2005/05 - 2005/05
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seidouさん
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先にアップしたクロアチア写真紀行-1(ドヴロブニク編)に続いて、第2集として同様の趣旨でクロアティアの小粒でキラリ光る珠玉の都市の写真を掲載していきます。
掲載順は、?オパティア?プーラ?ロヴィニ?ポレチュといったイストラ半島の都市です。
さて、イストラ半島ですが、クロアチアの北東部に位置する地域で、その北側はスロベニアで、海からの隣はすぐイタリアのヴェネツィア域になります。古くはローマ時代、そして15世紀以降近世まではヴェネツィア領国であったことからイタリア文化の影響が大きいところと聞いていましたので、それがどのような形で残り、どのようにしてクロアチア化してきたかを発見できたらいいなと考えて臨みました。
以下アドリア海沿岸の美しい諸都市?サダール?シベニックを第3集で、?トロギール?スプリットについては第4集で、また都市ではありませんが世界遺産の?プリトヴィッツェ湖群国立公園については時間が許せば第5集として掲載する予定です。
いずれも時間とひまを見て4000枚以上の写真の中から観光案内用に選択したものを、ぼつぼつとアップしていきます。写真の解説はやや建築的見解やデジタル画像の表現法などをまじえてあとから勝手気ままな記述をしますが、お気に召すなら時々覗いてみてください。
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オパティアのイストリア半島方面への美しい海岸線
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オパティア丘上の教会
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オパティア、ホテルインペリアル
リゾートホテルとしての開業は当地で最古参の一つ。オパチアの海岸を見下ろしメイン道路に面していてロケーションはいい。玄関手前右手には、オープンテラスカフェがあり、夜もにぎわっている。寝室は、二重ドアー、天井高く、控えの間つきなど重厚さがあるが、全体としてクラシックな感じ。
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オパティア海岸通りのホテル群
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オパティア:グランドホテルパレス
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オパティア港岩礁上の女神像
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オパチア港
小さなボート係留港があり、その周りにカフェのテーブルが並ぶ。左手先方にリエカの海岸を望める。 -
オパティア海濱公園
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オパチア教会
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オパティア海岸からエリカ遠望
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オパティアの海岸ホテル群夜景
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オパティア;曙の女神像
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オパティア海岸の日出
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オパティア海岸ホテルの朝焼け
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オパティアからイストラ半島を巡るコース
眼下に海岸線が見え美しい糸杉の並木がところどこら現れる -
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巨大な石灰岩の切り出し現場
イストラ半島は大きな石灰岩塊の山脈があって、ここから豊富な石灰岩(良質なものは地質学的には結晶質石灰岩いわゆる大理石(彫刻用)、種々の化石や紋様の混じったものなど建材用大理石と称される)が産出されて古来より建築石材として多用されてきたが、どこでどのように採取されているか一度見たかったところ、プーラへの途中でその現場(大露頭)に出会った。山間に建つ白い家々もこれから向かう町の家々もこのような現場から切り出した石材で作られているのであろう。ただしこの現場はおそらく石材よりもセメント材料調整、あるいは生コン製造所を兼ねているようだ。 -
プーラの古代ローマ円形劇場
プーラは、イストラ半島南端部に位置し、ローマ時代から通商中継地として賑わった街。そのプーラ最大の記念建築物であり、未だ現役の野外劇場。 -
古代円形劇場内部
1世紀建造という年代もの。内部は楕円形でその長径130m、短径100mであり、25000人収容出来ると言う。 -
3層の劇場外壁構造
1〜2層のアーチギャラリーと3層目の方形窓がゆるやかなカーブの石組みで立ち上がっている。1層目の柱は太くがっしりと組まれ上方は軽やかで優美。これら膨大な石材は、途中見てきたような近隣の石灰岩山塊から切り出されてきたものであろうと推測される。 -
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プーラ円形劇場付近売店に吊り下がっていたクロアティアナショナルサッカーチームユニフォーム
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大聖堂
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フォーラムと市庁舎、アウグスト神殿
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旧市庁舎(現歴史博物館)
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旧市街のメイン道路カンドレロヴァ通り
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旧市街の入り口 セルギ門
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ロビン(ロヴィニ)島部を望む
