもんね。
10月18日(木)
集合時刻、06:30はさすがに早いのう。
やわらかな朝日につつまれた中、全員元気よく揃いましたかな。
先週の木曜日とは、うって変わってエエお日和ですわな。
絶好の、旅行日和になりましたぜ。
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直射日光が眩しいので、回れ右して、校長先生のお話を聞きましょう。
まずは、実行委員さんから始めてもらいまひょか。
諸先生方から、連絡事項の伝達等が終わりましたので、バスへ乗り込みましょうか。 -
おなじみ、日本交通さんのエアロバス、2台キャラバンね。
今日は中二階のトイレ車なのじゃ。
ゼイタク〜。
430馬力で、満車16?超を、100?で、グイグイ引っ張りまっせ。 -
さあ、出発しましたぜ。
早速ですが、リクレイション係りさんの出番ですよ。
マイク持つ手も、堂々としたもんですわ。
ちょいとした、「バスガイド」さんみたいやね。
「皆様、右手をご覧ください・・・・・」
てなもんやろかな。
まあ、クイズとか、ゲームなどで車内を、盛り上げて行くのじゃわな。
頑張っとくれ。 -
ウィークデイとは言え、午前7時過ぎの高速道路はガラガラですわな。
快調にクルージングして行きますです。 -
きょうは、旅館に入る迄に訪れる場所は、「志摩スペイン村」のみ。
ハイ、高速道路を降りまして、一路、鵜方方面を目指しますよ。
この写真は、生徒の視線ですわな。
順調に来たんで、予定より早よ着きそうやな。
タップリ乗り物やら、なんやらのアトラクションが楽しめるんとちゃうかな。 -
ホイ、「志摩スペイン村」に着きましたぜ。
10時半前じゃん。
ずいぶん余裕を持っての到着なんだな。
きょうの行動予定は、ここだけなので、6時間近くも滞在する事になる訳やな。
さあ、皆んな充分に楽しんで来てや。
いかにも南欧風のイメージやのう。
-
取り合えず、「シべレス広場」だとかと言うエリアをパチリとね。
そういや、スペインなんて、もう随分以前に行ったきりだわな。
ジュネーブ発の、TEE「カタラン・タルゴ」号に乗り、フランスを通って、入国したっけ。
バス程度の長さの客車でしたわな。
コルゲートのついたステンレスボディに、赤い帯が塗られてましたぜ。
この「赤」が、TEEのシンボルカラーだったのよね。
本来の統一TEEカラーは、クリーム色と赤の塗り訳が基本なんだけど。
ステンレス車の場合は、赤帯のみを巻いてたわな。
SNCFの「ル・ミストラル」なんかも、そうやったよな。 -
よい子の皆んなは、乗り物のアトラクションへまっしぐら。
でも、そんなコースターなんかの写真を撮ってもねえ。
で、なんとか城ですわ。
内部には日本で唯一、「アルタミラ」のレプリカがおますんですわ。
子供たちには、あんまり面白ないよな。
入っても、直ぐ出て来ますもんね。
遺跡・遺構などより、スリルとスピードを追求するのよ。
過去を振り向かず、未来志向で生きていくのじゃ。
なんてね。
キャッスルと言うより、フォートレスみたいな物んやろな。 -
さあて、早速、お昼の「おにぎり」をやってるチームもありますなあ。
ミールクーポンを使って、カフェテリア等で中食を摂る学校もありますが、こう言う天気の良い日は、やはり屋外で食べる「おむすび」が一番やな。
一人当たり二つの「おにぎり」をどうぞ。
種類は色々でしたわな。 -
ヘイ、こっちでもお昼やってまっせ。
何所ででも、いつでもOKなのが良いところやし。
レストランと違って、行列や、混雑もおませんし。
ただ、雨の日やったらツライ物があるよな。
クーポンにするか、持込にするか。
ある種の賭けやわな。
本日は、大勝利。 -
パレードも始まりましたな。
何台も花車を連ねて、ゆっくりと進んで行きまっせ。
パーフォーマーのスタッフが、その周りを飛跳ね、踊って気分を盛り上げてますんや。 -
ちょいと逆光ですが、後方からもね。 -
パレードも終わりまして、子供たちは、こっちでもパクリ。
まだまだ、アトラクションに挑戦するんですと。
疲れを知らん年頃やからな。
エネルギーも補充したしね。 -
それでは、そろそろ集まる時刻になりましたよ。
ウチの生徒はエライ優秀やな。
5分前にはOKやんか。
別の小学生は、時間に遅れて、大きな雷を落とされてたもんな。 -
「スペイン村」から、二見の宿舎へ向かうのじゃ。
なんか、煙が登ってるなあ。
刈り取った稲藁を焼いてるのか。
一瞬、火事かと勘違いしたわいな。 -
一時間弱で、本日のお宿「海洋楼」さんにやって来ましたで。
海岸沿いの旅館なんだモンね。
すぐ前が、有名な「二見が浦」なのじゃわ。
ハイハイ、おしゃべりは謹んでよ。
整列、整列。 -
実行委員さんの指示で、宿の方々へのご挨拶をね。
そして、旅館の若御主人から、宿泊のお礼と館内の案内と、注意事項があります。
さあ、先生の合図で、お部屋に入りましょう。
まずは、入浴タイムですわな。 -
夕食の前にお風呂を済ませたのは、夜のショッピング タ〜イムが待ってるからなのじゃよ。
さて、今夜のごはんは、どんなんじゃろか。
この写真は、フロント前の室内山水庭だす。 -
ヘイ、おまち。
本日の夕食だっせ。
メニュウは。
・てこね寿し(きょうはマグロ)
・茶碗蒸し
・パイ包み焼き(鯛壷と、言ってましたわ)
・そうめん
・伊勢海老鬼殻焼き(ネーズ焼きと書いてたんやが、ネーズとは?)
