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4月の半頃、天気がはっきりしない日が続いた中、鹿沼市北部から旧今市市へと足をのばすと、そこには日本の面影を色濃く残す風景が広がっていたのでした。<br /><br />

野仏・神社 日光市(鹿沼~旧今市)周辺

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2007/04/15 - 2007/04/15

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前日光

前日光さん

4月の半頃、天気がはっきりしない日が続いた中、鹿沼市北部から旧今市市へと足をのばすと、そこには日本の面影を色濃く残す風景が広がっていたのでした。

  • 鹿沼市を北上すると、旧今市市(現日光市)長畑地区に入ります。長閑な田園地帯には、このような大谷石(おおやいし)の蔵が散在します。<br />もちろんここだけではなく、栃木県内に多く見られるものです。

    鹿沼市を北上すると、旧今市市(現日光市)長畑地区に入ります。長閑な田園地帯には、このような大谷石(おおやいし)の蔵が散在します。
    もちろんここだけではなく、栃木県内に多く見られるものです。

  • 窓枠のデザインが、けっこう格調高く感じられたので写してみました。

    窓枠のデザインが、けっこう格調高く感じられたので写してみました。

  • 普通は、こんな感じのシンプルなものが多いのです。

    普通は、こんな感じのシンプルなものが多いのです。

  • さらに北上した所には、このような石仏が道野辺に佇んでいました。<br />この写真の右側を普通に車が走っているのですが、その喧噪とは無関係にこのように石仏が立ち並び、なんともいえない風情を醸し出していました。

    さらに北上した所には、このような石仏が道野辺に佇んでいました。
    この写真の右側を普通に車が走っているのですが、その喧噪とは無関係にこのように石仏が立ち並び、なんともいえない風情を醸し出していました。

  • 中には、このような双体道祖神もありました。<br />安曇野みたいですよね。

    中には、このような双体道祖神もありました。
    安曇野みたいですよね。

  • 先ほどの石仏のすぐ先を左折すると、行き止まりになっていて、今は廃屋と思われる家の庭先に、氏神を祀った祠が置き去りになっていました。<br />庭にはきれいな花も咲いていて、見る人もないのに健気なものでした。

    先ほどの石仏のすぐ先を左折すると、行き止まりになっていて、今は廃屋と思われる家の庭先に、氏神を祀った祠が置き去りになっていました。
    庭にはきれいな花も咲いていて、見る人もないのに健気なものでした。

  • その周辺の風景です。<br />まだ新緑には間がある色調ですが、桜はピークを過ぎた感じでした。<br />平家の落人が住み着きそうな山間の集落といった風情です。<br />この数百メートル先には、車が走っているのですが。

    その周辺の風景です。
    まだ新緑には間がある色調ですが、桜はピークを過ぎた感じでした。
    平家の落人が住み着きそうな山間の集落といった風情です。
    この数百メートル先には、車が走っているのですが。

  • 再び鹿沼市の方に戻る途中、「大宮神社」という標識に導かれて辿り着いた所には、このような真新しい鳥居がありました。

    再び鹿沼市の方に戻る途中、「大宮神社」という標識に導かれて辿り着いた所には、このような真新しい鳥居がありました。

  • この狛犬は、平成18年地元の人々によって新しくなったもののようです。<br />もしかしたら今まで無かったのかもしれませんね。

    この狛犬は、平成18年地元の人々によって新しくなったもののようです。
    もしかしたら今まで無かったのかもしれませんね。

  • これは古いものらしく、江戸時代の年号が記されていました。

    これは古いものらしく、江戸時代の年号が記されていました。

  • この神社のご神体は、神社裏側にある「太郎杉」で、推定樹齢510年、またこの神社は宝亀4年(773)1月13日開基とありました。

    この神社のご神体は、神社裏側にある「太郎杉」で、推定樹齢510年、またこの神社は宝亀4年(773)1月13日開基とありました。

  • 真新しい神社の裏側にあった、小さな祠です。<br />これは古めかしい感じがしました。

    真新しい神社の裏側にあった、小さな祠です。
    これは古めかしい感じがしました。

  • 祠の中の恵比寿様が、いいお顔をされていたのでアップにしてみました。

    祠の中の恵比寿様が、いいお顔をされていたのでアップにしてみました。

  • この辺り一体に繁茂していた、白い可憐な花です。<br />残念ながら名前はわかりません。

    この辺り一体に繁茂していた、白い可憐な花です。
    残念ながら名前はわかりません。

  • 木と木の間に見える小さな鳥居は、あの古い祠のためのもので、これが太郎杉を祀った今までのものだったのかもしれません。

    木と木の間に見える小さな鳥居は、あの古い祠のためのもので、これが太郎杉を祀った今までのものだったのかもしれません。

  • 大宮神社を出た所の風景です。<br />私たちがこの神社を訪れていた15分ほどの間、ただの1台も車が通りませんでした!<br />幹線道路から、ほんの少し入っただけなのに・・・

