2001/05/08 - 2001/05/18
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rojinさん
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2001年4月に長年勤めたサラリーマン生活に終止符をうちました。
63年11ヶ月間という勤務期間。会社に入社して本社勤務から支社勤務、出向先の異業種勤務と数々の体験を重ねたサラリーマン生活でした。
その間、海外旅行も何度か行きましたが、
今回は10日間のヨーロッパ個人旅行です。
オランダ・ベルギー・ルクセンブルクという所謂ベネルックス3カ国は、フランスとドイツの両大国に挟まれた地理的状況から、複雑な歴史を持っています。公式使用言語もオランダ語(=フラマン語)だけの所・フランス語との併用地域・フランス語のみの所などと入り混じっているそうです。
北のオランダから南下する縦断の旅に出発したのは、
チューリップが見られる5月です。
アムステルダでは風車、ゴッホ美術館、アンネの家、運河などを見てまわり、その後キューケンホーフのチューリップ公園を訪ね、それからフェルメールの生誕地デルフトへ移動して一泊。
つぎはダイヤモンドで有名なアントワープで途中下車して街を散策してから、歴史的古都メッヘレンに泊まります。首都ブリュッセルでは2連泊して郊外の湖畔へ一日エクスカーションを楽しみ、翌日、大学都市ヘントを経て、世界遺産のブルージュ(2泊)へと移動します。最後はナミュールの古城にも泊まった後、ルクセンブルクへと向かいました。
( なお、ルクセンブルクから後半の旅行記は別に記載、。)
(持参したカメラはデジカメcoolpix)
実際に喋った片言オランダ語:例
( 空港からアムステルダムに行く鉄道で )
Pardon! Ik wil naar Amsterdam Station.
Naar ?
Schript u, bitte.
Wo muss ik umsteigen ?
Dank u !
( 乗り換えた鉄道ホームで )
Pardon!
Naar Central Station ?
Dank u !
実際に喋ったドイツ語:
(アムステルダムのホテルのチェックイン )
Mein Name ist KONO, aus Japan.
Ich habe ein Zimmer bestellt.
( ブルージュのワイン店で )
Gibt es hier ein halbe Fleshe Weißwein ?
実際に喋った片言フラマン語:
( メッヘレンで予約済みのホテル探し )
Pardon ! Ik ben op zook naar Hotel Egmont.
Waar ?
Dank u.
( メッヘレンの街でスーパーの場所を尋ねる )
Pardon Mevrouw !
Is er hier een supermarkt in de buur ?
実際に喋った片言フランス語:
( ブリュッセルのホテル・チェックイン時 )
Bonjour Monsieur !
J'ai réservé une chambre.
Je m'appelle K-O-N-O.
Voici la confirmation de ma réservation.
A quelle heure puet on occuper la chambre ?
Allors, pouvez-vous garder mes bagages ?
( ブリュッセル郊外の散策時に )
Pardon Monsieur !
Je voudrais aller à lac Genval.
Vous avez un plan de lac Genval ?
Alors, où est ?
Monsieur ! Pour aller à lac Genval ?
( ナミュールのホテル・チェックイン時 )
Si possible, je voudrais une chambre dans
étages superieurs.
あとは省略。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- KLMオランダ航空
-
第一日目のアムステルダムで泊まったホテルは写真の<Hotel Fita>。
駅前からトラム2番に乗ってVan Gogh Museumという名前の停留場で降り、歩いて2分のプチ・ホテルです。
5階建てで、住宅地の中にありました。
玄関が閉まっていたのでベルを押すと、インターフォンから”Hallo! "という明るい声がした。
咄嗟に、ドイツ語で「Mein Name ist ...,Ich habe
ein Zimmer bestellt."と応答すると、
”Momento bitte."( ちょっと待ってね )
玄関のドアを開けて出てきたのは知性的な感じのマダムでした。笑顔で
”Can you speak English? "
「 Ya, a little.」(ええ、すこし)
すると、早口の英語で歓迎の言葉を浴びせかけてくる。
折角、苦労して覚えてきたオランダ語でチェックインしようと思ったのに、その機会が無くなってしまいました。
部屋は清潔そのもので快適。
オール禁煙をホテルの方針にしているとのこと。
このように書くと、旅もチェックインまで順調に来たように思えますが、じつは大失敗があったのです。
それは、KLM航空でアムステルダム空港に到着後、電車でアムステルダム駅へと向かう積もりだったのに、別方向行きの電車に乗ってしまったのです。
その時、電車内で勤め帰りの黒人女性に尋ねたのが
初めて喋ったオランダ語でした。
「Pardon! Ik wil naar Amserdam Centraal Station.
