サントリーニ島旅行記(ブログ) 一覧に戻る
6月18日<br /><br />朝一番のエーゲ航空に乗って、アテネからサントリーニ島にやってきた。<br />飛行時間は30分ちょっとで、高速船だと5時間ほどで到着するそうだ。<br /><br />この火山を擁した不思議な三日月形の、美しい白壁と青い屋根で有名なサントリーニ島は、特にギリシャ本土に住む人にとっても夏のバケーションを過ごす場所なので、朝早くの空港もとても混雑している。<br /><br />可愛いホテルにレストラン、ロバの歩く小さな小道、その小道の角を曲がったら、一面、エーゲ海の青、青、青!<br /><br />サントリーニ島は2つの火山を含む大小5つの島からなっていて、三日月形の本島の形も面白いけれど、中央に浮かぶ火山を海が取り囲んでいるというのが、面白い。当然、火山の研究も盛んで、3億年前の地形が火山の噴火によってどのように変化していったかも詳しくわかっている。<br /><br />ライトアップされた町並みもとても美しい。小さな路地をお店が埋め尽くしている。<br /><br />明日はボートに乗って火山まで行く予定。<br /><br />6月19日<br /><br />ひどく暑いので、朝から活動するのは難しい。<br />のらりくらりと昼間に町に出て、港までいかなくてはいけない。<br />海の真ん中にある火山島に行くために乗る船のある港に行く方法は、ケーブルカーに乗るか、歩くか、ドンキーに乗るしかない。<br />私は迷わずドンキーを選んだ。<br />…が、ドンキーは馬のように大きく、先導してくれるおじさんは英語をしゃべらないし、あたしのこともちっとも見てないし、港へ行く道はとても急で、私はこの子から振り落とされるんじゃないかと結構ひやひやした。<br />結局、おじさんはその他総勢5頭のドンキーを引き連れて、私は他のドンキーの尻尾に何度も叩かれた。(笑)<br /><br />火山が今も活動している証拠は、島の周りにある温泉。私の船はいったん温泉のそばで止まって、鉄で茶色くなった海の中の温泉に船のみんなが飛び込んで、温泉まで泳いだ。温泉は海と接しているのでものすごく熱いというわけではないけれど、それなりに温かく気持ちがよかった。<br /><br />いったん火山島に着くと、後はひたすら上まで登るだけだ。山登りするつもりなんて全くなかったので、エッ、ウソ…。途中で上まで行くのを断念しているおばさんもいる。この灼熱のサントリーニで、何が楽しくて山登り…と思いながら、一応頑張って頂上まで到着した。<br /><br />頂上からは三日月型の本島を見渡すことができる。 火山島からフィラの町を見ると、ジグザグとした港までのドンキーの通り道が見える。<br />往復1時間半くらいの火山ツアーを終えて、もう一度船に乗り、本島まで帰って、今度はケーブルカーに乗って、ホテルまで帰った。<br /><br />サントリーニ島の町は小さな宝石箱のようにきらきら光って、今日も暑かった一日が終わる。<br /><br />6月20日<br />サントリーニ島には、少なくとも紀元前3000年頃から人が生活していたことが知られている。<br />この島の南に位置するAkrotiriという街に、今から3700年前の大きな火山の噴火によって、町ごと灰に埋もれてしまった町の遺跡がそれを証明している。<br /><br />そこに残された壁画や数々の土器は、今はAkrotiriの遺跡が修復中ということもあって、私の滞在しているFiraという首都のmuseumに展示してある。<br /><br />私はその壁画がとても気に入ってしまった。赤や青、黄色に色づけされた花や動物や人々の生活。女性たちはとても美しく、華やかな装飾品を身につけ、クロッカスの花を摘む。クロッカスから採れるサフランで高貴な人たちの洋服を黄色に色づけするためだ。海に人々がたくさん乗った船が浮かび、水平線には赤や青の色をしたイルカが飛び跳ねている。地中海でもイルカはよく見られるそうで、しかも4000年前から人々に慕われこうやって土器や壁画のデザインになっていたんだな。<br /><br />この美しい住居や、美しい人がある日突然火山で埋もれてしまったなんて…などとずっと昔に思いを馳せてみる。<br /><br />サントリーニ島の夕焼けはとても美しい。真っ青な海岸線に大きな太陽が沈みはじめると、水平線は3層の光の色で輝く。レストランの中はこれでもか、というほどロマンティックな曲が流れてる。Only Youが流れると、各テーブルの男性がそれを口ずさんでいるので、あぁ皆愛し合ってこの島に来ているんだなぁと思えてとても微笑ましい。<br /><br />6月21日<br /><br />サントリーニ島の最北端に、サンセットが美しいことで有名なoia(イア)という町がある。ここのサンセットは世界一美しいとも言われていて、その時間帯になると、びっくりするほどたくさんの観光客が集まってくる。私もフィラの街からバスにのって、その誉れ高いサンセットを見物にいった。<br /><br />このoiaには古いお城がある。かつて何度もパイレーツの侵攻を受けたサントリーニ島は、パイレーツが攻撃してくれば、城に非難し、準備をしたといい、このお城は一度もパイレーツの手に陥落しなかったそうだ。<br />このお城の横にあるKastroというレストランに陣取って、サンセットを待った。<br /><br />空高くにあったと思った太陽が、見る見るうちに水平線に近づいて、遠くの島に隠れるようにして沈んでいく。サンセットツアーの船も行きかって、海もとても美しい。皆がCameraを構えていて、太陽が沈んだ瞬間は大喝采になって、ちょっとしたお祭り騒ぎになった。<br /><br />夜のoiaの街もキラキラと光って、今回のサントリーニ島の旅は終わり。<br />とても美しい島でした。<br />