    大宮神社を出た所の風景です。
    私たちがこの神社を訪れていた15分ほどの間、ただの1台も車が通りませんでした!
    幹線道路から、ほんの少し入っただけなのに・・・

  • 上の写真の道から振り返って、大宮神社の全景を撮ってみました。<br />昔懐かしい鎮守の森の風景だと思いませんか?

    上の写真の道から振り返って、大宮神社の全景を撮ってみました。
    昔懐かしい鎮守の森の風景だと思いませんか?

  • さきほどの道をほんの少し行ったところに、今度はまたも桜とお堂がありました。

    さきほどの道をほんの少し行ったところに、今度はまたも桜とお堂がありました。

  • このお堂に妙に惹かれ、近づいてみると中には仏像が置かれているのですが、鍵がかかっていて開かないようになっていました。

    このお堂に妙に惹かれ、近づいてみると中には仏像が置かれているのですが、鍵がかかっていて開かないようになっていました。

  • お堂の外にも、このような愛らしい石仏が半分まどろんだような表情で座っていて、なんてステキなんだろう(~o~)と思いました。

    お堂の外にも、このような愛らしい石仏が半分まどろんだような表情で座っていて、なんてステキなんだろう(~o~)と思いました。

  • また「二十三夜」の碑もありました。<br />かつてこの辺りで、「二十三夜」の信仰があったのでしょうね。

    また「二十三夜」の碑もありました。
    かつてこの辺りで、「二十三夜」の信仰があったのでしょうね。

  • 石仏の傍の椿です。珍しくくすんだり枯れたりしていない、きれいなものでした。

    石仏の傍の椿です。珍しくくすんだり枯れたりしていない、きれいなものでした。

  • ダメ元で、お堂のガラス戸にカメラをピッタリつけて撮ってみたら、けっこう中の様子がはっきり写りました。

    ダメ元で、お堂のガラス戸にカメラをピッタリつけて撮ってみたら、けっこう中の様子がはっきり写りました。

  • このお堂の近くの家の軒先に、今では珍しくなった「まき」がこのようにうず高く積み上げてありました。<br />まきストーブでも使用しているのでしょうか?!

    このお堂の近くの家の軒先に、今では珍しくなった「まき」がこのようにうず高く積み上げてありました。
    まきストーブでも使用しているのでしょうか?!

  • これは鹿沼市北部の田園風景ですが、鯉のぼりが泳ぎ、桜を始めとする赤や黄の花があまりにマッチしていたので、思わず写したものです。<br />それにしても鯉のぼりって、日本のものとしては珍しく大きくて、外から見てはっきりとわかるものですよね?<br />日本の文化って、なんとなくお雛様のように小さくて繊細でひっそりしているというイメージですが、鯉のぼりばかりは、春の大空をゆうゆうと泳いでいてスケールの大きさを感じさせます。<br />もともと中国の故事から飾られるようになったのに、今や日本の風景を代表するものになっているというのも、おもしろいものですね。

    これは鹿沼市北部の田園風景ですが、鯉のぼりが泳ぎ、桜を始めとする赤や黄の花があまりにマッチしていたので、思わず写したものです。
    それにしても鯉のぼりって、日本のものとしては珍しく大きくて、外から見てはっきりとわかるものですよね?
    日本の文化って、なんとなくお雛様のように小さくて繊細でひっそりしているというイメージですが、鯉のぼりばかりは、春の大空をゆうゆうと泳いでいてスケールの大きさを感じさせます。
    もともと中国の故事から飾られるようになったのに、今や日本の風景を代表するものになっているというのも、おもしろいものですね。

  • この鯉のぼりの近くに、「厳島神社」がありました。<br />これはその境内に咲いていた「しゃくなげ」の花です。<br />こんなに早く咲いていて、こんなに真っ赤なしゃくなげというのも見たことがありません。

