2001/12/30 - 2002/01/06
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bloom3476さん
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-- ニュージーランド・Waiheke島の夏 –
【期間】2001年12月30日〜2002年1月6日
【略号】日本航空(JL) ニュージーランド航空 (NZ)カンタス航空(QF)タイ航空(TG)成田(NRT) オークランド(AKL)シドニー(SYD)
【行程】
12/30(日) NZ90 成田18:30---08:55+1 AKL
Terminal 11:00—11:40 Waiheke
1/2(水) Waiheke 11:00—11:40 Terminal
1/3(木) TG992 AKL 14:30—15:50 SYD
1/6(日) JL772 SYD 10:30---18:05 成田
【費用】
? (SYD—NRT–MXP//MXP—) NRT—SYD
@4100AU$ JL/C AU発EU周遊運賃復路
? AKL—SYD @NZ$250/C TG事前割引
? SYD—NRT (–FRA//MXP—NRT-SYD)
@4500AU$ JL/C AU発EU周遊運賃往路
【宿泊費】
B&B TWIN GABLES @NZ$90
Ascot Metropolis Somerset @US$142
Furama Darling Sydney @AU$145
ここ15年ほど、私は大晦日の休日をニュージーランドの各地で過ごして来ている。 そんな私にとって、♪♪「夏が来れば思い出す~遥かな、、♪オゼ〜」、、は「夏が来れば♪オセアニア」となる。
成田からの冬の外套を脱いで、ポロシャツ1枚で、オークランドの空港に降り立った時、なぜかこの歌を口ずさんで、その年、2度目の夏を迎えられる贅沢を感じている。
今年もまた、その夏を迎えようとしているが、去年訪れた、小さな島の思い出、、あの夕日が美しく、緑濃い魔法の島について少し書いてみようと思う。
The World Atras of Wine
私の世界地図は、好奇心が増える度に、その細密度を増して行く。 フェルメール巡礼をしていた時、世界は37箇所のピンポイントでしかなかった。ユネスコの世界遺産を探求している現在、訪れるべき聖地はどんどん秘境の地に遠のいている。ダイバーの視点になれば陸地の何倍にもなる大海原にデスティネーションへの夢は膨らむばかりだ。
最近、そんな私の好奇心にまた火を放つ興味が増えた。 ワインである。 よくその土地の美味しさはその土地で採れた物を、その土地の酒で味わうのが一番と言われている。ブランド品の銘酒に高い対価を払うよりも、その土地の食べ物と、それを引き立てる地酒とのコンビ「味覚の幸福な結婚」を見つけにいく、、、そんな旅の愉しみを知るようになった。
その旅先人となったのが、ヒュー・ジョンソンとジャンシス・ロビンソンが上辞した「地図で見る世界のワインThe World Atras of Wine 」だった。
この大判の地図はまさしく「味覚の黄金」が眠る在りかを記した魔法の地図のようだ。 観光ガイドなどにも載っていない寒村の丘陵に「ワインの王」が採れる村が熱くマークアップされていたり、その土地に、何故その美酒が産まれるに至ったかの歴史まで、つまびらかに記している。 その地図を捲っていた時、旅馴れていたニュージーランド、それもオークランドの目と鼻の先のハウラキ湾に著者の熱い視線で語られている小さな島を発見した。 島の名前は Waiheke 、フェリーに乗れば1時間足らずでたどり着ける島に、今、世界が注目するワインの醸造家がいるという。
今年は、そのワインに酔って、年越しの夢でもみるかな、、と考えて、12月30日、私達は南半球へ
夏を求めて、旅発った。
Waiheke島へ
オークランド空港に着き、まっすぐにFullersのフェリーターミナルに向い、大きな水中翼船に乗ってわずか40分あまりで、その島に着いた。
ここはハウラキ湾に浮かぶ島々の中でも2番目に大きい。 古くからオークランドに住む人達にとってマジカルアイランドと呼ばれ、憧れの住処らしい。
人口はおよそ7千人位だが、その大半は島の西部に住み、東側には手付かずの原生林が残っている。
マオリ語でWaiheke: 段々滝を流れる水 との由来を持つように、島内には鮮やかな緑の森の中、湧き水が流れていた。 港に着いてミニ公共バスで予約していたB&Bの近くまで送って貰った。停留所は大まかで、「あそこの家に泊まってるんですが、、」でそこまで送ってくれるシステムだ。
予約したTWIN GABLESは見晴らしの良い高台にあり、ベランダに出ると270度(正面もサイドも)海が望める絶景のB&Bだった。年末は1年で最も混む季節、3ヶ月前から、どこも満員で断られていたが、観光案内所の人が丹念に捜してくれて、キャンセルの出た、このB&Bの一部屋を押さえてくれていたのだ。
STONY RIDGE
宿からヒッチハイクをして、伝説のワイナリーに向った。そのワイナリーはストーニーリッジといい、ステファン・ホワイトさんによって1982年にこの島に創設された。彼の作るボルドースタイルの赤ワインLaroseは、ワイナリー創設後数年でNZトップとなり、5年後には世界のトップワイン入りを果した。Laroseは、品質を保つため最多でも年間1,000ケースしか製造されないNZ国内でも貴重なワインの為、ワイナリー卸の直値でもNZ$125もする高値にも拘らず、海外からの直接取引きで大半がはけてしまうらしい。そこで真っ当な値段で飲むには、この島までやってくるしかないのだ。
ワイナリーに付属したレストランでは年越しのランチを美酒と共に味わおうというオークランダー達が列を成していた。 メールにて事前に予約をしていた私達はすぐに葡萄畑を前にしたテーブルに通された。Menuを見るとNキッドマンの美容食(カロリー抑え目)Rクロウのマッチョ食(スペアリブ入りサラダ)とかオセアニア出身のスター達の名前を冠した献立が並んでいて、それがいかにも、、の内容なのが洒落ている。お目当てのLaroseを頼んだ。
緑の畑が写るグラスの中に、紫がかった深紅色のワインが注がれた。鼻に近づけると熟しきった黒スグリやプラムの香り。口に含むと、ベルベットのように滑らかで驚くほど厚みのあるワインだった。
目の前に広がる葡萄畑では、子供たちが明るい歓声を上げながら遊んでいた。 夏の陽を浴びて、私の2001年の大晦日は呉れていった。
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