2007/08/10 - 2007/08/10
33位(同エリア43件中)
まさたびさん
六日目 8月10日
飛行機でボードーに移動し、レンタカーを借りて一路ノールカップを目指しました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- スカンジナビア航空
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ノルウェーの旅第一部「Active Norway」も終了し、今日から第二部「Drive Norway」が始まる。4:40の空港バスに乗るため、3:00起床。食事はとらずチェックアウト。
まだ暗い中、ホテル前の駐車場で待っていると、Flybussenは、約5分遅れで到着した。スタヴァンゲル空港まで70NOK。しかし、ノルウェーのこのFlybussenシステムはすばらしい。日本も見習うところありそうだ。 -
スタヴァンゲルからオスロへのB737はほぼ満席。6:15発だというのに、みな忙しそうだ。機内食は、サンドイッチとオレンジジュース、それにコーヒー。サンドイッチが旨い。ほぼ定刻どおりにオスロ空港に到着。ベルゲン、スタヴァンゲルでもそうだったが、ここオスロ空港も木を多用した雰囲気のある空港の造りだ。木の香りが異国の地での緊張感を和らげる。
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SASのB737は、定刻どおりオスロ空港を出発。通常は、通路側の席を取るが、今回のような1時間程度の昼のフライトの場合には窓側に席をとることにしており、今回は窓側をゲットできた。結構混んでいると思われた乗客は、前のほうは3人がけの席に一杯だったものの、後ろから2番目の自分の席は、3人がけの席に自分ひとりとかなりリラックスできる。
飛行機から外の様子は、雲海があったり、晴れてフィヨルドが見えるところがあったりとさまざまで、機外の写真もたくさん撮影してしまう。 -
機内食は、スタヴァンゲル−オスロ間とは若干違っていたが、既に前の便で一食分摂っていたため、今回のサンドイッチ&スナックはデイパックにキープし、オレンジジュースと紅茶を楽しむ。紅茶が旨く、おかわり。
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ボードー空港には定刻どおり到着。窓口へレンタカーを借りに行くと、係の人はフレンドリーで、「遠い日本から良く来たね」とか、クレジットカードの日本語サインをみて、「初めてみる!」とか言っていた。これらの発言から考えても、ボードーに、しかもレンタカーの旅に来る日本人はほとんどいないのでは?と思われる。そういえば、オスロ空港からここまでの間、日本人はおろか、アジア系の人すら目にしなかった。
レンタルしたのは、37,310km走行済のカローラステーションワゴン。キズなども多数あるが、仕方ない。乗りなれた日本の車で、まあ良かったと捕らえるべだろう。 -
ここからは、ノールカップに向けてひたすらドライブ。
ここで、ベルゲン駅で購入した地図が活躍する。ボードー市内から、80号を西へ40km程度進みファウスケという街で、E6に合流。あとは、E6をひたすら北上するというルートだ。 -
200km程度走ると、E6は、突然無くなり、ここはフェリーで海を渡ることになる。
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82NOK払ってフェリーに乗船。
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タイミングよくフェリー乗船後、すぐに出航となる。
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対岸へ到着すると、若干の雨模様。しかし、すばらしい景色が天候不良を補ってくれる。
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それにしても風景が壮大だ。カナディアンロッキーを見ているようだ。日本の箱庭のような華麗さは無いが、まさに壮大の一言に尽きる。 北欧にこんな絶景があるなんて知らなかった。昨日までのプレーケストーレンや、ソグネフィヨルドは、ある程度予測できた中での絶景だったが、今日のは全く予測外の絶景だ。こういうことがあるから、旅に出てしまうのかもしれない。
日本での生活に疲れたら、また、ここに戻ってこよう。この風景の中をドライブするだけで地球からパワーをもらえる気がする。 -
あまりの景色に、なかなか先に進まない。数100m走っては車を止めて撮影するという有様だ。これでもだいぶ端折っているのだが。。。それにしても、すばらしい。まさに大自然の彫刻だ。
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前進は鈍ったものの、下船から、約2時間かけて無事ナルヴィクに到着した。
今日泊まるホテル、Quality Hotel Grand Royalにチェックイン。こじんまりとはしているが、インターネット接続無料の清潔で機能的な部屋だ。 -
ホテルにチェックインしたのは、18時前であったため、地球の歩き方情報をもとに、ファゲルネス山へのケーブルカーにトライ。ケーブルカーは往復で100NOK。ケーブルカーは動いているものの管理人がいないという状況。しばらくして管理人が現れ、無事100NOKを渡してケーブルカーへ。 天候があまりよくなかったためか、山頂から降りてくるケーブルカーには一人も乗っていない。
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山頂に着くと、上にも管理人が。しかし、客は誰一人おらず、この状況は、自分ひとりで景色を独り占めしているという感じになる。こういった状況は風景+αの思い出が残るような気がする。 写真をバチバチ撮り、併設してあるカフェにコーヒーでも飲もうかと思って入ると、先客が2名。と思ったら、この2人は従業員だった。つまり、瞬間的に、自分ひとりの客に対して、このケーブルカー事業は麓一人、山頂一人、カフェ2人の4人を充てていたことになる。相当気分がよくなってしまい、寒かったにもかかわらず、生ビール55NOKを購入し、カフェ内の絶景のポイントに陣取って、至福のひと時を過ごす。
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山頂からは、ナルヴィクの街だけでなく、プレーケストーレンで果たせなかったフィヨルドを3次元的に見るとか、裏の山のほうでは氷河を見ることもできた。
ここも日本人にはあまり知られていない穴場だろう。しかも、このケーブルカーは、翌日1:00まで営業しているとのこと。白夜を体験したい人たちが、明るい夜を山頂で過ごすための配慮だろう[(注)ナルヴィクは、既に北極圏に入っています]。 -
このままケーブルカー終了時刻まで山頂に居るか迷うが、明日の長距離ドライブもあるため、涙を飲んで下山。北緯68°という何故かパイナップルが大量にのったピザとHansaビールで夕食。
ナルヴィクには、ノルウェー最北の鉄道駅があるようだ。明日は鉄道駅を見に行ってみよう。
本日の走行距離:〜300km
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この旅行記へのコメント (2)
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- 地中海人さん 2013/04/27 12:17:36
- 白夜!
- ナルヴィクは確か北緯68度でしたか。
不凍港ということで人が住んでいて駅とYHがある、とだけの情報で、当時は最果てのどんなところかわからず(地球の歩き方もまだないころで情報は全くなく)、1968年6月にストックホルムから列車で28時間?、ただただ白夜を見に?行ったことを、思い出しました。
その後も、アプローチの長さから、日本人は誰も行かないだろうな、と思っておりました。空港ができたようですね。
白夜とオーロラを同時に!というのは無理ですねー(;@;)
- まさたびさん からの返信 2013/04/29 02:14:18
- RE: 白夜!
- 地中海人さん、こんばんは。
1968年というと、まだ海外旅行は一般的ではない頃ではないでしょうか。
私がナルヴィクに行ったのは8月でしたので、白夜は体験できませんでしたが、日の長さと地平線に沿ってなかなか沈まない太陽から地球が丸くなっていることを実感できました。
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