バナーラス (バラナシ)旅行記(ブログ) 一覧に戻る

インド・ネパール10日間 〜? ヴァラナシ編〜

2いいね!

2007/08/20 - 2007/08/30

620位(同エリア707件中)

0

0

カバリアチー

カバリアチーさん

■8/24(金) ヴァラナシ到着
夜行列車はずっと走り続けたかと思ったら駅に停車して40分くらいビクともしなかったりとよく分からない動き。停車駅ではチャイ屋とか飯屋が車内に売りに来てくれます。でも、一体いつヴァラナシに着くのか?そもそも本当にヴァラナシに行くのか?とちょっと不安に。知っていそうなインド人に聞くと、まだまだ先、と答えるだけ。結局ヴァラナシ到着は予定よりも3時間以上遅い午後4時近くでした。列車にもいい加減疲れる距離ですね。

降り立ったヴァラナシ駅から、早くもものすごい人の洪水がはじまった。密度が違います密度が。何でこんなに人がいるの?ホームを歩くだけでもみくちゃ状態、いつの間にか妻のリュックのポケットが開けられて中のウエットティッシュが盗られていました。駅の出口で、夜行列車での一夜を共にしたイタリア人フランコ夫妻とは思わず「Good Luck」とあいさつして別れた。

実は我々、翌日にはネパールのカトマンズへ飛ぶ日程をもくろんでいたが、日本国内でヴァラナシ〜カトマンズ便の運行時間は確認できたものの航空券の予約が不可能だったので、不安をなくすためにも最初に空港へ行ってみることにする。プリペイドのアンバサダータクシーで行くが、降りた先でお金を払おうとするとドライバーが定額の400Rsでは足りない、800寄こせという。何でかと聞くと「1人あたり400だ!」・・・はい、無視。

市内から約50分、国際空港と言うにはあまりにも小さな空港では、国際線の建物は既にクローズ、航空会社のカウンターも閉まっていてちょっと焦る。でも、親切な警備の軍人さんが中に通してくれ、まだ残っていた航空会社の人が我々の2席をキープしてくれた。翌日(フライト当日)に行ったら満席になっていたので、ちょっと遠い寄り道だったが一応行っておいて大正解でした。

再びプリペイドタクシーで(空港にはバイクリクシャーは出入りしていませんでした)市内へとって返すと、市内は壮絶な大渋滞。人と自転車と車と牛とがごちゃ混ぜの、まさにカオス。みんな自分勝手な運転で少しでも早く追い抜こうとするために余計に混んでしまうんですね。日本の大変規則正しい、渋滞も黙々とこなす車事情を一度見せてあげたい。

宿はネットで予約したガンガービューの「Hotel Alka」だが、車は途中までしか入れず歩けという。混沌の中を歩き、頼んでもいないのに先導してくれる人たち5人位にくっついて、建て増し建て増しで迷路のように入り組んだ路地を、看板に従ってホテルを目指す。やっとホテルに着くと、ここでも予約が取れていないという。予約確認のメール、くれたじゃん!プリントアウトしてこなかった自分も悪いけど・・。でも部屋が空いていたので何とかOK。ホテルに入って初めてガンジス川とご対面。想像以上に広い川幅に、茶色い水がとうとうと流れている。ちょうど夕暮れ時で、川を見下ろすバルコニーではツーリスト達が読書をしたりトランプに興じたりとのんびりした雰囲気。川を渡る風が心地良い。我々もずっとガンガーに沈む夕陽を眺めていました。

日が暮れると河原のガートではプージャーと呼ばれるお祈りが始まった。この日は疲れたので、もう人混みに身を投じる元気もなく、そのままバルコニーで夕食を食べてすぐに寝てしまいました。

■8/25(土)ヴァラナシ観光〜ネパール・カトマンズへ
翌朝は早朝からお祈りの楽器の連打で起こされる。ガンジス川ボートツアーは早朝が良いと聞いていたので、さっそく近くの船着き場で値段交渉。明らかに全員がボッてくるので、こちらも得意の「じゃあここはやめて隣に行く」で牽制、結局それでも高いと思うが一時間半200Rsで決着。船に乗り込むと女の子も一緒に乗ってきて、私たちにロウソクが入った花の小皿を渡してくる。次々に渡してきて、家族の人数分を祈りながら流せというのでそうしていると、終わった後「はい、お金。」これはやられました。反論してみると船頭が「お金を払わないと家族が不幸になる」と脅迫。おいおい聖地で一体何をやっているんだ君たちは。こちらもちょっと意地になって乗る際には払わず、帰ってからちょっとだけあげることにした。インドではいつの間にか商売が始まっているのがたくましいですね。

手漕ぎボートで上流へと出発。ガートには一つ一つ名前がついていて、これはメインガート、ここはバングラデシュ人のガートとか船頭さんがガイドしてくれる。沐浴して祈る人、隣では普通に歯を磨く人、その隣では洗濯する人、泳いで遊ぶ子ども。つまり、何でもありのガンガーです。一度上陸して、お約束のシルク屋へ寄らされるも何も買わず。ガンガーで沐浴して高熱を出した知り合いがいるので、川に入ることはやめにしました。ヒンドゥーの聖地・ヴァラナシは混沌と不思議空間でした。インドを肌で感じたいなら、強い意志を持ってこの町に訪れることをおすすめします。ちょっと疲れますが。。

空港へ移動し、ついにインディアンエアラインでインドとおさらば。とっても密度の濃い5日間だったなー

〜?ネパール編に続く。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
鉄道
航空会社

PR

この旅行記のタグ

2いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

インドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
インド最安 183円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

インドの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP