紀伊長島・熊野古道　親孝行の旅

2007/04/13 - 2007/04/14

wifeの両親を連れて近場で温泉旅行に行こうと前から計画をしていたところ、私の父が2007年2月に他界し、母が一人となってしまったので寂しい思いをしているだろうと、まとめて３人を連れて合計５人での珍道中記です。宿泊は、「一度行ってみたいホテル一覧（自分達で勝手に作ったものです）」に名前があがっていた『千年の里ｋｏｄｏホテル季の座』。熊野古道、今回の宿泊ホテルについては、クチコミにも投稿していますので、よかったらそちらもご覧下さい。

エリア 紀北(三重)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー

今回は５人同行のため、我が家の愛車（軽自動車）では乗れないので、レンタカーを借りました。デリカ・Ｄ５の発売記念キャンペーンでＤ５のレンタカー料金が安くなっていました。２日間で約23,000円でした。

今回のルートは・・・京都府南部-(307号線)-信楽-(422号線)-名阪壬生川IC-(名阪国道)-関JCT-(伊勢自動車道)-大台大宮IC-(42号線)-紀伊長島。伊勢自動車道が大台大宮ICまで延長されたので、随分楽になりました。写真は「道の駅あやま」です。

伊勢自動車道・安濃SAで休憩。あと１時間くらいで到着です。

安濃SAではまだ桜が残っていました。

まずは今回の宿「千年の里ｋｏｄｏホテル季の座」に到着。「離れ」タイプを２部屋とりました。ツインベッドのある寝室、６畳の和室、リビング、客室露天風呂、バスルーム、トイレが付いていて、とても広い部屋でした。本館〜離れは歩くと５分位かかりますが、ホテルのマイクロバスで送迎してくれます。

今回の離れの部屋の玄関。314号室＆316号室でした。

ツインベッド。

６畳の和室。

檜の浴槽の客室露天風呂。

別の部屋の客室露天風呂。

客室からみた裏山の景色。桜がチラホラ残っていました。

途中降り始めた雨もあがってまだ時間があったので、熊野古道・ツヅラト峠へ。ツヅラト峠のことはクチコミにも投稿していますので、そちらもご覧下さい。写真は登り口から見た杉並木。

約30分で峠の山頂に到着。wifeの父は途中、落ちていた適当な枝を杖にして登頂できました。

峠の山頂から見た熊野灘の景色、絶景です。

“ツヅラト峠”の名前の由来ともなっているつづら折れの坂道。同じ道を登らないといけないと思うと後がこわい...

反対側の登り口に到着。実際に歩いた時間は80分くらいです。

熊野古道といえばやはり石畳の道です。地味な景色ですが、世界遺産です。

反対側の登り口近くで小さな滝を発見！水は澄んでいて冷たかった！

翌早朝、少し早起きしてホテル隣接のビーチまで散歩しました。前日にホテルの方が言っておられたのですが、野生のニホンザルが降りてくるとのこと。確かに、部屋を出るとたくさんのサルが走り回っていました。

JOECOOLと母のツーショット。

Photo by wife

wifeの父が物思いにふけりながらビーチを歩いています。

Photo by wife

朝食は和食バイキングです。

このホテルの朝食で特筆すべきことは、色々な魚の干物が置いてあって、それを自由に取ってきて食卓の上の炭火（備長炭）で焼いて食べられることです。これが、どの干物も新鮮で絶品の味でした。朝食だけでももう一度食べに来る価値があります。

今日の目的地は、尾鷲の城山公園。ムラサキオンツツジが群生しているとのこと。「ＪＲ賀田駅の近く」としか情報がなくて（ＪＲ尾鷲駅で聞いても詳しくわからず）、ＪＲ賀田駅を目指して行くと、その後は比較的わかりやすかったです。

駐車場から約10分くらい登ると頂上に着きますが、年寄りには少しキツかったようです。

杖を使って坂道を一生懸命に登るJOECOOLの母。

頂上からみた景色は素晴らしい！！

ムラサキオンツツジはミヤマキリシマなどのつつじより早咲きで、４月中旬頃が見頃です。

満開でとてもきれいです。

大きな鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいました。

「種まき権兵衛のふる里」、海山町の道の駅にて。このあと往路と同じ道をたどって一路京都へ。皆さん、お疲れ様でした。