    この鯉のぼりの近くに、「厳島神社」がありました。
    これはその境内に咲いていた「しゃくなげ」の花です。
    こんなに早く咲いていて、こんなに真っ赤なしゃくなげというのも見たことがありません。

  • この神社は文明6年(1474)、日光山神領の神社として創建され、創建やその後の再建時の棟札(4札)が保存されており、歴史研究家の興味の対象となっているようです。<br />ちなみに棟札とは、建物の棟上げの際に、建物名・施主・施工者・年月日・工事の由緒などを記して棟に取り付けられる板札のことです。<br />現在のこの社殿は、嘉永6年(1853)の棟札が残っているので、同年の再建ということです。<br />

    この神社は文明6年(1474)、日光山神領の神社として創建され、創建やその後の再建時の棟札(4札)が保存されており、歴史研究家の興味の対象となっているようです。
    ちなみに棟札とは、建物の棟上げの際に、建物名・施主・施工者・年月日・工事の由緒などを記して棟に取り付けられる板札のことです。
    現在のこの社殿は、嘉永6年(1853)の棟札が残っているので、同年の再建ということです。

  • 狛犬も、苔むしていて古めかしい感じが漂っています。

    狛犬も、苔むしていて古めかしい感じが漂っています。

  • 大宮神社の真新しい狛犬とは、好対照です。<br />

    大宮神社の真新しい狛犬とは、好対照です。

  • この神社のすぐ傍に、1本の色鮮やかな桃の花が咲いていました。<br />桃の花越しに、さっきの鯉のぼりが見えます。<br />元画像にしていただくと、よりはっきりわかります。

    この神社のすぐ傍に、1本の色鮮やかな桃の花が咲いていました。
    桃の花越しに、さっきの鯉のぼりが見えます。
    元画像にしていただくと、よりはっきりわかります。

  • 桃の花のアップです。<br />桜とはまた違った美しさが感じられます。

    桃の花のアップです。
    桜とはまた違った美しさが感じられます。

  • さらに南下してくると、今度は道のほとりに「熊野神社」がありました。<br />この神社も、地元の人が大切に祀っているという感じが伝わってくような所でした。

    さらに南下してくると、今度は道のほとりに「熊野神社」がありました。
    この神社も、地元の人が大切に祀っているという感じが伝わってくような所でした。

  • <br />この神社は、この地方が度々水害に遭ったために、それを鎮めようとしてこの社を祀ったと、どこかで聞いたような気がします。<br />きちんと整備が行き届いていて、地元の人々の心が伝わってくるような神社でした。<br /><br />少し足をのばすと、身近な所にステキな風景がたくさんあって、おもしろくて楽しいことだと思った春の1日でした。


    この神社は、この地方が度々水害に遭ったために、それを鎮めようとしてこの社を祀ったと、どこかで聞いたような気がします。
    きちんと整備が行き届いていて、地元の人々の心が伝わってくるような神社でした。

    少し足をのばすと、身近な所にステキな風景がたくさんあって、おもしろくて楽しいことだと思った春の1日でした。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • 旅猫さん 2007/05/01 09:02:27
    長閑でいいですね。
    前日光さん、こんにちは。

    鹿沼の近くも、結構長閑なんですね。
    野仏や鄙びたお堂、鎮守の森など、心安らぐ風景がいっぱいで。
    日本の里山の風景は落ち着きますね。

    旅猫

    前日光

    前日光さん からの返信 2007/05/01 22:43:41
    RE: 長閑でいいですね。
    旅猫さん、こんばんは!
    コメントありがとうございます。
    この旅行記を始めて、改めて郷土の良さを見つめ直すことが
    できたように思います。
    身近なものの良さを感じるようになったということは
    トシのせいですかね(^_-)

    でも、よさに気づいてよかったと思うのですが・・・

  • 義臣さん 2007/04/30 17:33:53
    花木センター
    鹿沼といえば
    花木センターくらいしか知らないのですが。
    前日光さんは何気ない風景を写真やコメントで綺麗にまとめてますね。
    一票です。

        義臣

    前日光

    前日光さん からの返信 2007/04/30 22:00:29
    RE: 花木センター
    投票&コメントありがとうございます!

    鹿沼のイメージは、鹿沼土と花木センター、というのは客観的に見て、そうなんだろうなぁと思います。

    でも面積が広いので奥も深く、住んでみますとなかなか味わいもあるんですよ。

    これからも、鹿沼のいろいろな顔を紹介したいと思います。
    義臣さんもますますいろいろな東京の顔を見せてくださいね!

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