榊原館

2007/01 - 2007/01

まろき湯の宿　湯元榊原館

夫はここのお湯の質が、結構気に入っていて
お湯だけに入るのは、しょっちゅう来ていましたが、
あまりに近すぎて泊まりはしなかった。
館内は私の好きなラン系の花の香りに包まれているし
いたる所に、トイレとか、ちょっとしたコーナーにも
花が生けてあるし・・・・・・客に心配りが感じられる。

ここで、ひとくさり
昔平安時代の女流文学者、清少納言が書いた随筆
「枕草子」のその堺本第百十七段に「湯は七栗の湯、
有馬の湯、玉造の湯」と謳われています。
七栗の湯とは榊原温泉のことで古くから肌に良い
美人の湯として有名です。清少納言も榊原の湯を
愛した女性のひとりでした。
七栗とはこの地の古い呼び方で、その昔この榊原の
周辺に伊勢神宮へ奉納する食べ物を作る七つの
御厨があったとされることに由来致します。
江戸時代「伊勢の神のおかげによる」という、おかげ参りが
増加し全国から人が訪れて街道が発達しました。
あの松尾芭蕉も江戸時代にこの地を訪れています。

って書いてありました。地元の人間でもここまでは、たぶん知らんでしょう

今回は食事にはあまり期待はしていませんでしたが
（宿泊代は松竹梅の竹一人２万円）
でも、ある程度は豪華な食事だろうって考えませんか？
で、感想は・・・やっぱ、松にしないといけなかったのかな？
繊細な味に仕上げてあったのはわかりますが、
ちょっと老人向きの献立のような気がした。

エリア 白山・榊原温泉(三重)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

玄関です

ロビーもけっこう広かったですね。

さっそく、リラックスしている夫。

夜は松明が赤々と照らします。

夕食は、お品書きはすごかったのですが・・・１泊２万円ではここまでです。

霜月御献〜冬ぬくし、七栗の宴〜

お品書きがすごいのなんのって・・・

強肴・・・ 松阪牛鉄板焼き　水菜　えのき　
　　　　　　榊原椎茸　金針菜　　＜ポン酢＞
　　　　　　　　

食前酒・・洋梨ワイン

前菜・・・いくら醤油漬け　木の芽　栗渋皮煮　

　　　　　風車蓮根　公魚甘露煮　

数の子ワイン風味　鳥賊松笠

煮物椀・・・・・・百合根真丈　紅葉人参　木の芽

特選料理・・・・はくたく　鴨団子　瓜小豆
　　飯物・・・・・・・ 鯛温泉茶漬
　　　　　　　　　（自家精米と三重県産黒米）
　　　　　　　　 木の芽　練り梅　わさび
香物・・・・・・・ 葉唐辛子　赤カブ　壬生菜
果物・・・・・・・ メロン　巨峰

平安の味・・・・餅餤（へいだん）　　　＜ひしお＞


その他いろいろ

この旅行記へのコメント （5）

• Tedさん 2008/03/02 05:14:07

  赤福

  Melodyさん、こんにちは
  
  榊原温泉、実家と同じ市内にありながら、今年の正月の同窓会が初めてでした(-_-;)
  やはり隣の芝生は青く見える・・・・。
  
  先日、Melodyさんの地元伊勢に行ってきました。一番の目的が赤福食べることでした。一緒に行った母も喜んでいました。列には並んだのですが、中で食べるのには並ぶ必要がないことが分かり、途中でリタイア。並んでいる人にお茶を配ってくれたり、少しは気をつかっていたようです。
  
  久しぶりに食べた赤福は、少し甘さ控えめのようなきがしました。
  
  shikizakuraさんの足跡から、melodyさんのアメブロを訪問させていただきました。赤福へのコメント、まったくの同感です。お客様への感謝が足りないですね。
  上にも書いたようにお茶を配ってくれたのは少しの改善。ひょとしてmelodyさんのブログ読んでくれたのかな？
  でも、レジは昔ながらの２つのみ。それに内ひとつは店内での食事用と兼用。あれだけ並んでいるのだから、臨時の販売所を作るとか、幾らでも対応の改善は出来るでしょうにね。
  
  そうそう、河崎の商人館にも行ってきました。伊勢にはまだイッパイ素敵なところが隠れてそうですね。地元のmelodyさん、ぜひ紹介をお願いしまーす。
  
  Ted

  melodyさん からの返信 2008/03/04 17:13:52

  RE: 赤福

  ★☆Tedさんへ、コメントありがとうございます♪★☆
  
  Tedさんの＜＜伊勢の台所、河崎の街　河崎商人館付近＞＞を読ませていただきました。
  河崎に２年ほど住んでいたにもかかわらず、全然知りませんでした。
  こんなところにこんなのがあるんだと、意外な発見でした。それで、昨日、河崎商人館に行ってきました。昔は「勢田川」というと、ヘドロの臭う、汚い川でしたのに・・・キレイになっていてびっくりしました。
  商人間の道路は狭いですから、特別な用事がなければ一生いかなかったでしょう。
  Tedさん、教えてくださって感謝します。
  
  内宮に行かれたんですね。
  久しぶりに、親孝行されたんだ・・・日がらも良くてよかったです。
  そして、赤福をお食べいただいて・・・ありがとうございます。
  私も今月末までには内宮赤福へ行きますので、数年振りに味わってこようとおもいます。
  昔の味がするといいなぁ〜〜。
  

  Tedさん からの返信 2008/03/05 16:59:15

  RE: 赤福

  melodyさん、こんにちは
  
  わざわざ河崎を訪問していただきありがとうございます。。
  それにたくさん投票ありがとうございます。
  
  昔の写真を見ると確かに勢田川はヘドロがイッパイだった様ですね。
  伊勢市も河崎の保存に力を入れているのはすばらしいなあと思います。
  それを支えている伊勢の皆さんに感謝です。
  
  ごめんなさい、内宮には行ってません。内宮横の駐車場に車止めて、二軒茶屋で牡蠣土手鍋定食と赤福食べただけです(-_-;)
  
  Ted

• パパスさん 2008/02/19 12:48:47

  七栗の湯！

  初めて知りました。
  そんな云われがあるんですね！
  
  そして美人の湯♪
  だからmelodyさんは美しいのですね！
  
  パパス。

  melodyさん からの返信 2008/02/20 13:19:59

  RE: 七栗の湯！

  ★☆パパスさんへ、コメントありがとうございます♪☆★
  
  私もこんなに近くにいても「美人の湯」とは、気がつきませんでした。
  今まで何回も行ってるのに・・・・一向に美人になってないなぁ〜〜。
  もう少し頑張ってみます。
  
  温泉のことをいろいろと下調べをするようになったのは最近のことです。
  パパスさんや他のトラベラーさんを真似したりしてます。＾＾；
  これからも宜しくお願いします。