ジョン・ミューア・トレイルの旅（１）

2007/07/15 - 2007/07/24

アメリカの国立公園を時間をかけてある意ＴＲみたい。壮大な景観の中で自然に溶け込むようなたびをしてみたい。そんな漠然とした夢が、この夏ふっと現実になった。
アメリア、カリフォルニア州を南北にに貫くシエラネバダ山脈に、ジョン・ミューア・トレイルというトレッキングルートがある。アメリカの自然保護と呼ばれるナチュラリスト、ジョン・ミューア氏にちなんだロングトレイルだ。この山脈を愛し、知り尽くしたジョン・ミューア氏の遺志を継ぎ、行政府による適切な管理によって人為的破壊を免れている、長さ３４０?にも及ぶ長い山城。その一部を含む１１０?を７泊８日のパックパキングで歩くたびに参加した。
（お断り：この写真と文章はTABIOYAJIのものではありません。わつぃのお友達の新瀬ゆかりさんの文章と写真。また同行者の渡辺氏の写真を代わって発表しております）

エリア ロサンゼルス(アメリカ)

ジョン・ミューアとその思想を日本に知らしめた第一人者である加藤則芳さんから今回の旅のお誘いを受けた。加藤さんを中心に毎夏、数名の中Mでジョン・ミューア・トレイル（JMT)を歩くたぶTABI
を行っているそうで、この夏のツアーの欠員補充として急遽声をかけられたのだった。
（LAで佳奈江さん）

JMTはきたはヨセミテからキングス・キャニオン、セコイア国立公園と３つのナショナルパークをまたぎ、アラスカを覗いたアメリカの最高峰、Ｍt．ホイットニー４４１８mまでを含んだロングトレイルだ。
（ＬＡからレンタカーでロンパインに向かう）

今回の旅はJMTの南端５１.６８?を含む１１０．７?の道のり。そしてこのルートの中には４０００mを越すフォーレスター・パス（峠）や、Ｍt．ホイットニーがある。

山歩きは趣味のひとつとは言え、日本にそんな高い山はないし、テント泊で８日間ものバックパッキングというのもはじめての経験。その荷物の重さも不安材料だった。

一路ローンパインへ

（LAから乾いた風景の中ひた走る。）
衣類や８日間の行動職や寝具などの個人装備に加えて、食料や燃料、テント、浄水器、なべなどの団体装備をなるべく均等に振り分けて荷造りするのだが、もちろん若くたくましい男性人がたくさん負担してくれるとは言え、ザックが重い。おまけにシエラ・ネバダではクマに食料を奪われないためのキャニスターの携行が義務付けられている。これが重い。

体重の1/3よりも少し重いオーバーザックとともに８日間、みんなの迷惑にならないように歩けるかしら・・・と、不安のほうが期待よりも大きいスタートだった。

今回のメンバーは加藤さんをふくめ男性６人女性二人の計８人の旅。

ロスアンジェルスからレンタカーで北上すること４時間。ジョン・ウェインの西部劇など数多くの映画の舞台になったローンパインの町へ。砂漠をつっきる道の途中に拓けた小さな町だが、正面にＭｔ．ほいっとにーの山並みがせまって見える。

途中ビジターセンターにより、ウィルダネス許可証を受け、クマやトイレなど、トレイルを歩く際の注意や状況を聞く。

（ローンパインのヴィジターセンターへ）
許可証がないと入山は許されない。この夏は山火事が頻発しており、私たちが翌日入山する予定のオニオンヴァレーも数日前まで通行が不可能だったという。

許可証を受け取り、諸注意を聞いています。

係官の説明を聞いている？

展示物

ビジターセンターの建物？

清潔なトイレです

レンターカー？

宿泊施設？

シエラネバダの山並み？

ここがDow Villa Motal in Lone Paine です

フロントで宿泊の受付

今夜は酒が飲めます。明日からは禁酒です。

夜９時のロンパイン。
明日の朝、オニオンバレーからスタートです。早く寝なくては、お休みなさい。