2007/05/04 - 2007/05/05
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kyon2 and ku-さん
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2006/9/10放映・世界ウルルン滞在記
「台湾 古の海の遺伝子 石滬(スーフー)漁に…大東俊介が出会った」の舞台は、澎湖諸島。
番組を見て、行きたい・見たいの気持ちが募り、関東、関西、四国、台北、台南から集合した8名で、ゴールデンウィークに1泊2日の駆け足で旅してきました。
宿に選んだのは、澎湖縣西嶼郷二崁(er-kan)村 民宿『水月館』
http://www.phnet.com.tw/erkan/index.asp
お母さん・蔡美竹さんと息子さん・嘉業くん
そしてワンちゃんなのに「牛」くんのトリオで
経営されています。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- タクシー
PR
-
二崁村は、馬公港から湾をはさんで西側対岸の島「西嶼」の中部東海岸に位置します。
馬公本島とは白沙島を経て橋で結ばれており、車で40分ほど。
清朝順治年間(1644〜1661)に金門から渡った「陳延益」さんが開き、陳氏宗族が代々暮らしてきた「陳家村」聚落です。 -
民宿・水月館は聚落のはずれ、海に面した丘の上に台湾流「村おこし」の一環として一族の祖先を祀る陳氏宗祠とともに建てられました。
典型的な閩南式三合院建築です。 -
馬公空港との間の送迎はこのミニバンで無料で行ってもらえます。
わたしたちはお願いして、1日目の空港着(10:30)から2日目の夕方までチャーターさせてもらいました。 -
可愛くてお利口さんな「牛」くん。
犬好きが揃ったわたしたちのアイドルになりました。
馬公郊外の捨て犬保護センターから養子にきたのだそうです。 -
建物は主棟と副棟に分かれています。
-
部屋は4部屋あり、それぞれWベッド×2台ですので
4人まで宿泊可能でした。
主棟には共用のリビングルームをはさんで2部屋。
正面左手に1部屋。
※この3部屋は共用のトイレ・シャワーブースを利用
正面右手手前にトイレ・シャワー付き1部屋。
まだ観光シーズンが始まったばかりでしたので、運良く貸し切り状態になり、ちょうど8人でしたのでWベッドをひとりずつ占有することができました。 -
部屋の構造は少しずつ異なりますが基本的にはこんな感じです。
-
主棟のリビングルームは約20畳。
全体の共用スペースになっています。
麻のカーペットが心地よかったです。 -
本日の朝食MENU
「焼餅油條」
「杏仁茶」(二崁聚落内のお店特製)
「バナナ」
***宿泊料金は空港送迎&この朝食付きで***
主棟2部屋
1.桂馥房
2.蘭香房
平日:NT2880 假日:NT3600
※中間に共用リビングルームが付いています
副棟(各1部屋)×2
3.芙蓉房 平日:NT2560 假日:NT3200
※1.〜3.は共用のトイレ・シャワールーム利用
4.海潮房 平日:NT2880 假日:NT3600
(専用トイレ・シャワールームが付いています) -
陳氏宗祠 2004年(民國93年)完工
400年近い歴史を持つ二崁聚落ですが、どうも陳氏一族がこのような専用の宗祠を建立したのは初めてなようです。 -
二崁の地は痩せた土地・奥行きの狭い漁港(港から集落までは急峻な坂を登ります)という厳しい環境にあり
、陳氏一族は昔から本島への出稼ぎ・そして二男以下の移住を余儀なくされてきました。古い閩南式民家がこれほどまとまって残っているのは、見方を換えれば新築資金がなかったということな訳で。
'90年代、人口流出と高齢化で廃村の危機にあった二崁陳氏一族は「二崁聚落協進會」を結成して「一家一館計画」による村おこしを企画、計画が行政院文化建設委員會に認められ、補助金を得て村内21棟の傳統古厝を修繕保存して展示施設化を村民一丸となって進めていきました。
2001年には内政部都市計画委員會から「傳統聚落特定區」に指定。
2001年末選出の「台湾歷史建築百景」で、二崁聚落は99番目に入るほどとなりました。
http://udn.com/history100/list.htm -
民宿・水月館は村おこしの補完計画として昨年2006年にOPENしたばかり。
台南出身で澎湖フリークだったお母さん・蔡美竹さんが協進會から経営を請け負っています。
息子さんの沈嘉業くんもお母さんに共鳴して経営参加。少々日本語が話せる嘉業くんは、三ヶ月・名古屋の日本(!)料理店で修行したことがあるそうです。
兵役のときも空軍でコックをしていたという彼は、将来はこの民宿で懐石料理も提供したいという夢を。
台湾にもこちらのような特色ある民宿(というよりペンションか?)が続々OPENして人気が出ています。
ただ、電話またはメールで予約→確認連絡→指定銀行口座へ50%〜全額を振込、というのが原則。
このため日本からの直接予約は難しいのが悩みの種です。
今回は馴染みの、台北にある旅行会社の担当に頼んで電話で予約と立て替えての振込をしてもらいました。
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