・サラダ
・ゼリー
これに牛鍋が付きますのよ。
先週も言った事ですが、エエもん出てますなあ。
まあ、旅行やから、日常を忘れる時だからOKでしょう。
もちろん、白いごはんも有りますよ。
ここで、予想外の事態が。
ナンと! お代わりのご飯が不足してしまい、慌てて炊飯器で追い炊きをする事に。
皆、食べ過ぎじゃないのか。
勢いに乗って、度を越さんようにね。
ビックリしたわ。
-
アレルギーの子には、変更したメニュウを用意しちょります。
しかし、鬼ガラ焼きの代りに「イカそうめん」とは気の毒な。 -
楽しい夕食も終え、では、おみやげ屋さん通りに参りましょうや。
お小遣いは、3000円までなので、良く考えて購入しましょうね。
無駄ダマは打たんようにな。
定番の「赤福」は、先週の件で、何所にもおまへんのや。
もう一つの「御福」さんは、製造が間に合わないので、これまた店舗にはございません。
ご主人が、マイクで呼び込みをやってるなあ。 -
はーい、皆んな、お土産は出来たかな。
校長先生と一緒に記念写真や。
一番前の子、その手にあるのは、戦利品か?
他の人は、2つ買ったと言うサインかな。
しょうもない事言うてスマン。
でも、ピースサイン、大概飽いてきたんやわ。 -
このお店、「大洋堂」さんやったかな。
違ごうてたらゴメンでっせ。
マイク パーフォーマンスだけや無しに、表で、大きなおサルさんがシンバルを叩いておりますのじゃ。
皆んな、お買い物は済みましたかな。
ボチボチお時間でっせ。
旅館へ戻って、就寝準備に掛かりましょうね。
明日の朝は早いよ。
6時起床だよ。
それじゃあ、お休みなさい。 -
10月19日(金)
おはようさんで。
朝一番に「夫婦岩」までお散歩なのじゃよ。
ちょっと寒いな。 うー、ブルブル。
うーん、きょうのお天気は、あんまり良くないみたいやぞ。
はたして、お昼すぎくらい迄、降らないでいてくれるかな。 -
バラバラと集まって来ましたな。
そんなら、夫婦岩まで往復するよ。
距離にして、300メートルくらいかな。
グリコひと粒分やな。
あ、往復やから、ふた粒やな。
じゃあ、しゅぱ〜つ。
お参りは、自由にね。 -
せっかくなので、「二見・興玉神社」の鳥居を一枚。
やっぱり、気づいた生徒がポーズを取るか。
宿舎に帰れば、朝食ですよ。
昨晩は、ごはんが足らなかったので、今朝は多い目に炊いてるやろなあ。 -
昨晩は、2階の広間やったんやけど、今朝は1階の食堂でね。
間を空けずに着席してや。
あとの人が座れないからね。 -
ホイ、今朝の献立ですよ。
まっ、朝は何所ともこんな物やろな。
ところで、散歩から戻って、食事までの間に新聞を読めば、「赤福」さん、新たな偽装が発覚したんやとさ。
かなり悪質らしいので、監督官庁からは、無期限の営業停止処分やて。
隠そうとするから、余計に綻びが出てくるのよ。
のど元過ぎればと、首をすくめてと、臭い物には蓋と、人のウワサもなんとやらと。
そんな感じで、やり過ごそうと思ってたんやろ。
会社の体質やな。
こうなると。
-
大目玉をくらった訳なのじゃ。 (と、言う事で、目玉焼きのアップ)
ひょっとしたら、来週も何かまたやってくれるかな。
こら、修学旅行記だけやなしに、「赤福」諸事控えとしても、記録せんなんな。
まあ、そんな事の有りませんように、タノンまっせ。 -
お世話になった旅館さんにお礼を述べて、出発や。
「有難う御座いました」
良く出来ました。
じゃあ、バスへね。 -
この車両のトイレは、座席面から下りたところに在るのじゃ。
ちょっとキツい目の、半らせん階段を降りますと。 -
ドアの向こうには、こんな風にセットされちょりますです。
先週のバスは、平ボディだったので、最後部に設置されてて、タンク容量も大きかったのだが。
これは、地面に近い部分に位置してるので、30リットルぐらいしか容量は取れないらしいね。 -
朝から元気な私達。
ピースも慣れたもんですな。 -
はいはい、こっちも撮りますよ。
楽しい旅行の、後半の始まり始まり〜。
寝不足なんかも、なんのその。
若さは、強力な武器ですわな。 -
乗車して、5分で「二見・シーパラダイス」に着きましたな。
「なんや! 歩いても、すぐやん」
まあね。
夫婦岩の横手やからな。 -
この、「二見・シーパラダイス」では、あっかんべーをする[ぞうアザラシ]や、巨大な[セイウチ]にタッチする事も出来る企画がおますのよ。
そやけど、本来の営業時間外に、オープンしてもらってるので、それらのイベントはムリなんだな。