Naar ? 」
(すみません! 私アムステルダム中央駅に行くんですが、
これは行きますか? )
” No,no. ペラペラ・・・” え!行かないの。驚いて
「 ? ? Schrijpt u, bitte.」
( ? ここに書いてください )
「 Wo muss Ich umsteigen ? 」
(どこで乗り換えるのですか?)
紙とボールペンを出して尋ねると、
乗り換えるべき駅名を書いてくれた。
「 Dank u! 」( 有難う! )
やれやれ助かった・・・・
乗り換え駅のホームでも、近くに居た男性に聞いてあらためて確認。
「Pardon! Naar Centraar Station ?」
”Ya. Drie. Three stop."
( ええ、三つ目だよ )
「 Dank u! OK, I see. )
片言ながら現地の言葉で現地の人達の温かい親切を感じました。 -
案内されたホテルの部屋から眺めた光景はこんな様子です。(スケッチ)
大きな樹木に囲まれた石造りの家々が通りに並んでいます。
このプチ・ホテルは家族経営のこじんまりしたホテルですが、快適でしたね。
食堂は地下室にあり、小さな部屋でしたが、清潔です。
更に、ホテルのある場所が好都合でした。
ゴッホ美術館は近いし、コンセルトヘボー管弦楽団の演奏会会場であるシンフォニー劇場も歩いて簡単に行けます。 -
写真は、そのコンセルトヘボーの演奏会(昼間の練習演奏)です。
-
ミュウジアム広場の向こうに見える建物が
コンセルトヘボーの劇場です。
ホテルで一休みした後、早速、ゴッホ美術館に足を運び、ゴッホの作品の数々を堪能しました。ゴッホの凄い迫力に接すると、こっちのエネルギーが吸い取られてしまい、足が棒になってしまいました。 -
次に、アムステルダム美術館まで歩いて行ったのですが、入館せずに、夕陽に屹立する美術館をスケッチだけしてホテルに戻りました。
-
アムステルダムの街中は運河が縦横に走っています。
その運河を実感してみようと、クルージングの観光船に乗ってみました。
写真は、その船長兼ガイドさん。
毎日、大勢の観光客相手に同じ運河を巡るのだから、
大変でしょうね。 -
そんな運河沿いにあるのが<アンネの家>です。
運河クルージングを終えてから、その<アンネの家>へ歩いて向かいました。
外見からは他の住居と違わない中高層住宅群の一角に
<アンネの家>はありました。
アンネの家族が隠れて暮らしていたのは屋根裏部屋だそうです。
その屋根裏部屋への入口は戸棚の後ろに隠されており、
そこから4階から5階へ通じている構造になっています。
狭い空間なので人数制限をしている様子。我々夫婦は他の外国人の観光客数人と一緒に見て回りました。
ユダヤ人虐待の歴史は本当に恐ろしい。
何故ナチス・ドイツがそこまで手をつけたのか?
展示資料と写真だけでは分からない謎です。 -
翌日、アムステルダム中央駅から電車に乗ってザーンセ・スカンスの風車を見物に行きます。(写真)
電車の中で女性車掌さんに、オランダ語で質問。
「 Pardon ! Ik wil naar koog zaandijk.
Next stop ? 」
( すみません! Koog zaandijkへ行くんですが、
次ですか? )
” Nee. Drie. "
「 ドウリ ? 」
”Ja. een, twee, drie,....drie from here."
「 Oh, I see. Dank u. 」
親切な車掌さん、有難う! -
ザーンセ・スカンスには、見事な風車が幾つか見られるが、これは橋の袂にある風車をスケッチしたものです。
-
アムステルダムを後にして次の宿泊地デルフトへ電車で向かう途中、キュウケンホーフのチューリップ公園を見に行きました。
最寄り駅から市営バスに乗って行きます。
重い荷物は駅に預けようとしたが、ロッカーが見つからず、仕方なく満員のバスへ持ちこむことに。
ところが幸運なことに、キュウーケンホーフ公園の案内所で気持ちよく無料で荷物を預ってくれたのです。
よかったー! -
チューリプは5月が見頃なのでしょう、満開。
-
チューリップ見物を終えて向かった先は、今日の宿泊地デルフトです。 ここはフェルメール生誕の地として有名ですね。
予約済みの宿は、旧市街の広場からほど近い運河沿いにありました。(写真)
ここは、オランダ政府観光局で貰ったホテルリストから見つけたプチホテルで、日本から予約したのですが・・・
今まで経験したことの無い最悪のホテルでした。
<Hotel de Flaming>という名前のホテルです。
Flamingを辞書で調べたら、フラマン語を話す人達をさす意味らしいので、ここなら待望のオランダ語の会話ができるか? と期待してチェックインしたが・・・誰も喋ってくれません。
その上、案内された部屋がなんと
梯子をよじ登っていく部屋だったのです!