小さな宝石箱・サントリーニ島

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2007/06 - 2007/06

1084位(同エリア1289件中)

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6月18日

朝一番のエーゲ航空に乗って、アテネからサントリーニ島にやってきた。
飛行時間は30分ちょっとで、高速船だと5時間ほどで到着するそうだ。

この火山を擁した不思議な三日月形の、美しい白壁と青い屋根で有名なサントリーニ島は、特にギリシャ本土に住む人にとっても夏のバケーションを過ごす場所なので、朝早くの空港もとても混雑している。

可愛いホテルにレストラン、ロバの歩く小さな小道、その小道の角を曲がったら、一面、エーゲ海の青、青、青!

サントリーニ島は2つの火山を含む大小5つの島からなっていて、三日月形の本島の形も面白いけれど、中央に浮かぶ火山を海が取り囲んでいるというのが、面白い。当然、火山の研究も盛んで、3億年前の地形が火山の噴火によってどのように変化していったかも詳しくわかっている。

ライトアップされた町並みもとても美しい。小さな路地をお店が埋め尽くしている。

明日はボートに乗って火山まで行く予定。

6月19日

ひどく暑いので、朝から活動するのは難しい。
のらりくらりと昼間に町に出て、港までいかなくてはいけない。
海の真ん中にある火山島に行くために乗る船のある港に行く方法は、ケーブルカーに乗るか、歩くか、ドンキーに乗るしかない。
私は迷わずドンキーを選んだ。
…が、ドンキーは馬のように大きく、先導してくれるおじさんは英語をしゃべらないし、あたしのこともちっとも見てないし、港へ行く道はとても急で、私はこの子から振り落とされるんじゃないかと結構ひやひやした。
結局、おじさんはその他総勢5頭のドンキーを引き連れて、私は他のドンキーの尻尾に何度も叩かれた。(笑)

火山が今も活動している証拠は、島の周りにある温泉。私の船はいったん温泉のそばで止まって、鉄で茶色くなった海の中の温泉に船のみんなが飛び込んで、温泉まで泳いだ。温泉は海と接しているのでものすごく熱いというわけではないけれど、それなりに温かく気持ちがよかった。

