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1999/06/07<br />*アヴィニオンからニースへTGVで移動。<br /> ルノワール美術館見物に直行<br />1999/06/08<br />*バスでエズ村へ、そしてイタリアとの国境の街マントンへは電車で日帰り観光。

フランス旅日記(その4・ニース滞在)

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1999/06/07 - 1999/06/08

1078位(同エリア1160件中)

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rojinさん

1999/06/07
*アヴィニオンからニースへTGVで移動。
 ルノワール美術館見物に直行
1999/06/08
*バスでエズ村へ、そしてイタリアとの国境の街マントンへは電車で日帰り観光。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
鉄道 高速・路線バス

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  • アヴィニヨンからニースへTGVで向かいます。<br /><br />アヴィニオン駅のホームは人混みで溢れていました。<br />パリ行きTGVもニース行きTGVも同じホームだというのでビックリです。しかも出発時刻の間隔は10分しかありません。<br />指定席の列車番号がホームの掲示板に電光表示されるのですが、<br />パリ行きが出発した後でないと我々の乗るTGVの列車番号が表示されません。 だからホームのどの辺りで待機していたらいいかも<br />分からない。<br /><br />大混雑の中、何とか指定席のある列車に乗り込んだのですが、<br />なんと! 一等車の予約済の座席にすでに別人が座ったいたのです!<br /><br />私「 Excuse me, this is my seat, I think.」<br /><br />男 ”No, it&#39;s first class,you know. &quot;<br /><br />私「 Yes. I know.  My ticket is No.35. Premiere classe. 」<br /><br />男”But  ここは1号車だよ ”<br /><br />私「 そうじゃない。Cette deux voiture!」<br /><br />通路の反対側で新聞を読んでいる紳士に、<br /><br />「Deux voiture?」(2号車でしょう?)と確認したら<br /><br />”Oui. &quot;<br /><br />それみろと、我が意を強くして 男にもう一度、<br /><br />「 This is two. 」<br /><br />と詰め寄ったら、男は慌てて席を離れていったのです。<br /><br />終点ニース駅で降りてから、カンヌ行き各駅停車に乗り換えて、<br />カーニュ・スル・メール&lt; Cagnes sur mer &gt;という駅まで戻ることにしました。<br />ここにはルノアール美術館が有るので、立ち寄ることにしたのです。<br /><br />

    アヴィニヨンからニースへTGVで向かいます。

    アヴィニオン駅のホームは人混みで溢れていました。
    パリ行きTGVもニース行きTGVも同じホームだというのでビックリです。しかも出発時刻の間隔は10分しかありません。
    指定席の列車番号がホームの掲示板に電光表示されるのですが、
    パリ行きが出発した後でないと我々の乗るTGVの列車番号が表示されません。 だからホームのどの辺りで待機していたらいいかも
    分からない。

    大混雑の中、何とか指定席のある列車に乗り込んだのですが、
    なんと! 一等車の予約済の座席にすでに別人が座ったいたのです!

    私「 Excuse me, this is my seat, I think.」

    男 ”No, it's first class,you know. "

    私「 Yes. I know. My ticket is No.35. Premiere classe. 」

    男”But  ここは1号車だよ ”

    私「 そうじゃない。Cette deux voiture!」

    通路の反対側で新聞を読んでいる紳士に、

    「Deux voiture?」(2号車でしょう?)と確認したら

    ”Oui. "

    それみろと、我が意を強くして 男にもう一度、

    「 This is two. 」

    と詰め寄ったら、男は慌てて席を離れていったのです。

    終点ニース駅で降りてから、カンヌ行き各駅停車に乗り換えて、
    カーニュ・スル・メール< Cagnes sur mer >という駅まで戻ることにしました。
    ここにはルノアール美術館が有るので、立ち寄ることにしたのです。

  • これが<Cagnes sur mer>駅のホームです。<br /><br />小さな駅です。駅に荷物を預けてからルノワール美術館へ向かおうと思い、駅員に尋ねます。<br /><br />「 Pardon Monsieur!<br />    Ou est consigne automatique ? 」<br />( すみません!コイン・ロッカーはどこですか?)<br /><br />”Non. &quot;<br /><br />「 Alors, pouvez-vous garder mes bagages ?」<br />( では、荷物を預ってくれませんか?)<br /><br />” Non,ne pas garder ぺらぺら〜”<br /><br />荷物を預れない駅なのか、困ったなあ。<br /><br />そこで駅構内にスナック店があったので、荷物を預かってくれませんか、と聞いたら、ここも駄目。<br /><br />仕方がない。タクシーに荷物を載せて美術館へ直行することしよう。

    これが<Cagnes sur mer>駅のホームです。

    小さな駅です。駅に荷物を預けてからルノワール美術館へ向かおうと思い、駅員に尋ねます。

    「 Pardon Monsieur!
    Ou est consigne automatique ? 」
    ( すみません!コイン・ロッカーはどこですか?)