重い荷物を階段でも大変なのに、屋根裏部屋へ梯子で
上がるなんて山小屋しかあり得ない。
部屋はゆがんでいるし、設備は当然古色蒼然。
窓の外だけは長閑な運河の景色が見られましたが(写真)・・・
本当にガッカリ! -
デルフトの旧市街には、
中世時代の教会の塔があり(写真)、その前の広場には、今でも
生活の中心としての朝市がたちます。 -
デルフトの朝市は人で一杯でした。(写真)
広場周囲の建物も旧市街の落ち着いた雰囲気に溢れています。 -
デルフトを後にして翌日、、列車でベルギーに移動しましたが、ベルギーでの最初の滞在は首都ブリュッセルの手前に位置する歴史的古都メッヘレンにしました。
ここで初めてフラマン語の会話を体験できたのです!
日本から予約したホテルはHotel Egmontというのですが
ホテルの場所が分からず困っていると、そこへ偶然
犬を連れた親娘連れが通りかかったので、
「 Pardon ! Ik ben op zook naar Hotel Egmont.
Waar ? 」
(すみません! ホテルエグモントを探しているんですが )
すると、親娘共々身振り手振りを交えてフラマン語(=オランダ語)でホテルの場所を教えてくれました。
「 Dank u.」( 有難う )とお礼をフラマン語で。
*ベルギーではオランダ語のことをフラマン語、フランス語のことをワロン語と言うようです。
早速ホテルの窓から眺めた景色をスケッチしました。
ホテルで一服したあと、旧市街の散策に出かけます。
その折に、道端に居た洋服店の女性にオランダ語で、スーパーマーケットの場所を尋ねた。
Pardon Mervrou ! Is er hier een supermarkt in de buur?
( ちょっと! このへんにスーパーはありますか?)
突然、東洋人がオランダ語を喋ったのでチョット驚いた様子をみせたが、親切に教えてくれた。
Dank u.! ( 有難う ) -
待望のブリュッセルには午前中に到着。南駅から地下鉄に乗って4つ目の駅Porte de Namurで降りて、地上の四つ角にあるホテル( Hotel Chambord)にチェックイン。 こちらがフランス語で話しかけても、ホテルマンは英語だけで応対という素っ気なさでした。 部屋も快適とはいえない有り様だったので、荷物を置いてすぐに市内の散策に出かけました。
ナミュール通りを歩いて中央駅近くにくると、
眼下にグランプラスの尖塔が見えてきます。
そこで騎馬の銅像のある階段でスケッチしながら一休みです。 -
目的地はブリュッセルの中心地・グランプラスです。(写真)
ここは世界遺産に登録されている由。
実は、以前ドイツ・ルフトハンザ航空に乗った際、
となりの席に座った在日インド人紳士がブリュッセルの
グランプラス広場に自分の店を出しているよ、と聞いたことを思い出し、本当かな、とその店を探してみました。
そうしたら、あったのです!その店が・・
そこで紳士の所在を尋ねたら、”ここには居ないよ、”
という返事。親戚なのでしょうか、名前は知っている様子でしたが。
広場の周辺を歩きまわり、疲れたので名産品を買ってホテルに戻りました。 -
6日目は朝から晴天、郊外のGenvalという景勝地へ電車に乗ってでかけました。 ブリュッセルの郊外には素敵な湖(池)があるらしいのです。
Genvalはジュンヌヴァルと発音するらしい。
南駅から電車で20分ぐらい乗るとGenvalという駅に着きます。
駅員さんに、「この辺の地図はありませんか? 」
と聞くと、”無い”という返事にガッカリ。 観光客はだれも見かけません。
静かな街中に人影を見つけたので、湖畔への道を尋ねながらの散歩です。
ぐるっと歩いて回れる小さな池だったのですが、風情があって
楽しめました(スケッチ)。 -
これがGenvalジュヌヴァル駅のホームです。(写真)
-
7日目。 次の目的地はブルージュです。途中の大学都市ヘントに立ち寄ってみました。 写真はヘントの聖堂。
この聖堂の最上階に昇ってみたのですが、そこから見下ろすヘントの街並みの展望はよかったですよ。
1階に観光案内所があり、そのトイレを借りたら
出口に掲示板があって各国のお礼の言葉が大きく印刷されていました。
Thank you
Danke schön
Merci
Grazie
Gracias
Dank u
ありがとう
