2007/04/29 - 2007/04/29
574位(同エリア973件中)
如月堂さん
江南水郷の一つ、同里に行ってきました。
蘇州から日帰りで行ける場所です。
ここは観光地になっていますが、それほど人が多いわけでもなく、水郷の雰囲気が楽しめました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
-
蘇州の宿が南バスターミナル(汽車南站)に近かったのでここで同里行きを探すことに。
・・・うわ。人だらけ。
5月1日の労働節から始まる連休を前に、バスの乗車券を買い求める人であふれています。
並ぶのいやだなあ。ということでタクシーで移動しました。
贅沢? -
タクシーで高速をバンバン走って30分弱で同里に着きました。
代金は85元。1300円ぐらい。
中国にしては高い・・・けど時間をお金で買ったと考えることにしましょう。
バスに乗るまでの手間と乗車時間を考えると1時間程度短縮されたはず。
でも運転手さんもこの辺りは不慣れなようなので、テキトーに降ろしてもらったところ、町外れの方だったようでしばし歩くことに。 -
この地図は同里入場チケットの裏面にあるものですが、この地図の右下、小川橋というところのずっと東に降りたようで、そこからずんずん歩いて、地図中央の票とある場所=同里古鎮チケット売り場に向かいました。
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小川橋という辺りにはこんな感じの場所が。
どうも古鎮の由緒ある観光エリアとは別に、新しく有料観光スポットを作ったようです。
まあ今回は古鎮を見に行くのでスルー。 -
先ほどの地図で中川南路のあたりはこのように昔の町並み風のエリアです。ここを北上。
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ここはチケットを買ってすぐの中川橋。
チケットは古鎮入場のほか観光スポット数箇所がセットのものが80元とのこと。
チケット売り場に入ってお金を用意していると「・・・80元!・・・50元!」と言いながらチケット片手に近寄るおじさんがいます。
売り場の人かと思い「80元」と言いながら100元札を渡すと、このおじさんは窓口に行って50元2枚に両替し一枚を返してくれました。
・・・あれ?
あ、、ダフ屋?80元のチケットを50元で売るということだったのか?
チケットは本物のようで、検札で一瞬不審がられたような気もしますが、無事通れました。
チケット売り場にダフ屋がいるとは・・・さすが中国。 -
中川橋を渡ると輪タクが一杯いて盛んに客引きをしてきますが、無視。歩きで十分な広さの町です。
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運河の側にはカフェ風にパラソルがあります。
お茶や食事ができるようです。
(メニューは中国茶と中華料理) -
茶館もあります。いい雰囲気の建物。
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街中の広場に舞台があり、何やら寸劇をやっていました。
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これはレストランか何かの建物が渡り廊下になっているようです。
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この左の建物はホテルみたいです。
泊まってみたいところですが、蘇州に宿があるので今回はパス。 -
さて、町並みを眺めたあと、退思園という庭園に行きました。ここは世界遺産に登録されており有名観光スポットです。
清末の光緒年代(1885年-1887年)に作られた庭園。
西太后の頃ですね。西欧諸国と戦争しては負けていた時期。
ネットで調べるとこの庭園を造った任蘭生という人は何かの理由で官職を解任され、そのまま故郷の同里に隠遁したようです。内憂外患の時期に政局に関わることを避けて、隠居生活に入ったというところでしょうか。 -
このあたりの内宅という場所が居住エリアで、向こうに庭園があります。
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庭園。
建物が池に浮かぶかのように建てられているのがここの特徴だそうです。
雨が降ってきましたが新緑が鮮やか。 -
池を見下ろす場所の楼閣から反対の天橋という建物を見る。
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さて、退思園のほかにも80元チケットで入れる名所が幾つかあります。
ここは古風園というところ。 -
ここには博物館があります。
といっても、ごく小さい規模のものですが。
これは清代の陶磁器のコレクション。
奥の壁の棚が気に入りました。 -
古風園を出て、明清街入り口に。
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嘉萌堂。
民国時代の邸宅だそうです。入り口の彫刻がいい感じ。
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