海に突き出た小半島はもと島であった。ここに中世の面影を色濃く残すロビン旧市街があり、今は水域が埋められ陸続きとなった。ロビン新市街から海岸通りを歩き、前方に島影が見えると、誰もがその美しさに感嘆の声を上げる。青い海面からカラフルな家々が肩を寄せ合って上へ上へと這い上がるように建ち並び頂上に聖エウフェミア教会が鎮座する。ランドマークの尖塔上に守護聖人のエウフェミヤ像が島人を見守るように立っている。 -
エウフミア教会の尖塔はロヴィニのランドマーク
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ロヴィニの漁港と海洋レジャー基地
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ロヴィニ港の漁船群
ロヴィニ島は漁業の島でもあり、旧港には多数の小型漁船が係留していた。古くから猟師たちは勇敢にも小さなバタナという平底一枚帆のボートで近海漁に乗り出して漁猟をいとなんできた。
何で「バタナ船」と言うのかと聞いてみたら、波を船の平底でバタンバタンと叩いて進むからだという明快な答えが返ってきた。擬声音語なら国境なしである。 -
ロヴィニ漁港前のカフェ・レストラン
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旧市街入口門
ここから先が旧市街でもとは島であった。門には中世の市の紋章が刻まれている。また門のアーチの石組みもデザイン的に面白い。 -
中世の路地裏そのものが残る旧市街の家並み
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聖エウフミア教会への坂道階段を上る
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聖エウフェミヤ教会ファサードと尖塔
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聖エウフミア教会内部、祭壇
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ロヴィニ新市街から島への並木道
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新市街の緑地と花壇
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ロヴィニ海岸で舟遊びの子供たち
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世界遺産 エウフラシウス聖堂の入口モザイク画
イストラ半島の西岸の港町ポレチュはローマ時代から栄えた街だが、ビザンツ帝国時代に建てられたエウフラシウス聖堂が最大の見もので、ユネスコ世界遺産になってからこれを見に年間何万人もの観光客が来る。
この入口のモザイク画はかなり修復されたであろうが見事なものである。 -
エウフラシュウス大聖堂のアトリウム
聖堂のエントランスから中へ進むと、まず回廊つきのアトリュウムに入る。これは初期キリスト教〜中世初期までの教会建設で見られる様式で聖堂玄関の間にあたるナルティクスの手前に造られた開放的な中庭のことで、中老に囲まれた矩形の空間である。それがこの聖堂に見られるのはヨーロッパでも数少ないものの一つであろう。 -
エウフラシス聖堂の平面図
写真のように、キリスト教初期のバシカスタイルに基づく平面プランがアトリューム壁に示されていた。アトリュームの後ろに8角形洗礼堂、そして聖堂の身廊と側廊、内陣祭壇の一列の並びが示されている。西側には旧聖堂遺構が付加されて歴史的な変遷がわかる。 -
アトリュームの柱廊
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エウフラシュウス聖堂内部
内部の彩色がくるみ色の色彩で包まれ、しっとりとした静寂のなかにも暖かな雰囲気の身廊を進むと、内陣は四柱天蓋つきの祭壇がせまり、その上の半球型掩蓋に描かれたモザイク画の金色が目に飛び込んでくる。 -
世界遺産エウフラシウス聖堂の内陣モザイク祭壇画
ビザンチン芸術の伝統を忠実に受け継ぎ、完成度を高めたモザイク美術の頂点とも称されるのがこの祭壇天蓋部の黄金色に輝くモザイク壁画である。室内光の影響を排除したデジタル処理によって金色の輝きと色使いが明瞭に観察できる。
掩蓋中央に聖母子像、両隣に大天使が描かれ、左の3人目が聖堂創建の聖エウフラテス司教、その他聖人らが並ぶ。掩蓋ふち部の中央はかわいいひつじ(キリスト象徴)で円形の像は聖女エウフミアなどの殉教者が描かれている。
後部の列像は、キリストとその12使徒を描いたもの。 -
聖堂祭壇
4本足の天蓋つき祭壇でチポリューム祭壇と言うそうだが、13世紀のもの。 -
聖堂祭壇置くのキリスト像
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アトリューム回廊壁面のレリーフ厨子
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聖堂の洗礼堂
8角形の洗礼堂がアトリュームの後ろに控えていて、尖塔がそびえる。
この8角形は後期ローマ時代、キリスト教初期時代に使われていた。8角形は、キリストが死から8日後の夜明けに復活し、民衆が救われたということからきている。
洗礼堂で有名なのはフィレンツェのサンジョバンニ洗礼堂だが、これはドーモの前に立っていて8角形の堂々たるお堂であり、ドーモより古い歴史がある。昔の洗礼というのは、鉢の中で全身を水に浸したため、このような大きな洗礼堂が必要だったから古い教会はこのような設備を備えていた。 -
聖堂祭壇脇で幼児洗礼
折から、聖堂の祭壇脇で幼児洗礼が執り行われていた。厳粛な空気の中、高窓から射す光がスポットライトのように幼児を囲むファミリーに当たり、天からの祝福が与えられているしているような美しいシーンだった。 -
大聖堂から海岸への路地は古い中世の家並み
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ポレチュの漁港・漁船
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ポレチュの漁港と釣り船
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この旅行記へのコメント (3)
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- oneonekukikoさん 2008/02/24 11:35:06
- はじめまして
- seidouさん
はじめまして
この夏イストラ半島と
ブレッド湖の旅を計画しています。
友人からは
プリトビッツェ泊、プーラ泊、ブレッド湖泊を勧められていますが
プーラ、ロビーニョ等の情報が少なく
やっとたどり着きました。
特にロビーニョがお勧めでしたが、
魅力的な町ですね。
プリトビッツェからブレッド湖への途中で
宿泊するお勧めのところありますか?