更に、手書きのギリシャ文字が加えられていました。
<Euxaristw>(エフハリストーと読む)
ギリシャからの旅行者が書いたのでしょうね。 -
ヘントの街歩きを楽しんでから、市電で駅に戻り、本日の宿泊地ブルージュへ向かいます。 泊まった宿は写真の<Hotel Egmond >という所。
駅から徒歩10分、Minnerwaterparkの中にある
私邸風のプチホテルでした。
到着した時は雨上がりの午後で、小鳥の囀る庭は
木々の緑が映えて一幅の絵のようでした。
背の高い宿の奥さんが庭の花の手入れをしていました。
午後には庭でアフタヌーン・テイが自由に飲めるそうです。 -
ブルージュといえば修道院が有名ですね。その修道院の景色は良かったですよ。(写真)
ヘントやブルージュのあたりは言語境界線らしく
フラマン語(=オランダ語)とワロン語(=仏語)
が重複して使われているようです。
ヘントGentの読み方もワロン語ではガンとなる。
逆にブルージュBruggeという読み方はワロン語読みであり、フラマン語読みするとブルッヘとなる。
実にややこしい!
この街の地元の小さなワイン屋さんで、
「Avez-vous une demi bouteille de vin blanc?」
とフランス語で聞いたら、全く通じない!
そこで「Do you have a half bottle of white wine?」と英語で尋ねたが、これも通じない。
今度はドイツ語で聞いてみた。
「 Gibt es hier ein halbe Flesche Weisswein?」
すると、通じたではないか!
ドイツ語とフラマン語(=オランダ語)は似ているのですね。
ブルージュ滞在二日目には、自転車屋さんで自転車を二台借りて家内と
街の郊外までサイクリングをして楽しみました。 -
9日目。 ブルージュから一旦ブリュッセル南駅に戻って、別の路線で南下して先ずデイナン駅へと向かいました。 到着してから駅構内に荷物を預け、街中にあるシタデル要塞へと出かけ、ケーブルカーで要塞の上まで上がると、眼下に川沿いの街並みが見渡せて良かったですね。
要塞内部を歩いて見て回り、下りは徒歩。 昼食後、再び電車に乗ってナミュールへ向かいました。
ナミュールでの宿は小高い丘に建つ古城ホテル。
<Chateau Namur >です。
駅前から7番バスに乗って、運転手さんに古城ホテルへ行くので着いたら教えて、とフランス語で予め頼んでおきました。 バス停からホテル門まで100m、門からホテルの玄関までさらに100m。
なんとも広大な敷地に建っています。(スケッチはバス停で) -
写真がナミュールで泊まった古城ホテルです。
チェックインの際にフランス語で、見晴らしの良い上の方の部屋にして欲しい、と言うと3階の部屋にしてくれました。
こんな具合です。”Si possible, je voudrais une chambre dans etages superieurs. " 覚えてきたフランス語が役立ちましたよ。 -
10日目。 ベネルックス3カ国の最後はルクセンブルグ。
ベルギー国のナミュールから列車でルクセンブルクに入国しましたが、車掌さんがパスポートをチェックしにきただけで簡単に済みました。
ルクセンブルクでは、ベルギー通貨がそのまま通用するし、喋る言葉もフランス語だから別の国という感じがしない。
ガイドブックの地図を手に、何回も人に予約済みホテルの場所を尋ねながら、駅からかなり離れている場所へと向かいます。
ホテルは谷を挟んで向かい側の旧市街にありました。 -
ルクセンブルクの旧市街は街歩きが非常に愉しいところでした。
教会や博物館などもあって、観光客が溢れています。
散策中に見かけた可愛い子どもさんに、フランス語で
写真を撮ってもいい? 「プレージュ ヴ プランダン フォト? 」
( 写真を撮ってもいい ? )
ニッコリ、OK。 -
昼食後、午後は、世界遺産に登録されているボックの砲台要塞の中を見て回りましたが、ルクセンブルクに住む人々の祖国を守る必死の思いを感じることが出来ました。
明日は、ルクセンブルクを後にして、鉄道でフランス・アルザス地方に入り、最初の宿泊地ストラスブールに向かう予定です。
終わり
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