今日のリーズ、昨日のヨーク

2007/02/26 - 2007/02/28

リーズにある Leeds College of Art and Design の見学をかねて、イングランド北部の町・リーズとヨークへ。
　
電車で30分ほどの隣り合った町なのに、雰囲気はまるで正反対。
リーズは店も人も多い近代都市、
ヨークは古い町並みがカンタベリーによく似た古都。

エリア ヨーク(イギリス)

Leeds College of Art and Design は駅から20分ほど歩いたところにある。
建物はたぶん建て替えてすぐなんだろうと思う。どこもきれいでセンスのいい感じ。
全体説明をシアターで聞いたあと、それぞれのコースに分かれて詳しい説明。あたしの希望コースのPhotographyは、シティセンター（繁華街）にある別の校舎にスタジオがあるのでそちらへてくてく歩いて移動。
Photoスタジオ設備のよさに感動したー！
なんだあの広い暗室は！！
友達が聞いたFashionコースも設備がめっちゃよかったそうで。
しかし寮費が高いねー…

見学が終わった後、まだ明るいうちにリーズの街をぶらぶら。
ほんと大きい町。シティセンターも店いっぱいあるし。
Town Hall （写真）まで歩いたら日が暮れてきたので、店を冷やかしつつ駅へ向かう。

街を歩いてたら、おしゃれな屋根のついた小路を発見。
細かい裏路地大好きなあたしは迷わず飛び込む。
こういう屋根つきの小路はシティセンターにいくつかあって、Archadeって呼ぶらしい。パリのPassageによく似てる。
小路の両側はこれまたおしゃれな小さい店が肩を寄せ合ってる。
個人経営の店よりはブランドショップやチェーン店のほうが多かったかな。

めちゃめちゃ高級そうなレストランの入り口。
レストランの建物自体が反射する鏡みたいなガラス張りになってて、向かいに建ってる古い建物が映りこんでる。
新旧の融合。

ヨークまで電車で移動。
宿に荷物を置いて一服してから、夜のヨークミンスター（大聖堂）を見に行く。
聖堂の周辺でゴーストツアー（怪談話を聞くツアー？）の団体をいくつか見かけた。確かにそういう何かでそうな雰囲気ある。
ライトアップが薄暗いせいもある。たぶんわざとだろうなぁ。

朝からあいにくの雨。
ミンスターの中を見学。
無料のガイドツアー（英語）に参加したんだけど、このガイドのおじさんがしゃべるしゃべる。あたしは寝不足なせいもあってほとんど聞いてなかった　笑
Chapter Houseていうステンドグラスに囲まれた丸い部屋でぼーっとしてた。この部屋の雰囲気がめっちゃ落ち着いてて、好き。

Chapter Houseの床の文様。
この交差した鍵がヨークでは何か重要な意味を持ってるらしい。説明聞いてないからよく知らないけど。

ミンスターの塔に登る。
階段が狭くて一方通行になってるから、登った人が降りてくるまで待ってなきゃならない。15分に一回。

途中3分の1くらい登ったあたり。
これからがしんどい。

ようやく登りきって荒い息でぜーぜー言ってると、先に上に着いたイギリス人のおっちゃんが「お、おい大丈夫か？？」と聞いてきた。全然大丈夫じゃなさそうに「もう全然オッケーっす」と答えておいた。

止んだと思った雨がまた降り出したり、強風が吹いたり。
でも景色はまあまあ。晴れてるときはずーっと向こうまで見渡せてステキなんだろーなぁ。

ストーンゲートにあるお店・Pyramid GALLERY。
いろんなアーティストの作品をおいて売ってる。個性的でかわいいアクセサリーや、おもしろい絵がいっぱい飾ってあってカンタベリーにもこういう場所があればいいのに、と思った。

老舗ティールーム・Betty'sのショップ。
イースター前なので、売ってるお菓子はみんなイースターにちなんでウサギやタマゴの形をしてる。
かなり凝ってるんだぁ。
あたしもハウスメイトへのお土産にタマゴチョコの詰め合わせを購入。

ヨーク市街をぐるりと取り巻く城壁。
雨が上がったのでてくてく歩いてみる。

振り返ると、大聖堂が違和感なく同居してる町並みが。

帰りのコーチ（長距離バス）に乗るため、再びリーズに戻ってきた。
昨日ちらっと見かけたマーケットをのぞいてみたら、もう閉まっていた。客も売り子もいない市場。
ここもArchadeとよく似たおしゃれな屋根がついてた。
　
慌ただしい2日間は、ここでおしまい。