    ”Non. "

    「 Alors, pouvez-vous garder mes bagages ?」
    ( では、荷物を預ってくれませんか?)

    ” Non,ne pas garder ぺらぺら〜”

    荷物を預れない駅なのか、困ったなあ。

    そこで駅構内にスナック店があったので、荷物を預かってくれませんか、と聞いたら、ここも駄目。

    仕方がない。タクシーに荷物を載せて美術館へ直行することしよう。

  • ルノワール美術館は閑静な住宅地にあり、午後の開館は2時から、と表示があり、扉が閉まっていました。<br /><br />仕方がないので、近くの道端に座り住宅地の光景をスケッチして時間をつぶします。<br /> 門が開いたので、早速キャスターを引っ張って玄関に入り、受付の女性にお願いしてみました。<br /><br />「 Pouvez-vous garder mes bagages ?」<br />( 荷物を預ってくれますか?)<br /><br />”Oui. No problem. どうぞ、どうぞ”<br /><br />「 Merci. C&#39;est combien ?」<br />( 有難う。おいくらですか?)<br /><br />”Non.Non. とんでもない ”<br /><br />まことに心温まる応対でした。<br />ルノアールの絵画が益々好きになってしまいました。<br /><br />敷地の広いルノアール美術館をのんびり楽しんでから、駅へ戻りニースへ向かいます。<br /><br />駅までタクシーを呼ぶのも面倒だし、キャスターを引っ張って歩いて駅に戻ります。<br /><br />ニースまでは各駅停車で僅か15分。あっという間にニース駅到着です。<br /><br />写真はルノアール美術館です。

    ルノワール美術館は閑静な住宅地にあり、午後の開館は2時から、と表示があり、扉が閉まっていました。

    仕方がないので、近くの道端に座り住宅地の光景をスケッチして時間をつぶします。
     門が開いたので、早速キャスターを引っ張って玄関に入り、受付の女性にお願いしてみました。

    「 Pouvez-vous garder mes bagages ?」
    ( 荷物を預ってくれますか?)

    ”Oui. No problem. どうぞ、どうぞ”

    「 Merci. C'est combien ?」
    ( 有難う。おいくらですか?)

    ”Non.Non. とんでもない ”

    まことに心温まる応対でした。
    ルノアールの絵画が益々好きになってしまいました。

    敷地の広いルノアール美術館をのんびり楽しんでから、駅へ戻りニースへ向かいます。

    駅までタクシーを呼ぶのも面倒だし、キャスターを引っ張って歩いて駅に戻ります。

    ニースまでは各駅停車で僅か15分。あっという間にニース駅到着です。

    写真はルノアール美術館です。

  • ニース駅から予約済ホテル<Hotel Meridien>までは<br />タクシーに乗っていきます。<br /><br /><Hotel Meridian>は海岸沿いのプロムナードに位置する人気ホテルです。<br /><br />チェックインをフランス語でやろうとしたら、<br />”Can you speak English ?”と先を制されてしまう。<br /><br />予約時に、Faxで<br />割増料金で海側・バルコニー付を希望しておいたので<br />部屋からの眺望は抜群でした。(写真)<br /><br />明日,エズ村へバスで行く予定なので、その時刻表を入手する為、長距離バスターミナルまで早速歩いていきます。<br /><br />「 Monsieur! Je voudrais aller a Eze Village.<br />   Quelle arret de bus ?」<br />( エズ村行くバスはどの乗り場ですか?)<br /><br />”Numero Treize. ”( 13番 )<br />「 D&#39;accord. Merci. 」( わかった。有難う)<br /><br />「 Donnez-moi des horeires de bus pour Eze ?」<br />( エズ行きの時刻表をください)<br /><br />”Oui. Voici.&quot;( はい どうぞ )<br />「 Merci. Aurevoir! 」(有難う さようなら)<br />