いったん火山島に着くと、後はひたすら上まで登るだけだ。山登りするつもりなんて全くなかったので、エッ、ウソ…。途中で上まで行くのを断念しているおばさんもいる。この灼熱のサントリーニで、何が楽しくて山登り…と思いながら、一応頑張って頂上まで到着した。

頂上からは三日月型の本島を見渡すことができる。 火山島からフィラの町を見ると、ジグザグとした港までのドンキーの通り道が見える。
往復1時間半くらいの火山ツアーを終えて、もう一度船に乗り、本島まで帰って、今度はケーブルカーに乗って、ホテルまで帰った。

サントリーニ島の町は小さな宝石箱のようにきらきら光って、今日も暑かった一日が終わる。

6月20日
サントリーニ島には、少なくとも紀元前3000年頃から人が生活していたことが知られている。
この島の南に位置するAkrotiriという街に、今から3700年前の大きな火山の噴火によって、町ごと灰に埋もれてしまった町の遺跡がそれを証明している。

そこに残された壁画や数々の土器は、今はAkrotiriの遺跡が修復中ということもあって、私の滞在しているFiraという首都のmuseumに展示してある。

私はその壁画がとても気に入ってしまった。赤や青、黄色に色づけされた花や動物や人々の生活。女性たちはとても美しく、華やかな装飾品を身につけ、クロッカスの花を摘む。クロッカスから採れるサフランで高貴な人たちの洋服を黄色に色づけするためだ。海に人々がたくさん乗った船が浮かび、水平線には赤や青の色をしたイルカが飛び跳ねている。地中海でもイルカはよく見られるそうで、しかも4000年前から人々に慕われこうやって土器や壁画のデザインになっていたんだな。

この美しい住居や、美しい人がある日突然火山で埋もれてしまったなんて…などとずっと昔に思いを馳せてみる。

サントリーニ島の夕焼けはとても美しい。真っ青な海岸線に大きな太陽が沈みはじめると、水平線は3層の光の色で輝く。レストランの中はこれでもか、というほどロマンティックな曲が流れてる。Only Youが流れると、各テーブルの男性がそれを口ずさんでいるので、あぁ皆愛し合ってこの島に来ているんだなぁと思えてとても微笑ましい。

6月21日

サントリーニ島の最北端に、サンセットが美しいことで有名なoia(イア)という町がある。ここのサンセットは世界一美しいとも言われていて、その時間帯になると、びっくりするほどたくさんの観光客が集まってくる。私もフィラの街からバスにのって、その誉れ高いサンセットを見物にいった。

このoiaには古いお城がある。かつて何度もパイレーツの侵攻を受けたサントリーニ島は、パイレーツが攻撃してくれば、城に非難し、準備をしたといい、このお城は一度もパイレーツの手に陥落しなかったそうだ。
このお城の横にあるKastroというレストランに陣取って、サンセットを待った。

空高くにあったと思った太陽が、見る見るうちに水平線に近づいて、遠くの島に隠れるようにして沈んでいく。サンセットツアーの船も行きかって、海もとても美しい。皆がCameraを構えていて、太陽が沈んだ瞬間は大喝采になって、ちょっとしたお祭り騒ぎになった。

夜のoiaの街もキラキラと光って、今回のサントリーニ島の旅は終わり。
とても美しい島でした。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス
航空会社
オリンピック航空
  • フィラの町にある教会。美しい青と白がサントリーニの象徴です。

    フィラの町にある教会。美しい青と白がサントリーニの象徴です。

  • ドンキーに乗って港まで。火山まで出かけてきました。

    ドンキーに乗って港まで。火山まで出かけてきました。

  • 美しい夕焼けのフィラの町並み。

    美しい夕焼けのフィラの町並み。

  • 夕日が沈み、空には金星と三日月が。

    夕日が沈み、空には金星と三日月が。

  • 世界でもっともサンセットが美しいといわれるイアの町の風景です。

    世界でもっともサンセットが美しいといわれるイアの町の風景です。

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