でもって、特別に、アシカショーだけは我らの為にしてくれましてん。
スマンよなあ。 -
はいはい、もうすぐ始りますよ、9時からのアシカショー。
まず初めに、何人かの生徒たちに、ボールとリングを配りますのよ。
そして、ボールや輪っかを放り投げると、鼻先でキャッチしてくれるのや。
しっかり、ちゃんと投げとくれやす。 -
水族館を出て、バスに乗車ね。
君らは、相変わらず元気やのう。
つぎは、「安土桃山文化村」へ参りますよ。
ここから10分くらいの場所ね。
あ〜あ、とうとう降りだしてきましたぞな。
天気予報通りでんな。
もうちょっと辛抱してくれてたらなあ。 -
「安土桃山文化村」は、「日光江戸村」や「登別伊達戦国村」と同じグループ。
もちろん、「にゃんまげ」君も居てるハズ。
さて、きょうは、寺子屋での学習体験をしてもらいますよ。
全員、着物を着てみましょう。
まずは、体操服になってね。 -
師範代が、着付けの見本を行いますねん。
合わせは、右まえだよ。
反対にしてたら、ダメだよ。
左まえは、仏さんになった時にしましょう。
着物を着たら、帯を巻きますのよ。
ハイ、バンザイして。
皆んなも良く見て覚えてや。
どうじゃろか、上手く出来ましたかな。 -
ホイ、全員OKですな。
あとは、カツラをつけてと。
体の大きな子の、つんつるてんの様子が、また良う似合うとるんじゃわ。
プププ、エエ味出てて、面白いよ。
すっかり江戸時代の手習い子になりましたな。
えー、では、手習の前に劇場で、ちょっと鑑賞してみようかね。
じゃあ、行きますよ。
-
出し物は、女ねずみ小僧に大岡奉行が絡む、人情喜劇ですわな。
一般客も居てはりますので、劇が終われば、おひねりが飛んでましたな。
ただし、おひねりの紙は、入口で係員さんが配ってましたんやけど。
中身をお願いと言う訳やね。
笑を取るためなら、恥ずかしい事も堂々とするのやな。
感心するよな。 -
それでは、つづいて手習に移りましょうか。
寺子屋学習は、この道場で行いますぞ。
お師匠はんの言う事をよく聞いて、しっかり勉強して頂だいね。 -
手習風景ですな。
おっと、お師匠さんから、誰か当てられてますな。
うまく答えられるのか。
そやけど、皆んな上手に溶け込んでますがな。
-
皆、ちゃんと正座してますなあ。
きょうの講座は、ことわざから学ぶ「礼節」についてですわ。
まあ、言わば道徳の時間ね。
手習帳に載ってる中から、5〜6個のことわざの意味を解説するのじゃ。
易しいのも有れば、ちょっと難しいのもあったのやね。
全員頑張って答えてるのよ。
学校でも一緒かな。 -
寺子屋での講義が終われば、は〜い、お昼ですぜ。
土砂降りに近い雨の中、食堂へ移動じゃな。
この時、アホの持ってた折りたたみの傘が、風で壊れてしまったのじゃ。
かなわんな。
これで番傘に草履だったら、もっとカッコ良いのやけどな。
それで食堂は、と見れば。
合戦大食事處ですと。
そうか、中華の世界では、料理は炎との闘いやからな。
で、きょうのご飯はカレーですよ。
残す子はゼロだったのかな。
たぶんネ。
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生憎のお天気になってしまったので、野外活動は難しいのやわ。
14:30まで見学の予定やったんやけど、1時間早めて、13:30の出発に変更だすわ。
けっこう体感気温も下がってきたしね。
風邪を引かん内に帰りましょうかな。
風も出てきて、台風みたいやもんね。
やっぱり、山の斜面に設営されてるからかなあ。
さあバスへ急ぎましょう。
揃ったので発車オーライ。
大きな雨滴が、フロントガラスにぶつかって砕けよります。
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ヘイヘイ、最後の休憩ですよ。
揃ったら、出発しまっせ。
OKかな。
それじゃあ最後に皆の笑顔を、はいパチリ。
しかし、皆んな元気イッパイじゃな。
「やっと昨日出発したと思たら、もう修学旅行おわりや」
「早いな。 オレもそやねん」
などと言う子もいてますわ。
うーん、その気持ちは分かるよ。
予定より1時間早く学校に戻ってきましたぜ。
おおっ、雨上がってるやんか。
それでは、気をつけてお家に帰りましょう。
(第三週につづく)
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