    ニース駅から予約済ホテル<Hotel Meridien>までは
    タクシーに乗っていきます。

    <Hotel Meridian>は海岸沿いのプロムナードに位置する人気ホテルです。

    チェックインをフランス語でやろうとしたら、
    ”Can you speak English ?”と先を制されてしまう。

    予約時に、Faxで
    割増料金で海側・バルコニー付を希望しておいたので
    部屋からの眺望は抜群でした。(写真)

    明日,エズ村へバスで行く予定なので、その時刻表を入手する為、長距離バスターミナルまで早速歩いていきます。

    「 Monsieur! Je voudrais aller a Eze Village.
    Quelle arret de bus ?」
    ( エズ村行くバスはどの乗り場ですか?)

    ”Numero Treize. ”( 13番 )
    「 D'accord. Merci. 」( わかった。有難う)

    「 Donnez-moi des horeires de bus pour Eze ?」
    ( エズ行きの時刻表をください)

    ”Oui. Voici."( はい どうぞ )
    「 Merci. Aurevoir! 」(有難う さようなら)

  • ニースの海岸はまさにコートダジュールに相応しい景観ですね。

    ニースの海岸はまさにコートダジュールに相応しい景観ですね。

  • 翌朝、早いバスでエズ村を目指します。(写真)<br /><br />バスは真っ青な空と地平線まで広がる地中海を見下ろしながら、断崖絶壁のくねくねした道路を走っていく。<br /><br />エズ村のバス停で降りたのは私たち夫婦だけでした。<br />近くのグラスゴール香水工場でお土産を買ったり、エズ村の頂上まで石畳の路地を登ったり、しばし、散策を楽しんでから、<br />次の目的地ーマントンへ向かう為、鉄道駅まで崖道を歩いて下ります。約1時間のウオーキングです。<br />

    翌朝、早いバスでエズ村を目指します。(写真)

    バスは真っ青な空と地平線まで広がる地中海を見下ろしながら、断崖絶壁のくねくねした道路を走っていく。

    エズ村のバス停で降りたのは私たち夫婦だけでした。
    近くのグラスゴール香水工場でお土産を買ったり、エズ村の頂上まで石畳の路地を登ったり、しばし、散策を楽しんでから、
    次の目的地ーマントンへ向かう為、鉄道駅まで崖道を歩いて下ります。約1時間のウオーキングです。

  • 崖道を下って振り返ると、エズ村が崖の丘に見えます。

    崖道を下って振り返ると、エズ村が崖の丘に見えます。

  • 辿り着いた鉄道駅は<EZE SUR MER>。 無人駅なので、マントンまでの切符を買おうと思ったのですが、自動券売機しかありません。<br /><br />よく操作方法が分からないまま、ボタンを押したら間違った切符が出てきてしまったのです。<br /><br />フランス語の説明が分からない、読めないのです。<br /><br />どうしよう? と困っていたら運良く、<br />近くに観光案内所(information)の看板を見つけたので、飛び込んで助けを求めました。<br /><br />「 Bonjour Madame! Edez-moi,s&#39;il vous plait.<br />    Je voudrais aller a Menton.<br />    I have bought this tickets at that automatick<br />    billeterier.<br />    But these are wrong tickets.<br />    I don&#39;t know how to use it. 」<br /><br />フランス語と英語のちゃんぽんで話すと、女性係員が<br /><br />”OK. 分かった。ついていらっしゃい。)<br /><br />自動券売機の前までくると、<br /><br />”Alle simple?  Deux?&quot;( 片道?2枚?)<br /><br />と聞いてきたから、<br /><br />「 Oui. Alle simple et deux. 」( そう片道2枚です )<br /><br />と答え、コインを渡します。<br /><br />すると、今度は、<br /><br />”En premiere u deuxieme ?&quot;( 1等?2等?)<br /><br />「 Deuxieme classe,s&#39;il vous plait.」<br /><br />ガチャガチャと操作して簡単に切符を出してくれました。<br /><br />”Voici. &quot;( はい、どうぞ )<br /><br />「 Merci beaucoup. 」(有難うございました)<br /><br />”Je vous en pris. &quot;(どういたしまして)<br /><br />彼女の親切に助けられて、無事マントンへ向かうことが出来ました。<br /><br />写真は<エズ・スル・メール>駅のホーム電光掲示板。