コースとか観光時間なども
アドバイスいただけたらうれしいです。
oneonekukiko
- seidouさん からの返信 2008/02/26 19:19:00
- RE: はじめまして
- oneonekukikoさん
はじめまして、
先日から小旅行して帰ったところで貴方からのメッセージを拝読いたしました。返事が遅くなりましてすみません。
今夏、イストラ半島をご旅行をされるそうですが、それにブレッド湖とプリトヴィッツェとなると3方向に分かれ、国としてもクロアチアとスロベニアの2国にまたがります。貴方の行程がヴェネツィア側からイストラ巡りをされるのか、ドヴロクニク側から北上コースをとるのか、定かでありませんので適切なアドバイスが出来るかどうかが疑問ですが、文面から察してプリトヴィッツェからイストラ半島へ廻り、それからスロベニアのブレッド方面に向かうコースであるとするならば、イストラ半島の付け根にあたるリゾート地でホテルも色々選択できるオパチアに泊まると良いと思います。
イストラ半島は、中世から貿易にからんで隣接するヴェネツィアの影響を強く受けていますから、小さな港町も小ヴェネチア的要素のある中世の名残濃き風情があって、しかもまだどぎつい観光地化はしていませんから、そこはかたる旅情をかきたてます。ロヴィニばかりでなく写真にも、スケッチにもいいところが多いのです。
今年の4月中旬から小生の教室の方々を連れて(Seidou Club)ヴェネツィア等のイタリア各地の撮影旅行に参ります。この際、イストラやダルマチア地方への建築、絵画、彫刻等に関する中世ヴェネツィアの影響度の証左を見たいと考えています。また5月下旬から6月にかけては、小生のプランを利用した、写生旅行に出る30名ほどの別のグループがあって、彼らはロヴィニに2泊してゆっくり絵を描く予定です。その後プリトヴィッツェ〜トロギール〜ドヴロブニクへもスケッチに廻る予定ですから、貴方が出かけられる夏までにはもう少し最近時の情報がお届けできるかと思います。ただ、この行程はブレッド湖へは行きません。ブレッド湖はこじんまりしたきれい湖ですが、真夏はヨーロッパからの観光客でホテルは満杯となり、いいのがありませんし、むしろ首都のリュブリヤーナに泊まってそこからの日帰り旅行で充分ではないかと思います。ブレッド湖の写真は、皆さんがアップされていましたので小生は割愛していましたが、もう少し写真撮影的な見地からのコメントを付して近々アップすることにしますのでご覧下さい。
さて、回答の役を果たせたかどうかですが、他に何かありましたらご遠慮なくどうぞメッセージを入れてください。
seidou
- oneonekukikoさん からの返信 2008/02/26 19:53:57
- RE: はじめまして
- 丁寧な回答ありがとうございました。
全行程で8泊の駆け足旅行です。
ブレッド湖に2連泊の予定ですが
ほかのトラベラーさんも
リュブリナに宿泊して
そこを拠点に出かけてもよかったと書いておられました。
とってもミーハーですが湖に面したホテルに滞在もあこがれです。
今回のクロアチア行き
まず往復のチケット獲得の段階でで
希望の便は
キャンセル待ちとなってしまいました。
もう1泊延ばすか
思案中です
オパティア
よさそうですね。
seidouさんは
写真の教室を主宰されているんですね。
皆さんの写真拝見したいです。
時間がとれたらゆっくり写生したいと思いながら
かなわぬまま旅を終えています
また、いろいろ伺うと思いますが
よろしくお願いします。
oneonekukiko
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