この約2週間の体験は21年間生きてきた中で、一番濃い時間だったと思います。毎日いろんな団体やストリートチルドレンの子ども達を訪ねて、体は疲れてしんどかったけど、心は満たされて、もっと知りたいもっと出合いたい気持ちでいっぱいでした。<br /><br /><br />★ガイドブックがない国バングラ★<br /><br />今回の研修は、援助などではなく、ストリートチルドレンの実態、背景などを知りに行く事が目的だったので、旅行に行く気分で参加しました。私は、聖和大学の授業で学んでいたつもりでした。しかし、バングラデシュに行ってみると想像していた国と全く違う世界でした。着いてすぐにストリートチルドレンや手や足がない人、物乞いをしている人達に会って胸が締めつけられたのを今でも覚えています。<br /><br /><br />★NGO団体の渡辺氏★<br /><br />今回の研修でずっと疑問だった事の答えが一つわかった気がします。それは、本当の意味での支援とゆうもの。バングラデシュの物価は日本の10分の１。私達日本人にとってみれば、たった500タカ（1000円）をあげるだけでその子は十分な食事ができ、ちょっとの間は幸せになれると思っていました。本当に自己満足だなと恥ずかしくなりました。どうして、困っている子どもや赤ちゃんをかかえたお母さん達にお金をあげてはいけないのだろうか。お金をあげることで、彼ら彼女らの人生を壊してしまうとゆう事など考えた事もありませんでした。エクマットラの渡辺さんは疑問やもどかしさでモヤモヤした気持ちを吹き飛ばしてくれました。渡辺さんの熱意、語っている時のキラキラした表情は、目が話せない程惹きつけられました。あの目力、あの表情、あの熱意愛情だからこそ、子ども達はお兄ちゃんと慕って青空教室に足を運ぶのだろうなと思いました。バングラデシュに行ってみて感じた事は、貧富の差が激しいだけで思っていた程貧しい国ではないとゆうこと。NGOや海外援助が活躍しているけれど、もっとバングラデシュの人達がバングラデシュの人達を支援し、助け合っていけるようになればいいですね。お金ではなく生きていき方の支援、気持ちの支援、意欲の支援。<br /><br /><br />★村にも行きました★<br /><br />そして、私がバングラデシュで学んだ事。もちろん、ストリートチルドレンの実態、背景や文化です。けれども、それよりも、バングラデシュに行ったからこそ気づけた事。当たり前に流れてくる電気や安全な水やお湯の有難さ。日本では簡単に捨てる動物の命の重さ。生きるとゆう事。今まで何も考えずに使ってきた時間の長さ。そして何より、2週間一緒に過ごした友達。2週間も一緒にいたら嫌な所の1つや2つは見えてくるはずなのに、皆の優しい所や人間的に尊敬する部分など溢れてくるばかりでした。つっこんだ友達関係を築くのが苦手な私には、本当に良い旅だったと改めて思いました。私にとって研修費25万はとても大きい金額で参加する事も悩みました。けれども、たった25万と思える程私の人生を変えてくれたし、いろんなモノを得れたし、考え方、生き方、日本でぬくぬくと育ってきた自分の甘さに気づく事ができました。

バングラデシュ研修★聖和大学

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2006/02/27 - 2006/03/10

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#カルチャー体験

yopichiさん

この約2週間の体験は21年間生きてきた中で、一番濃い時間だったと思います。毎日いろんな団体やストリートチルドレンの子ども達を訪ねて、体は疲れてしんどかったけど、心は満たされて、もっと知りたいもっと出合いたい気持ちでいっぱいでした。

★ガイドブックがない国バングラ★

今回の研修は、援助などではなく、ストリートチルドレンの実態、背景などを知りに行く事が目的だったので、旅行に行く気分で参加しました。私は、聖和大学の授業で学んでいたつもりでした。しかし、バングラデシュに行ってみると想像していた国と全く違う世界でした。着いてすぐにストリートチルドレンや手や足がない人、物乞いをしている人達に会って胸が締めつけられたのを今でも覚えています。

★NGO団体の渡辺氏★

今回の研修でずっと疑問だった事の答えが一つわかった気がします。それは、本当の意味での支援とゆうもの。バングラデシュの物価は日本の10分の１。私達日本人にとってみれば、たった500タカ（1000円）をあげるだけでその子は十分な食事ができ、ちょっとの間は幸せになれると思っていました。本当に自己満足だなと恥ずかしくなりました。どうして、困っている子どもや赤ちゃんをかかえたお母さん達にお金をあげてはいけないのだろうか。お金をあげることで、彼ら彼女らの人生を壊してしまうとゆう事など考えた事もありませんでした。エクマットラの渡辺さんは疑問やもどかしさでモヤモヤした気持ちを吹き飛ばしてくれました。渡辺さんの熱意、語っている時のキラキラした表情は、目が話せない程惹きつけられました。あの目力、あの表情、あの熱意愛情だからこそ、子ども達はお兄ちゃんと慕って青空教室に足を運ぶのだろうなと思いました。バングラデシュに行ってみて感じた事は、貧富の差が激しいだけで思っていた程貧しい国ではないとゆうこと。NGOや海外援助が活躍しているけれど、もっとバングラデシュの人達がバングラデシュの人達を支援し、助け合っていけるようになればいいですね。お金ではなく生きていき方の支援、気持ちの支援、意欲の支援。

★村にも行きました★

そして、私がバングラデシュで学んだ事。もちろん、ストリートチルドレンの実態、背景や文化です。けれども、それよりも、バングラデシュに行ったからこそ気づけた事。当たり前に流れてくる電気や安全な水やお湯の有難さ。日本では簡単に捨てる動物の命の重さ。生きるとゆう事。今まで何も考えずに使ってきた時間の長さ。そして何より、2週間一緒に過ごした友達。2週間も一緒にいたら嫌な所の1つや2つは見えてくるはずなのに、皆の優しい所や人間的に尊敬する部分など溢れてくるばかりでした。つっこんだ友達関係を築くのが苦手な私には、本当に良い旅だったと改めて思いました。私にとって研修費25万はとても大きい金額で参加する事も悩みました。けれども、たった25万と思える程私の人生を変えてくれたし、いろんなモノを得れたし、考え方、生き方、日本でぬくぬくと育ってきた自分の甘さに気づく事ができました。