    辿り着いた鉄道駅は<EZE SUR MER>。 無人駅なので、マントンまでの切符を買おうと思ったのですが、自動券売機しかありません。

    よく操作方法が分からないまま、ボタンを押したら間違った切符が出てきてしまったのです。

    フランス語の説明が分からない、読めないのです。

    どうしよう? と困っていたら運良く、
    近くに観光案内所(information)の看板を見つけたので、飛び込んで助けを求めました。

    「 Bonjour Madame! Edez-moi,s'il vous plait.
    Je voudrais aller a Menton.
    I have bought this tickets at that automatick
    billeterier.
    But these are wrong tickets.
    I don't know how to use it. 」

    フランス語と英語のちゃんぽんで話すと、女性係員が

    ”OK. 分かった。ついていらっしゃい。)

    自動券売機の前までくると、

    ”Alle simple? Deux?"( 片道?2枚?)

    と聞いてきたから、

    「 Oui. Alle simple et deux. 」( そう片道2枚です )

    と答え、コインを渡します。

    すると、今度は、

    ”En premiere u deuxieme ?"( 1等?2等?)

    「 Deuxieme classe,s'il vous plait.」

    ガチャガチャと操作して簡単に切符を出してくれました。

    ”Voici. "( はい、どうぞ )

    「 Merci beaucoup. 」(有難うございました)

    ”Je vous en pris. "(どういたしまして)

    彼女の親切に助けられて、無事マントンへ向かうことが出来ました。

    写真は<エズ・スル・メール>駅のホーム電光掲示板。

  • マントンはイタリア国境に接している街でジャン・コクトー美術館があり、昔はイタリア領内だったそうです。<br /><br />マントン駅を降りると陽光が眩しかった。<br /><information>でマントンの地図をもらって、コクトー美術館を目指して出発します。<br /><br />賑やかな商店街を抜けると、真っ青な砂浜が広がっており、浜辺では裸の男女が肌を焼いている。その先に美術館の建物が見えました。(写真)<br /><br />

    マントンはイタリア国境に接している街でジャン・コクトー美術館があり、昔はイタリア領内だったそうです。

    マントン駅を降りると陽光が眩しかった。
    <information>でマントンの地図をもらって、コクトー美術館を目指して出発します。

    賑やかな商店街を抜けると、真っ青な砂浜が広がっており、浜辺では裸の男女が肌を焼いている。その先に美術館の建物が見えました。(写真)

  • これもマントンの街の景色です。

    これもマントンの街の景色です。

  • コクトー美術館は何故か休館中。 仕方ないので、小高い丘にあるMichel教会を目指します。 丘の上から眺める景色に感動して、早速マントンの街並みをスケッチしました。

    コクトー美術館は何故か休館中。 仕方ないので、小高い丘にあるMichel教会を目指します。 丘の上から眺める景色に感動して、早速マントンの街並みをスケッチしました。

  • ニースまでの帰りの電車は、自動券売機も置いてありましたが、窓口で切符を買います。<br /><br />「 Deux billets pour Nice,s&#39;il vous plait.」<br />(ニースまで2枚ください)<br /><br />” Aller simple ? &quot; ( 片道? )<br /><br />「 Oui. Aller simple,deuxieme,s&#39;il vous plait.」<br />( はい、片道、2等です )<br /><br />矢張り窓口で買う方が安心できますね。<br /><br />エズ村からマントンへの日帰り観光を終えてニースに戻っても<br />まだ明るい陽光が射しています。<br /><br />ホテルの前のプロムナード通りを散策してニースのリゾート地をゆっくり過ごしました。これで旅も10日目が終了です。<br /><br />明日はTGVで旅のフィナーレ<パリ>へ向かいます。<br /><br />写真はニースへ向かう電車。<br /><br /><br />

    ニースまでの帰りの電車は、自動券売機も置いてありましたが、窓口で切符を買います。

    「 Deux billets pour Nice,s'il vous plait.」
    (ニースまで2枚ください)

    ” Aller simple ? " ( 片道? )

    「 Oui. Aller simple,deuxieme,s'il vous plait.」
    ( はい、片道、2等です )

    矢張り窓口で買う方が安心できますね。

    エズ村からマントンへの日帰り観光を終えてニースに戻っても
    まだ明るい陽光が射しています。

    ホテルの前のプロムナード通りを散策してニースのリゾート地をゆっくり過ごしました。これで旅も10日目が終了です。

    明日はTGVで旅のフィナーレ<パリ>へ向かいます。

    写真はニースへ向かう電車。


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